coLinux日記

coLinuxはフリーソフトを種として、よろずのシステムとぞなれりける。

MySQL設定

2006-12-16 23:07:00 | MySQL
早速 MySQL を動かしてみましょう。INSTALL-SOURCE を見ながら設定します。
最初に、mysql のユーザとグループを用意します。
# vi /etc/group
( 次の一行を追加します。)

mysql:x:35:

# useradd -d /home/mysql -g mysql -u 35 -s /sbin/nologin mysql
#

コンパイルした、mysql をインストールします。
# make install 2>&1 |tee Install.Log

これで、/usr/local/mysql5027 にインストールされました。バージョンを意識しないように /usr/local/mysql からソフトリンクします。
# ln -s /usr/local/mysql5027 /usr/local/mysql

設定ファイル /etc/my.cnf をとりあえず作成します。
# cp support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf
#

作成されるデータベースを保存するディレクトリは、このままだと /usr/local/mysql5027/var になってしまい、バージョンアップ時に問題になりそうです。そこで、/home/data/mysql に保存することにします。
# mkdir -p /home/data/mysql

後は、INSTALL-SOURCE 通りに実行します。
# cd /usr/local/mysql
# bin/mysql_install_db --user=mysql --ldata=/home/data/mysql
# chown -R root .
# chown -R mysql /home/data/mysql
# chgrp -R mysql .
# chgrp -R mysql /home/data/mysql
# bin/mysqld_safe --user=mysql --datadir=/home/data/mysql &
Starting mysqld daemon with databases from /home/data/mysql
#

mysql_install_db 実行時に出力されるメッセージによると、

・ブート時に mysqld デーモンを起動するには、support-files/mysql.server を使うこと。
・bin/mysqladmin を使って MySQL の root ユーザのパスワードをすぐに設定する必要があること。
 bin/mysqladmin -u root password 'new-password'
  bin/mysqladmin -u root -h fedora password 'new-password'

・一時的に mysqld デーモンを動かすには、bin/mysqld_safe を実行すればよいこと。
・テストは、cd sql-bench ; perl run-all-tests で行えること

ですね。忘れないうちに書いておきます。
mysqld デーモンも動いていますので、mysqladmin を実行して root のパスワード( ここでは、abcabcabc とします。)を設定します。
# bin/mysqladmin -u root password 'abcabcabc'
# bin/mysqladmin -u root -h fedora password 'abcabcabc'
#

これで一応完了です。あとは、ブート時 msqld が起動するように support-files/mysql.server を直して設定すればいいわけですが、その前に次回テストしてみたいと思います。

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