自由と平和、生存と共生のために

「誰もが人間らしく生きられるためには」という視点から、さまざまな社会問題についての情報をお届けします。

ガザ地区攻撃への抗議行動

2021-05-16 16:36:39 | いろいろ
 世界各地でイスラエル軍によるガザ地区攻撃に対する抗議行動が行われています。

 レバノン、ヨルダンなど中東地域だけでなく、ロンドン、シドニーなどでも多くの人びとが抗議デモに参加しました。参加者たちは「ガザへの空爆をやめさせよう」「パレスチナを解放しよう」などと訴えました。

Thousands join protest against Gaza violence in London(動画ニュース約4分) The Sun


Thousands in Sydney protest against Israeli occupation of Palestine
| AFP(動画ニュース約1分)

Israel-Palestine Clashes: Pro-Palestine protests across the Globe | Latest World English News | WION


#SaveGaza
#FreePalestine



パレスチナの人びとの訴え

2021-05-14 22:46:15 | いろいろ
 イスラエル軍によるガザ地区攻撃に抗議するデモが東京で行われました。
参加した人びとは「FREE PALESTINE」「SAVE GAZA」と書かれたプラカードを持って、「子どもを殺すな」「女性を殺すな」と声を上げました。
 イスラエルという国家がパレスチナ人たちが暮らしていた土地を暴力で奪い取ってきた歴史が問われています。

「子供を殺すな」「パレスチナに自由を」東京・渋谷で抗議デモ(動画ニュース)  毎日新聞


#SaveGaza
#FreePalestine

非暴力不服従運動、非暴力抵抗

2021-03-05 22:04:12 | いろいろ
 マハトマ・ガンディー(1869~1948)は南アフリカで弁護士としてインド人の権利養護のために働きました。その中で、暴力によらない方法で不正義に対抗するという思想を形成しました。彼は非暴力の思想をサティヤグラハ(真理の把握)と表現しています。
 ガンディーはインドに帰国すると、英国による植民地支配に対抗するためにさまざまかたちで非暴力不服従運動を実践しました。不当な法令には従わない、ストライキ、外国製品の不買運動、国産品の使用、納税拒否、断食などです。「塩の行進」という運動も注目されました。英国による塩の専売制に対抗するため、インド人自身が海水から塩を製造するという行動です。
 ガンディーは私たちを力づけ、また自省を迫る言葉を数多く残しています。
「自分が行動したことすべては取るに足らないことかもしれない。しかし、行動したというそのことが重要なのである」
「あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」
「穏やかなやり方でも、あなたは世界を揺るがすことができる」
「暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう」

 米国で人種差別に抗議する公民権運動を展開したマーティン・ルーサー・キング(1929~1968)もガンディーから非暴力抵抗の思想を学び、実践しました。

 今、ミャンマーでも軍事政権に抗議する非暴力不服従運動(CDM:市民的不服従運動)が多くの無名の人びとによって実践されています。

労働者協同組合に法人格

2020-12-21 22:32:45 | いろいろ
 働く人びとが共同で出資、運営する事業体が法人格を取得できるようになります。労働者協同組合と呼ばれる事業体です。小規模ながらも働きやすい職場をつくるために活用できると思います。失業者やフリーランスの方が協力して仕事をする仕組みにも使えるかもしれません。

「労働者協同組合法案」成立を評価 声明文発表 生活クラブ連合会
  農協組合新聞


「協同労働」実現する労働者協同組合法が成立 多様な雇用機会の創出に期待
 東京新聞

フィンランドの子育て支援とヘルシンキ中央図書館

2020-12-20 12:22:08 | いろいろ
 北欧の国フィンランドでは妊娠の届け出をすると無料で育児・子ども用品がはいった箱が贈られます。その箱はベビーベッドにも使えるということです。この制度は乳児死亡率の改善にも貢献したとのことです。
意味深!フィンランドの子供がダンボールベッドで眠る理由  Euro traveller

 ヘルシンキ交通局の路面電車やバスは、子どもをベビーカーに乗せていると運賃は無料です。長距離の鉄道路線には子ども向きの車両が用意されていたりします。小さな子どもを連れて海外旅行にいくならフィンランドと評価されています。
フィンランドヘルシンキは子連れ旅行にやさしい!
 maritabi

 フィンランドは読書が好きで図書館をよく利用する人びとが多いということです。また学校教育でも読書が重視されているようです。
 私も休日は近くの公共図書館で本を読んで過ごすことが多いのですが、ヘルシンキ中央図書館はうらやましい図書館です。広々としたスペースで車いすの方でも利用しやすい設計になっています。驚いたのは、ミシンや3Dプリンターなどの簡単な工作機械も無料で使えるということです。人びとの創造的な活動を支援する仕組みなのだと思います。建築デザインとしてもすぐれています。
 この図書館も子ども連れでも利用しやすいくふうがされており、玩具の貸し出しもしているとのことです。
ヘルシンキ中央図書館「Oodi」のんびり過ごしたい新たな観光スポット
 こどもとゆる旅

世界最高の図書館に選ばれたヘルシンキ中央図書館  Gigazine