自由と平和、生存と共生のために

「誰もが人間らしく生きられるためには」という視点から、さまざまな社会問題についての情報をお届けします。

歌うこと、自由、平和、生存、抵抗のために

2020-12-06 21:45:10 | 平和
 COVID-19の流行によって、みんなで歌うことがむずかしくなっています。けれども、歌うことを忘れたくはないものです。

 プロテスト・ソングといえば、まず思い浮かぶのは、「We shall overcome」(「勝利を我らに」)です。平易な歌詞ですが、歌っていると未来への希望が湧いてきます。ジョーン・バエズと一緒に歌いたくなります。
 そのほか、プロテスト・ソング、反戦歌の名曲として思い浮かぶのは
「Where have all the flowers gone」(「花はどこへ行った」)、
「Blowin’ in the Wind」(「風に吹かれて」)、「戦争を知らない子供たち」などです。
 「花はどこへ行った」は静かに戦争の悲劇を訴えています。ボブ・ディランの「風に吹かれて」は歌詞がなかなか文学的。さすが、ノーベル文学賞です。「戦争を知らない子供たち」は素朴な歌詞が胸に響きます。
 また続きを書くつもりです。

「We shall overcome」(「勝利を我らに」)



「Where have all the flowers gone」(「花はどこへ行った」)



「Blowin’ in the Wind」(「風に吹かれて」)



「戦争を知らない子供たち」

コロナ禍でもリアルな政治・社会運動・・・タイとフランス

2020-12-06 16:40:34 | 自由
タイでは民主化運動が盛り上がっています。3本指を立てるのは抵抗の意思表示です。

10月の抗議行動の動画

警察が放水と催涙弾で弾圧


 先月、フランスでは警察官の撮影を禁止する法案に対して大規模な抗議行動が行われました(28日)。政府発表で参加者は13万人以上です。

パリでの抗議行動(11月28日) 


CGTは労働総同盟、SNJはジャーナリスト労組です。

NIKEのCMのことなど

2020-12-06 13:41:55 | 共生・反差別
 人種差別、民族差別、「いじめ」を題材にしたNIKE(ナイキ)のCMが話題になっています。差別や「いじめ」の被害者が尊厳をそこなわれる姿も表現されています。短時間で印象的なメッセージを投げかけています。レイシズムに立ち向かうためにはこうしたセンスも必要だと実感しました。


動かしつづける。自分を。未来を。



話題のナイキ広告で噴出…日本を覆う「否認するレイシズム」の正体
  ケイン樹里安


 今年、東京都渋谷区の宮下公園に「ミヤシタパーク」がオープンしました。NIKEは宮下公園の命名権を渋谷区から買い取り、そのため公園に居住している野宿者が行政代執行により強制的に排除されたという過去があります。

渋谷・宮下公園跡地に「ミヤシタパーク」開業 —— 10年に及ぶ“ホームレス排除”の歴史を振り返る
  西山里緒