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映画評『さざなみ』

2020-05-16 16:10:43 | 映画評


結婚45周年を直前に控えた老夫婦の話。最後はどうなるんだろう、と思いながら、見ました。ひとつのきっかけで、揺らぐ夫婦の絆。はじめは全く動じていなかった妻の気持ちがどんどん変わっていくところが、見ものです。
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ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞を筆頭に、各国の映画祭や映画賞で高い評価を得たヒューマンドラマ。結婚45周年を迎えようとする夫婦の絆と愛情が、ある手紙が届いたのを機に揺らいでいくさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、テレビやショートフィルムで活躍してきたアンドリュー・ヘイ。『スイミング・プール』などのシャーロット・ランプリング、『ドレッサー』などのトム・コートネイが夫婦にふんする。ベテランである彼らが見せる妙演に加え、恋愛と結婚の違いを深く見つめた物語にも引き込まれる。シネマトゥデイ


映画評『ウォールフラワー』

2020-05-16 15:27:35 | 映画評

高校1年 主人公の青春映画。高校1年生の1年をつづった青春映画だけど、面白かった!

過去の家族の出来事や親友の自殺が原因で、発作が出る主人公。高校1年生になっても友人ができず、高校も全然面白くないな、と思っていたら、パーティーでウォールフラワー(壁の花)になっていたことがきっかけで、親友ができる。

その親友たちと過ごす1年間。それぞれの恋愛があったり、学校での先生とのやり取り、喧嘩したり、仲直りしたり、まさに、青春映画。
そこに、子供時代のトラウマが見え隠れして、そして、最後には病院でトラウマの原因が判明して、という話です。

面白かったなー。

エマ・ワトソン、ハリポタ・シリーズのハーマイオニーなんですね。どこかで見たと思った、目と笑顔が魅力的だと思ったら、ハーマイオニーか。

青春映画で大切なのは、音楽。そしてこの映画の中で一番重要なテーマが、David BowieのHeroesだったのも、良かった。最高の青春映画でした。
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『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラー共演の青春作。原作者のスティーヴン・チョボスキーが監督を務め、自身の小説「ウォールフラワー」を基に、思春期の青年の揺れ動く心情を繊細なタッチで映し出す。困難を乗り越え成長する少年の心象風景が観る者の心を強く揺さぶる。シネマトゥデイ

映画評『ギリーは幸せになる』

2020-05-16 15:08:44 | 映画評

これまで里親の家を転々としていた子供が、本当の愛に触れて、幸せになる。鉄板のストーリーでありながら、とても感動させてくれる映画です。

そんなに期待しないで、Prime Videoで観た映画ですが、すっかりはまってしまいました。

1.主人公の笑顔がいい
主人公の中学生の女の子を演じるのが、ソフィー・ネリッセ。この子の表情が、めちゃくちゃいい。

とても優秀なのに、ひねくれた考え方をする主人公。一度も会ったことのない母親だけを信じ、他の人を全く信じない女の子。
そんな主人公が、養母やその家族と接することで、笑顔がみれるようになる。

その笑顔が、とても良い。

2.キャスティングが最高
最高の笑顔の主人公に加え、主人公の人生を変えてくれる養母に、キャシー・ベイツ。
おばあさん役のグレン・クルーズ、お母さんのジュリア・スタイルズ。

ハリス先生役のオクタヴィア・スペンサー先生もいい。

老若女性陣のキャスティングがとても良い。

3.悲しいけど楽しい人生が待っている
母親に捨てられて、寂しく悲しい人生を歩んできた過去は変えられない。しかし、これからの人生は完ぺきではないけど、楽しくなりそう、、と期待できる終わり方。終わった後、心が温かくなるエンディングが、良かったです。

子供が主人公のため、はっきりとした聞き取りやすい発音が多いです。リスニングの練習にもおすすめできる作品でした。


映画評『ゴーン・ガール』

2020-05-16 14:49:34 | 映画評


ずっと観たかったロザムンド・パイクとベン・アフレックの映画を観ました。

期待以上に怖かった。すごい映画。さすが、デヴィッド・フィンチャー。

1.話の展開がすごい
二転三転する展開、そしてラスト。怖すぎる。中盤までは、想定できる内容だな、と思って観ていました。。そこからの展開がすごい。ラストが早めに来たと思っていたら、ラストじゃなかった! 49分という比較的長尺ながら、最後まで緊迫感を切らしません。

2.恐怖の妻
頭がよく、高学歴で、たくさんのファンがいる主人公。理想の夫婦と思っていたら。。。というお話。
最後まで、本当は何を考えているのかわからないモンスター主人公。その変貌ぶりと、頭の回転がめちゃくちゃ怖いです。

3.夫婦についての一般化した話ではないと思いたい 
「結婚とは、夫婦になることは恐ろしいことだ」とは一般化したくない映画です。結婚が怖いのではない、何を考えているかわからないこの映画の「恐怖の妻」が怖いのです。

モンスターと関わるとたいへんな人生になる、絶対に逃げられない、という話。 すごい映画です
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結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。シネマトゥデイ