１１月３０日（水）

11月に出来上がったバーニーズ専用シャンプーはすごい！洗っていると毛がしなやかになり、なめらかでフワフワし柔らかくなる♪乾かすとツヤツヤになる。何日経っても輝いている（ウフ）
ナナは1歳過ぎて弊社に来た。来た時は、毛に便がついていて針金のような剛毛だった。まるで野良犬・・・。
ずいぶん昔、検疫所で8桁もするアメリカ出身のバーニーズが逃げた。オーナーはブリーダーではなく個人の人だったが、新聞広告を出しポスターを町中に貼ったが見つからない。近所の人たちも大騒ぎで探してくれた。10日過ぎて、近所のおばあちゃんから「この写真の犬はいないが、10日前から生ごみを食べに大きな野良犬が来る。」という話があった。写真は黒光りしているバーニーズだったが、汚れると黒い毛も白い毛も茶色もすべて灰色になる。言われた時間に行くと灰色1色の大型犬が生ごみを無心に食べている。あわてて捕獲して事なきを得たが、バーニーズは汚れると本当に汚いわんこになる。
ナナももう少しで灰色になる状態で来た。申し訳なさそうに私たちを見ている。体はガリガリで撫でると背骨の1本1本が手に当たって痛い。
シャンプーを根性でしたが、一応黒ぽっくなった位で輝きもない。洗ったからねていた毛は立ち上がり、まるでハリネズミのようになった。毛が当たると刺さるように堅かった。毎週洗って、食べるだけ食べさせて1ヶ月経つととても柔らかい毛になった。直毛だから癖毛の子より汚れやすいし、汚れると汚れが取れにくいのは持って生まれたものでしょうがない。
食べさせるだけ食べさせた癖が抜けず、ついに肥満になってしまった。

１１月２９日（火）

時々
焼津に向かう。東名の集中工事が始まっているのは知っていたが、インターチェンジの渋滞情報は『４ｋｍ１５分』と出ていたので、躊躇せず乗った。しかし袋井の手前で止まった。車線規制しているだけで片方は、動いているはずだが、全く動かない。１６時に約束をしているため余裕を持って弊社を１４時３０分に出た。浜松西インターで１４時４５分。遅れるはずがないと思っていた。１０分経っても動かない。カーナビの渋滞情報を見ると渋滞マークが６ｋｍ続いている。ノロノロと動き始めた時は１５分以上も経っていた。袋井まで４ｋｍの道のりを１時間３０分もかかった。途中で連絡を入れるが、到着時刻の予想がつかない。
快適に走ったのは、牧の原までで、その後吉田までまた渋滞にはまった。結局到着したのは、約束時間をとっくに過ぎ、４時間以上かかった。
年末調整で道路工事するのは勘弁して欲しい。ムダに予算を使い切る工事だったら税金を安くしてくれ～

１１月２８日（月）

わんこのアトピーのことをブログに書いたらたくさんのメールが来た。
青島は時間が取れないためこちらに詳細を載せることにした。
わんこのアトピーは離乳の時が原因と考えている。離乳の時は母乳以外の消化ができない。その時に消化できる母乳に近い食事から始めているとアトピーは起こっていない。生後3週間（母親が子犬を離すそぶりを見せた頃）、離乳を始め、最初はお粥を与え、次の日の排便を観察し、正常だったら2回おかゆを与え、同じ状態の便であれば、４日目から水煮したササミを細かく砕いて加える。この時、もちろん母犬の母乳も飲んでいる…この後3週間かけてドライフードを食べることができるように少しずつ食品を増やしていくのだが、
今、アトピーになってしまっていたらどうするか？
腸で便が作られるときに多くの毒素をその中に含め排泄されていれば皮膚には出ないが、正常に毒素が排泄されず、排泄されなかった毒素が皮膚に出てしまう症状のことをアトピーと言うらしい。そこで、まずは、腸の中にあるヒダ（絨毛）まできれいにする。1日わんこを絶食し、‘本葛’を食べさせ、ヒダについている汚れを取る。腸の全玉菌を増やすため天彌サラサを飲ませる。
葛には何種類もあって購入する場合、原材料を確認して‘葛１００％’の物にする。ジャガイモの葛を食べると逆に腸を汚すので、アトピーはひどくなる。
その後は離乳と一緒でおかゆを煮て与える。年齢換算数×現在の体重換算数で量を決める。
＊年齢換算数
生後５ヶ月以内『２．０』　生後11ヶ月以内『１．５』　２歳未満『１．２』　６歳未満『１．０』　６歳以上『０．８』

＊体重換算数
１５ｋｇ『１．３６』１７ｋｇ『１．４９』１９ｋｇ『１．６２』２１ｋｇ『１．７４』２３ｋｇ『１．８７』２４ｋｇ『１．９３』２５ｋｇ『１．９９』２６ｋｇ『２．０５』２７ｋｇ『２．１１』２８ｋｇ『２．１６』２９ｋｇ『２．２２』３０ｋｇ『２．２８』３５ｋｇ『２．５６』４０ｋｇ『２．８３』４５ｋｇ『３．０９』５０ｋｇ『３．３４』５５ｋｇ『３．５９』６０ｋｇ『３．８３』６５ｋｇ『４．０７』７０ｋｇ『４．３０』

たとえば２歳の５０ｋｇの子であれば、葛は、１．２×３．３４×大匙１杯＝４．００８杯の葛を水２００ｃｃで掻き混ぜながら透明になるまで弱火で煮て、少し肉汁を入れ匂いをつけ、与える。向こう側が透き通るくらい煮るには、約１時間位かかる。煮足りないと腸壁を傷つけるので、根性でかき回す。今までの食事回数が２回、３回であっても１回でこの量を与える。
耳の中の赤みがひどく、肉球も腫れ上がっている場合は、２日目も葛のみにする。
その間、水は飲みたいだけ飲めるようにする。
３日目は、離乳のときと同じようにお粥を作る。量は１日１５０ｇ×年齢換算数×体重換算数のご飯を用意して、水で煮るだけ。白米は玄米より腸を汚すと言われているのでできれば玄米のほうが良い。４日目は、（玄米１５０ｇ、大根３０ｇ、人参２５ｇ、蒟蒻５０ｇ、塩抜き煮干５０ｇ、乾燥わかめ５ｇ、すりごま７ｇ、黄な粉１０ｇ、ゴマ油５ｇ）×年齢換算数×体重換算数で量を出し、ジューサーで粉砕してから全部鍋に入れて２０分煮て出来上がり。（かなり量が多いのでびっくり）この食事を朝は全体量の２/３夜は１/３の割合で分けて２回で与えます。冷めてから与えます。５日目も同じです。今まで赤かったところが引いてきたら６日目には、生鮭５０ｇ、牛肉５０ｇ、鶏肉５０ｇ、羊肉５０ｇ、馬肉５０ｇ、かぼちゃ３０ｇ、ブロッコリー３０ｇ、はと麦８０ｇ、キャベツ２０ｇなどの中から１～２品選んで４日目の食事の中にプラスする。２週間以内に１度赤味が引いて再度赤味が出たら好転反応の可能性があるので、そのまま同じ食事でかまわないが、いつまでも赤いところが引かない場合は、再度葛の日を１～２日行う。個人差もあるので相談はエリン舎相談窓口まで～

１１月２７日（日）

今日は巴山さんがオルフェを迎えにいらっしゃった。
物腰の柔らかいお洒落ですてきなご夫妻だ。オルフェは喜んでご夫妻の口を舐めた。
ご夫妻も「大きいなぁ～かわいいなぁ～」と何度も言ってくれた。

仔犬の引渡しする時に「寂しくないか？」と聞かれる。
神様からの暖かい心ある子供としてこの世に生まれ、お預かりして育てさせてもらい、生まれたときから『新しい飼い主さんの下で幸せになれ』と毎日言いながら育てさせていただいているせいか、お渡しする時はホッとする。弊社に残す子は、多頭飼いになるのでかわいそうだと思う。
ミルクの匂いをさせ、小さな生命がガメラのように這い、見えない目で母親のお乳を探し、吸い付く姿に癒され、歩けるようになるとぬいぐるみが何頭も動いているように見え、寒いときは何頭も集まって‘バニ団子’を作り、暑いときは堂々と‘臍天’で寝て、また癒される。今回の子達の幸せも心から祈っている。
ご予約の方に体が落ち着く来月１日に『詳細メール』を送ろうと思う。

１１月２６日（土）

華が赤ちゃんを産んだ。３０日の予定日だったが初産のため４日も早いお産だったが、どの子も大きく４７５ｇ以上あった。華は、ＯＢとファンキーの子で２歳半のサンノスケとエリマと同体の子だ。
今年のお産はこれで終わりになる。
今年の出産は７８頭だった。予定の１００頭に２２頭も少なかった。
予定に満たなかったのは、交配を避けてしまったからだ。
今日、交配予定の子がいたが、出血が多く、コアグラも多いため避けることにした。
親犬になるためには５ヶ月前から食事を換えて備えるが、交配時の子のちょっとでも体調が悪いと思えると次回にしてしまう。
ヒートが来ている子が４頭もいるのに交配した子は、１頭。
お待ちになっている方に申し訳ないと思うが、健康第１で、長生きしてもらうことが大切だと思っている。
ただ予定を守るためには、守りの姿勢を崩す必要があるのかもしれないとも思う。

１１月２５日（金）

ブログを岩倉が書くと、その洞察力には感心する。『よく特徴をつかんでいる』と感心もするが、『乙女？心のわからない奴！』と腹の立つこともある。スタッフ同士で裏表なく兄弟のように思ったことを口にするから言い過ぎて、ケンカすることがたびたびある。そんなとき彼らは『また始まったか』という顔をしてのんびりと昼寝を続ける。
今日も独身同士の岩倉と私に「ご夫婦ですか？どういうご関係ですか？」と聞かれた。青島は何を誤解されてもあまり気にしない。「ご夫婦ですか？」と聞かれると「はい」と笑って嘘を言う。しかし私は違う。どういうご関係も何もない。岩倉は手先が器用で何でもこなす。料理もうまい。情報通で話題も豊富。カリスマ性がある。一度みたら忘れられない個性。ワンコたちからもボスとあがめられ一目おかれている存在。周りに人も犬も寄ってくるとすごい奴だと思うが、私にも選ぶ権利がある。兄弟のようであって夫婦のようではない。バーニーズが好きでよりスタンダードに近いバーニーズを世に出したいという想いだけでつながっていると必死に否定すると尚更おかしいと思われるらしい。
持って生まれた性格でお客様に対しても裏表なく話をしてしまい誤解される。青島は『考えないで物を言っている私たちが悪い』と言いながら『それが私たちの良い所！』と言って直す気は全くない。お客様に対しても良いバーニーズを作る同志だと思っているから正直に話をする。仔犬成長写真やメールを楽しみにし、里帰りを指折り数え、成長を記録し今後に役に立たせている。今日いらっしゃった見学者もきっと誤解して帰られたと思う。
１度は「どんな人が理想？」と聞かれたい。バーニーズを予約している人は残念ながら独身者がいない・・・誰か、私に『バーニーズの大好きな独身者～紹介して～』と叫びたくなる。
早く岩倉も結婚せい！

１１月２４日（木）

携帯はよく壊れる。１歳未満のいたずらさかりの彼らに破壊されてしまうことも多々あるが、なぜか購入して半年で電池がつかなくなる。１台壊れた時は気にしなかったが、さすが２桁となるとドコモ店でも顔を覚えてくれる。保障期間が有効な時は同じ物をもらうが、交換してもらっても最初に買った日からの有効期限なので、２回目は新しい物を購入するしかない。いつも同じ会社の物にしているのに機種がバージョンアップするとついていけない。「若い？のに」とバカにされるが、バイク以外の機械には興味がない＝覚える気がない。ちょうど半年たって握っただけで電池が切れた。充電が切れたかと思いコードを携帯につけたが、つかない。今日買いに行こうと準備をしていると壊れているはずの携帯が鳴った。良かった。あと半年は持つ。

１１月２３日（水）

今日は祭日で、見学者がたくさん見えると思っていた。
次の土、日や１２月第２土曜日からは、いっぱいになっているのに今日は２組。
花島は、３人でやっても大変なシャンプーとドライをひとりで行う。彼女は、放し飼いのためきれいにして皆さんに撫でてもらおうと思い、金曜日でなくても積極的に洗う。浜松は寒くなり、濡れている服のまま外に出てドライはつらい。彼女は体から白い煙を出しながらシャカシャカと動きシャンプー、ドライを繰り返すエネルギーがすごい。洗ってきれいになって満足するが、そのことをお客様には一言も言わない。

１１月２２日（火）

人は当たり前のことだが、感じ方がいろいろと違う。１０年以上も花島と青島と仕事をしているが、未だにこのふたりのことがよくわからない。
青島は、８桁に近いお金を貸して逃げた知人が３人もいるのに傷つく様子もなく「お金は貸した方が悪い。あげたと思えば何とも思わない。」とすっからかんになった貯金を「また貯めよぉ～」と元気よく言ってあっけらかんとしている。人からの批判も「人それぞれの受け止め方だからしかたがない。その人の見方も見方を変えれば一理ある」と言って誤解され、ひどいことを言われているのに気にしない。それなのにペットエコの荷物を送って『思っていたものと違っていました。』と言われ返却されるとなぜか？ひどく傷つく。それから渡した子犬が『下痢をした』『皮膚にブツブツが出た』というメールをもらうと毎日「○○ちゃん、大丈夫かしら？」と心配し、メールをしようか、電話をしようかと迷う。「そんなに気になるなら聞いてみたら」と言うと「今、具合悪くって大変なのよ。そんな時にメールや電話で煩わせられない。」とまるで寝ているわんこの手を握り、必死に看病していて寸暇も休まない飼い主さんを想像しているかのように言う。
青島の下の娘は、生後３日でアトピーと診断された。小学生まで全身の皮膚が赤く腫れ、乾燥し痛々しかった。喘息発作の入院も数知れない。
気功師で医師でもある于先生やマクロビオテッィクの久司先生に出会って、腸をきれいにする治療をしてから、普通の子よりもち肌になり「肌がきれいねぇ～」と言われるようになった。何を食べても喘息発作が出なくなった。
その方法を応用してエリン舎出身ではなくても相談を受けたアトピーわんこたちの飼い主に必死に話をし、全員が完治した。「さすがーバーニーズの飼い主さんだわ」と喜んだ。この人の感覚にはついていけない。

１１月２１日（月）

１３時になっても新飼い主さんが来ない。一昨日月曜日に来ると言う電話をいただいたが、確認の電話をしていないため最初に約束した火曜日になるのだろう。青島は「火曜日で良いみたいねぇ」とのんびりと言っていたが、待っている花島は誰ともなく「来ない、来ない」を連発し１５時になって外出した。
最初は１０名で共同経営していたが、経営の大変さに都合の良い言い訳をして1人ずつ減り、今は花島と青島と自分の3人になってしまった。パートで手伝ってくれている人も入れると人数は足りているが、共同で経営している責任と頼まれてやっている意識の違いに驚くことが多い。仕事の量を把握し、自分が行うことを判断し、それが終わるまで時間を調整しながらこなすのが当たり前と思っている自分とお客様にお茶を出し、時間だから帰りますという手伝ってやるという意識の違いは、どうにかならないかと思う。「来てもらえるだけありがたい。」と口にしてみるが、むなしい。責任を持ったバーニーズを世の中に出し、飼い主様との生活に少しでもお役に立つことができる自分たちの仕事に誇りを持てる職場にするよう自分が変わる時がきている。

１１月２０日（日）

仕事が終わったのが午前３時。ちょっと寝て初めてオフ会に参加するため山梨に向かう予定が寝坊した。今日里帰り予定だった弁慶君ご家族を誘い、現地で待ち合わせをしている。集合時間の９時には間に合わない。時間を巻き戻したかったが、どうにもならない。あせる自分に「しかたがないじゃない。」とどうしても馳さんご夫妻に会いたい青島は、無理やり時間を作って大変だったのに落ち着いて、富士道路から見える紅葉を楽しんでいた。パシャ、デート、アクアも来る。大きくなっているか楽しみだ。サンとサンノスケは、車に乗ってすぐに寝たが、エステルは、緊張しているのか、スワレ姿勢を崩さない。バーニーズが１０４頭も集まると言う。９時３０分過ぎたところで電話が入った。弁慶君ご家族だ。受付を済ませてくれたらしい。エリン舎に来るの所を無理やり山梨に変えたのに快く承諾してくれ、遅れているのを配慮して受付までしてくれた。本当にありがたい。エリン舎を始めた頃は、信じられないような方と出会い、悩むこともあったが、ここ５年で出会う方たちは、人間的にできている方たちが多く、人に恵まれることは何にも換えがたくありがたいと思う。
しかし、まだ４８ｋｍもある。開始時間の１０時にも間に合わない。制限速度をはるかに超えて先を急いだ。信じられないが奇跡的に１０時には間に合った。
弁慶君のご家族とパシャのバニ仲間が手伝ってくれテントと椅子を運び入れ、自己紹介が始まった。さすが１０４頭、集まると大迫力。
馳さんご夫妻が気さくに近寄ってきてくれた。青島は、「雲の上の方と思っていたのに馳さんも奥様も正直で気さくで素敵な方～。写真より実物の方が若く見えるよねぇ。目が透き通っていてきれい～。いっしょに夜通し飲みたいわ～。伝えたかったことを伝えることができてしあわせ～」とひとり興奮していた。ワルテルとエステルは、挨拶もせずシャイな性格を披露した。エリン舎にいる時みたいに走り回って遊ぶと思ったが、馳さんにも近寄らない情けないエステルだった。誰かが呼んでも尻尾を下にさげ、背を丸くして逃げ回っていた。馳さんが１２月２３日集まりに来てくれることになった。今度こそ兄弟で走り回る姿を見たいと思う。
飛び入り参加したピーチご家族に会った。『待て対決』で最後までピーチは残り、頭のよさを披露した。デートとアクアは、想像したより大きくなっていた。アクアは呼ばれても聞こえないふりをしていろいろなご家族の所へ出かけて、マイペースさを披露した。弁慶は、るんるん気分で楽しんでいたのに大きな子に「う～」と怒られてから美しい奥様にべったりして離れなくなった。
『宝探し』『徒競走』『ファッションショー』など盛りたくさんのプログラムに主催者側の大変さを思った。お疲れ様でした。チャンスを与えてくださりありがとう。

１１月１９日（土）

スターやアイドルではないが、時間に追われる日がある。
今日はそんな日だった。
朝７：００に２階に行くとザックが自分のスペースに排便し、踏みつけていた。足を洗い、スペースを片付けていると突然のお客が来た。
「近くに来たからちょっと寄りました。わんこを触らせてください。」と言う。また良い返事をしてしまった。
見学は遠方から見える方もいるので、わんこたちを洗う金曜日以外の１３：００、１５：００、１７：００に予約をお願いしているが、突然お見えになる方は後を絶たない。話をしていると電話が鳴った。ペット保険の本社からだった。そのうちに青島が来た。突然の見学者に挨拶をして事務所に入った。残っているわんこの世話をしてくれることはない。自分の持っている仕事を分刻みで熟していく。２階の片づけを気にしながら話していると「お話中ごめんなさい。９：４８にもう１度、本社に電話して。」と言って、話している相手を驚かせた。佐川急便のＴ氏が来た。お客がいても伝えたいことを伝えて帰った。午後は生後３ヶ月で１５ｋｇの仔犬を見に来る方がいる。今朝は掃除もまだ終わっていない。２時間話をして突然の訪問者は帰った。急いで２階の子達の世話をする。仔犬の部屋を片付けて終わらないうちに見学の方が来られた。この辺は風が強く１日拭かないと埃が積もってしまう。埃のまま仔犬と対面してもらった。
わんこの気持ちを理解している方々で、甘噛みをした仔犬の口をサッとつかみ「いけない」と言っていた。すばらしい対応に感心した。次の方が遅れて来られることがわかり残っている仕事を行ったが終わるわけがない。そのうち次の方が見えた。今日の仕事が終わったのは、もう次の日になった時間だった。

１１月１８日（金）

青島から電話が入る。昨日倒れた義父が入院先で暴れているから今日は行けないという電話だった。
10年前、虫垂炎手術で腹膜炎を起こし、そのときの失敗から3年前に腸捻転で長期入院し、認知症を引き起こした。退院して家に帰ってきてからは、認知症は目立たなくなっていたが、最近、ヨロヨロとすることが多く、風邪を引いたり、ちょっとしたことで寝込むことが多くなった。寝込むと言動もおかしくなっていたらしい。今回は、脳梗塞と診断された。CTを撮ってまだ黒い部分が少ないため循環剤を点滴し、治る可能性が少しでもあると言う医者の言葉に縋り、入院させたが、青島に言わせると「大人しい紳士な義父が、認知症を大いに披露して、大声で『ばかやろう！死ねー。殺人者め！痛い！殺せー！やぶ医者ー』と叫けび、強制退院させられそうだから義母を連れて説得に行ってくる。」と言う。
しばらく経って、『どうですか？』というメールを送ったら、携帯メールをめんどくさがる青島は、電話をかけてきた。「義母の顔を見たらいつも義父にピタッと戻り、おとなしくなったよ。どこの家も奥さんは怖いらしい…。結婚しない岩倉は正解！」と笑いながら言われた。完全看護なのに今晩はどうしても泊まってくださいと看護士に言われ、青島が付き添うらしい。
お蔭様で今晩行う予定の交配は、明日になった（笑）

１１月１７日（木）

エリはプレマから帰ってきて、落ち着きを見せ、ゆっくりと昼寝をしたり、楽しそうにいろいろな子と遊んだりしている。
話を聞いてもらうだけで、犬が変わる・・・
ありがたいと思う。

１１月１６日（水）

やっとプレマに行った。優しく羽尾先生と理恵子先生が迎えてくれた。
ＯＢの状態は、よくなっており安心した。
エリは理恵子先生に話をした。
いつも犬舎で他のわんこからバカにされているらしい。無理に元気を出していないと可愛がってもらえないと思っていたらしい。申し訳ないことをしていた。
ゆったりと１頭ずつ可愛がってあげるのにはどうしたらよいだろうと思う。

理恵子先生は、１２月からインドに行くらしい。