カクテルその2

少し前、「あちらの方へ、系」というコトバが、ウチの課で流行りました。


こじんまりとしていて照明を落としたカウンターだけのようなバーで端でひとり女性が飲んでいると、

すっとグラスが差し出されて　「あちらのお客様からです」　　

顔をあげると反対側の端にもひとり静かに飲んでいる男性が・・・　　みたいなことが繰り広げられるお店を指します



そんなことを、好きな言葉は「粋」と言う、お酒に詳しい上司が「やってみたいんだよねぇ」と言っていたのと、

私たちは「そんなお店でひとりバー・デビューしたーい」と、えらく盛り上がったのでした。

飲んでいるときの、このおばかさがいいんですけどね～



まぁ、このメンバーで行くときは「質より量」「飲み放題必須」なので、なかなかそのような機会もないのですが…



ちょっと前、仕事でイライラしていて、ひとりになりたくて、「皆とごはん食べて帰るから」と家族に嘘までついて

「あちらの方へ系」の門をくぐったのですが、まぁそんな素敵なことは起きるものではないです。


行くのが3回目だったそのお店に初めてひとりで。

お願いすると季節のフルーツでカクテルを作ってくれるのですが、「何かおすすめフルーツで」とオーダーしたら、

洋梨のラ・フランスでシャーベットカクテルを出してくれました。

そんなことをしている自分にホレボレしました（笑）


とろりとした飲み口のカクテルは、私の心とは正反対に、とてもさわやかだったのを覚えています。

ただどこか、なんとなく、自分に気を遣っている自分がいて、早々に引き上げてしまいましたが…。

あ、これって私のデビュー話だ。リーダー！リーダー！



昨日カクテルのことを書いていて、そうだー、「あちらの方へ」をやってほしい～5人に♪

と、今朝会社に行ってから、みんなの顔を見て、思い出しました。



そんなことになったら！！

朝の9：30からひとり緩んで、笑いが止まらなくなりそうでした。あぶない…


ということで、まだ懲りずにいきます、イメージカクテル。

今朝頂いたmjouさんのコメントに触発され、暴走がとまらなくなりました。



ひとり寂しくカウンターでグラスの氷をカラカラ回していると、マスターから、すっと差し出されたカクテル。

「あちらの方から、あなたに」　ちらりと見るとそこにいるのは北山さん！


Ｑ.「これは何ていうカクテルですか？」

Ａ. 　（1）　「東京スヰート」　…　そのココロは　「知りたい、知らないあなたを」


            （2）　「夜をぶっとばせ」　…　そのココロは　「そばにおいで」

　　　　 
            （3）　「虹」　…　そのココロは　「ひとめぼれ♪ひとめぼれ♪」


            （4）　「One More Day」　…　そのココロは　「愛してる　たった一言を　想いを告げるために」


北山さんからなら、どれがいいかなー（真剣）


いや～「何ていうカクテルですか？」「＜夜をぶっとばせ＞です」って答えられたら相当大爆笑です。

きゃーっ！じゃなくてぎゃはははーっ！みたいな…どんなカクテルだよ、っていう


そもそも「＜夜をぶっとばせ＞をあちらの方へ」って北山さんがオーダーしてるとこがおかしい～

↑ないから、そんなの



ヤスなら…

「それでも恋はやってくる」　→　「とりあえず恋に落ちたよ」　
いやいや忘れちゃいけない「Yes,No,Yes…」　→　「あなたを揺らす」　　…って…（絶句）


てっちゃんなら…

「You are my girl」　→　「僕の心全部君のもの」　乙女っぽくていいなぁ…
「Reflection」　→　「あなたを哀しませやしない」　　大人っぽくていいなぁ…


黒ぽんなら…

「アンジュナ」　→　「カレーも好きです」　そんな天然？！うそうそ「あなただけを待ち続けている」
「Sweet」　→　「心で求め合う」　も、素敵。


酒井さんなら…

「パスワード」　→　「Ｌ×Ｏ×Ｖ×Ｅ×Ｕ」　…これは激しく外せないですねぇ…とりあえずビール風味で。
「Slow Luv」　　→　「もう、離さない　離せない」


…酒井さんが一番激しいかも…



なーんて。


カクテルに秘めた想い。ゴスに口説かれるならこの決め台詞。

ひとり楽しんでしまいました。面白かった～