バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

10月6日(木)

2005年10月06日 03時07分33秒 | 虹の橋
のち
OBとゼロ、ブルースは、年齢も近いせいか、いつもいっしょに過ごしていた。胃捻転かもしれないと気がついて5分。ゼロは、自分で車に飛び乗った。犬舎から電話をしてもらうように頼み、病院へ向かう。「何度かけても獣医が出ない。」と連絡が入る。こちらから連絡をするとつながった。状況を説明し、待機してもらうように頼む。普段は片道40分以上かかる病院に夜中のせいもあって、20分で着いた。早い発見だったし、元気もあるから『必ず助かる』と思った。しかし、獣医はいなかった。ゼロの息が急に苦しそうになり、横に倒れたまま動かなくなる。また電話をかける。出ない…。そのうちお腹の上下がなくなった。嘘だ!心臓に手を当てると鼓動がある。どうして獣医はいないのか?まだ2時前だ。それから5分以上経って、『今、起きた。』という顔で当番の獣医が来た。ゼロを見ても何も言わない。もう心臓も動いていない…。それは、素人の自分が見てもわかる状態だった。しばらくして、「今日は入院がなかったので、誰も病院にいないんですよ。」と言った。病院の中にも入れず、車の中で天国に行ったゼロに言い訳をしても戻って来ない。ショックが大きすぎて、怒る気にもなれず、そのまま帰舎した。次の日、別の獣医が、「胃捻転は、背中にある大動脈を圧迫して、循環しなくなり、急に亡くなってしまうことが多々あります。」と説明された。ゼロの死を受け入れていない自分には、どこかでニュースが流れているように聞こえた。ゼロが死んだ朝からOBは、全く食べなくなった。大好きなチーズを与えても一応匂いを嗅ぐだけで、口に入れない。無理やり口入れると飲込まずペッと出して、走って逃げた。OBは重度のペットロスになった。

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