ビールにワインを2本空けてから出向いた地元漂流。
いい気分で酔うがままに流され、発散でした。
この日は1階最後列のセンター付近からだったので、全体を観つつ、
でもやっぱり!とピンポイントにオペラグラス覗き込んでガンガン見つつ。
オープニングの、たゆたう紫煙のライトの中現れるそれぞれの姿に
ひゅーひゅー言いつつ。
どんなポーズとっていたか、毎回ライブ後は覚えているのに、こうして書き出すと
各地の記憶が交じり合ってもはやわからず~
このマイクロフォンナンバー紹介中のゆったりしたジャジーなBGMから、
ジャッと音が切れて「1,2,3 for 5」のカウントにつなげるあの休符の瞬間、
一気にテンションが高まるのだ!
■今日もよく回ってる!
基本的に酒井さんしか観ていないに等しいこの曲。
でもどうしても、間奏の聴かせどころを前に、超高速ターンを繰り返すあの方には
目が一瞬、奪われる。だって前髪がかっぱになるんだもの。←それはどんな理由
この日も思わず拍手喝采したくなるほどのあまりの回転の大胆さにおおっ!と
なっていたのだけど、マイクをがしっと抱き込むように掴んだのは、どうやら勢いが
余ってしまった結果だった模様…目の前にマイクが急にあってびっくりしたとか。
私も昔能舞台で同じことしたなー柱が目の前にあって舞台落ちるかと思いました。
「それだけ今日は勢いがあるってことですっ!」とは、最初の自己紹介MCにて。
■どんなに声が裏返ったとしても…
曲のパワーは後半になるにつれ、増していく「終わらない世界 2009」
てっちゃんがちょっと不調?!と思ったのだけど、手振りぶんぶんしているうちに
そんなことは吹き飛ばされてしまう。
てっちゃんはそのことに後のMCで触れて、恥ずかしかったと言っていたような。
■薫子も来てた。
「ミモザ」まで終えてのMC。
このときの黒ぽんのおフラーンスな雰囲気のなんちゃってさが、照れかくしのようで
本気のようで(笑)
自然とトークの渦に巻かれていくから不思議です。
この日、ご当地トークのつかみでだったか、今までのトーンとは打ってかわって
「うわあ横浜、ここが港の見える丘公園なんだ~♪」と、薫子ちゃんが急に登場!
なんだかよくわかんないシチュエーションに、客席から「黒ぽんがんばってー!」
すかさず黒ぽん。
「がんばって、って言わないで!もうがんばってるから!」
笑みを浮かべつつ、低めの声でちょっとジタバタ気味に言う黒ぽん、めんこい。
・・・がんばってたのか~そうか~
私的には、薫子ちゃんがはしゃいで観光している様子がちゃんと脳裏によぎったよ。
■だって八王子の子ですから。
「ウイスキーがお好きでしょ」を披露した後のお話。
「CMに出たいんですよ!」と熱く語るてっちゃん。
「ゴスがCMで歌ってから、角を買ったっていう人、拍手してください」の声に、客席から
かなり大きな拍手が。
村「(前日の)八王子より多いな」
黒「…だって八王子よりお客さんの人数多いもの」
「八王子を擁護したね!!」と即、北山さん。
サントリー角&ハイボールは、横浜開港150周年記念でタイアップしてるから
きっと拍手も大きかったんだよ♪
そういえばゴスはあまり横浜の150周年のこととか触れなかったけど、
ハイボールナイトのイベント、剣さんなのも素敵だけど、ゴスがやればいいのになぁ…
■5人でCMに出ちゃったら セルフプロデュース編
ハイボールは飲みやすい、オーソドックスなカクテルだという話から
客席に背を軽く向け、かきまぜるフリとかしちゃってるてっちゃん、
誰かから「あー小雪ごっこだ」と言われていた気がする。
あーだこーだ言ってても、要はCM出たいんですよ!と、私が見てきた中では
てっちゃん、この日はっきり「出たい」とすぐに口にしたような。
CMに出ているサラリーマン役のおぎやはぎらに重ねあわせ、
実際にターゲット層とも年齢近いし、できないことはないんじゃないかと。
そうだよー、Worksジャケ写のあの雰囲気を持ち込んじゃってよー
酒井さんが、抑揚つけたトーンで、話にのっかる。
「カウンターで、安岡が指鳴らしたりしててさー、
その隣で眼鏡をかけた黒沢さんが食事をしていて分析とかする感じで。
カメラパーンして、最後に村上がこのセリフ!」
と、手でてっちゃんをざっと指すと。
「…今年は、レベルが高いですねぇ」
てっちゃん、よくその台詞が出てきたね!!
自ら勝ち取った台詞を、いつまでもこう大事に使いまわすのが好きよ(笑)
あれ、北山さんと酒井さんは??
■すでに声は届いている
北山さんのもとに届くファンからの御手紙やメールに、
「サントリーにゴスペラーズをCMに出演させてください!と送りました」との声が
多数あるそうで。
すごいねーみんなのアクティブさに万が一が起きちゃったりとかするんだろうねぇ。
ヤスが「怒られない程度にお願いします」と苦笑い。
■傘の使い途、横浜編
この日もハイボールネタが織り交ぜられました。
こうやってウイスキーとソーダを混ぜることもできるし?
(大きなお鍋をかき回しているようにしか見えないんだけど・笑)
(鼻つまんで、傘を電話に見立て)
「もしもし?サントリーお客様相談室ですか?ゴスペラーズCMに出して下さい」
なんて、電話もできるし?
「本人のプライバシーのため、音声を変えております」状態で
しゃべるものだから、つい爆笑。ヤス、かわいかったな~
■ご当地!
楽器を持ち寄ったところでのセッション曲は「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」!
懐かしいなぁ。
このときのカウントの黒ぽんが面白くてねぇ…
「1,2, 1,2,3」が「あーあー、あ・あ・あ」を鼻濁音な感じで大声で(笑)
しかもこのカウントで入るのは鉄琴=本人だけ(爆笑)
てっちゃんにも後につっこまれておりました。
ヤスがこの曲の台詞を言ってたんだったっけ。
■楽器孝行
「シマダチ」の後でのMC。
酒井さんのクラビオーラに、北山さんが「ピアニカに近い?」
「ピアニカなんかと一緒にしないでくれ」
おっと、「なんか」って言った(笑)
「ピアニカ協会の方もいらっしゃるかもしれないから!」
苦笑いの北山さんに、速攻たしなめられる(笑)
しかし「ピアニカ協会」ってまた。いたらすごい。
クラビオーラの説明での酒井さん談。
・買ったらすぐ製造中止になってしまった。
・日本にも数台しかない。
・誰に弾き方を習ったらいいのかわからず。
・弾き方わからないままにきていたのが、今回は楽器孝行ができるから嬉しい。
■あたし拗ねちゃう
アカペラコーナーを仕切るは酒井さん。
楽器を置いて、アカペラ、自分たちが楽器ですと。
「僕らにはアカペラっていう得意技がありましてね、
この<ノドちゃん>がねー、歌わないと拗ねちゃうんですよ~」
■ハッキリと「永遠に」なんだけど…
アカペラもだいぶ浸透してきた世の中となりましたが、
以前はアカペラといえばどこから楽器の音が出てるのか、後ろかい?なーんて
言われていたもので、と。
~だい?という物語の翻訳のような、長屋の八っつぁんとご隠居様のやりとりのような…
穏やかトーンで話す酒井さん、ひとり二役。
友達に「酒井くんはどんな風に歌っているんだい?」と言われて「あ~♪」
「うーん、わかんないね~…あ、『永遠に』歌ってみてよ」
あーなーたのーかーぜーになって~♪
「え~それが『永遠に』?わかんないねぇ…」なんてことを言われて
説明するのが大変だったんです、と締めました。
いやっ!
この「永遠に」!
サビのところをそんな音で歌っていたのかー!
うまく言えないけど、随分微妙というか、外れるの寸前というか、
倍音ってすごいんだね!みたいな音で。
何の気なしに歌ってくれてしまって、ときめいた。
この後しばらく、いつもよりイヤホン音大きめでアンプラグドバージョンの「永遠に」
酒井さんの音を探しながら聴いていたけど、なかなか音がつかめない…
溶け込むけど、支えるのがアカペラの醍醐味なんでしょうね。
■なりきり先生
カナケンのパート分けは、席番!
このブロックの人~ではなく、「はい席番20番の人~ずずいーっと手挙げてー!」
酒井さんの指示でだーっと逆ドミノのように手が挙がっていく。いいなぁ(笑)
20番以下の人が黒ぽん、21番~40番の人がてっちゃん、41番~がヤス。
20番の人と、40番の人が手を挙げる係だったはず。
■「st!」
初漂流ではない方、リピーターもそろそろ続出しているであろうカナケン。
言われずとも「す、とぅっ」とやっているように聴こえてならないのですが~
なりきり先生はガンガン煽ります。
「長い時間じゃなくって、いっちばーんながーーい時間!」と言うあたりが
スパルタな先生状態で、真剣がゆえの面白さ。
手をなみなみさせたりして、どこまでも伸ばして~力強く〆!ね。
岐阜のときは「恥ずかしがりやさんだな~?」なんて言ってたのが
この日は「なんだ、恥ずかしいのか?」
「お腹がすいたのか?」「おやつが欲しいのか?」
からかうねぇ(笑)
この日はしっかり食べて飲んで、ワインというガソリンまで詰め込んでの参戦、
最後列から相当、舌打ち寸前の「st!」を出しましたよ。
酒井さんがとことん全開、あれだけ歌って喋って煽って。
動き続けたのちに「沈まぬ夕陽」に行くんだからスゴイ。
よくこの辺で、酒井さんが軟体動物のようにぐにゃんぐにゃんした動きをするんだけど
観ている人の気持ちを柔らかくしたいのかなー、なんて。
それを体現しちゃうのかも、と勝手ながら思わせてしまう酒井さん(笑)
変な人だなぁ、でもいい。なんか気になるな~面白いな~とゴス初見の方に
フックかけられるのは、ホントこういう場面なんじゃないかと思います。
歌えば二枚目、っていうのがあってこそ。
■日替わり
この日のアンコール2曲目は 「U'll Be Mine」。
開演前に「聴けたらいいね」と言っていた曲だったので、ストライク。
てっちゃんが客席にマイクを向けたのが
「愛し合ったはずの彼女に誓った明日さえも♪」のところ。
全員で歌うにはなんだなーという箇所だったけれども、自然と歌ってしまった。
結構きつい曲だよね、これ。
■公演中止にならなくて、ほんとよかった。
皆さんの笑顔が…と、北山節なラストのご挨拶。
「笑うと免疫力が高まるそうですから、巷に流行るあんな奴も吹き飛ばして下さい」
でも、ケアはちゃんとしてね、という締めのあとで、てっちゃん。
「笑顔から免疫力の話に行くのが北山らしい」
ごもっとも。
他のアーティストの関西地区でのコンサートが何件か中止になっていた時期でした。
(来場する年齢層もあるんでしょうけれども;;;)
楽しみにしていたこの時間、ゴス共々笑顔でいられたことに感謝です。
■「ひとり」がよかった
笑顔と免疫の話をぶつぶつぼそぼそ引きずりながら、ずーっと音あわせをしていた
ようだったけど、すぱーんと入った「愛してる~♪」から最後まで、迫力だったな~
固唾をのんで聴いてしまいました。
■今回も…
はけるの早いよっ!
プレゼントの包装紙が、どんなにきれいに飾られていても、受け手に届いた途端、
その役割を終えて、片付けられてしまうように。
とったとったと、うつむき気味にじゃーねーと帰っていく酒井さん。
でも、いつまでもステージに残って投げキッス3連発とかされたらどうしていいかわかんないか。
いい歌がたくさん聴けて、大満足!余韻に浸りつつのビールが美味しかった~♪
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