華ちゃん、さつきちゃん、華音ちゃん、エルマ君、バックス君、Ami君、べべちゃんが来てくれた。
わんこたちは、楽しそうに過ごす子、なかなかわんこの中に入れない子、激しく絡む子とそれぞれが過ごしたいように過ごしていた。
相変わらずバックスちゃんのお譲ちゃまたちは、同じ背丈のわんこたちに平気で向かっていく。彼女たちを見ているだけで笑いが起こっていた。
さつきちゃんのお嬢ちゃまたちは、最初の頃あまりに暴れるさつきとおとなしいノバを比べて「ノバの方がいい~」と言っていた頃と違って、どんなに元気な子達も上手に接している。
華ちゃんのお姉さまは、社会人になって素敵な人になっていた。大人の会話にも自然に入っていくし、わんこの扱いもうまい。
どの家族のママたちは、初めて会う方たちでもすぐ楽しく輪になって話をするのだが、いつもパパたちの存在が気になってしまう。ところがバックスパパもエルマパパも華パパもAmiパパも自然に皆さんの中に入っていて、楽しそうにしてくださっていて安心した。
驚いたのはエルマ宅のお嬢様方たちのすばらしさだった。
お嬢様たちは、今年21歳になるお姉さまと高校2年生の妹さんの姉妹。
彼女たちは、自分たちの意見も持ちながら両親の意見もキチンと聞く。両親の言っていることをいい加減に聞いている現代っ子とは違っている。
片付けるのが大変なので、紙コップを置いておき、セルフサービスにして何もおもてなしをしなかったが、彼女たちは、皆様にお茶をついで下さったり、まだ小さいお子さんにお菓子を分けてあげたりしていて、和やかに過ごせるように何気ない配慮を自然にする。
後片付けも完璧にしてくださった。
岩倉は「キチンと育てられている子達は違うなぁ~」と言っていた。本当にそう思う。何気ないことを自然にできる人ってすごいと思う。
爪の垢を頂かなくっちゃ~