GOSMANIA名古屋集いの続き。
■「虹」
久しぶりに聴いて新鮮だったー!
最初自分がうまく乗れなかったけど、ギタレレ弾き語り!
G10DVDで見慣れたバージョンとはひとあじ違うアレンジで。
なんというか…ねっとりしていた(笑)
弾き語り、バンドなしでチャレンジしちゃうなんて、
北山さんはやはり器用なおひとだ。
ジェニファー先生に捧げる思いをこめて。
どこかの独白で、一度も言葉を交わしたことはない、と
言っていたんだよな。
■「めぐる想い」
いい曲きた!
しかしながら、赤ジャージにメガネで熱唱、口笛をふくゆーじさん。
冷静に考えて、常日頃こういう格好で歌う歌ではない視覚の3枚目感と
でも何かこうそんなこと吹き飛ばしちゃうくらい、熱量がある聴覚の2枚目感。
音の高低いったりきたりやかけあいが、「アカペラ港DVD」で
観ていたのより、ずっとずっと深みがあった。
じーんとして、ステージをまじまじと観て、そこに真面目な顔の
ジャージ姿があって、…という。
おれも仲間に入れてくれよ、とそれはまた自分のためだからと
言いながらも…酒井さんもグループ結成に立ち上がる。(んだったかな?)
最後まで黒ぽんは「まだ、やるって言ってないけど…」
■「ALONE」
久我山高校の3年5組で結成された4人組「35」も、
こんな風にジャージで、体育館の裏手で練習していたのかな。
聴くほうよりも歌うほうが楽しい歌なのかもしれない。
甘酸っぱいような、しかしそこは三十路四十路の力技青春感が漂った、
「アカペラ学園シーズン2 <6月の倍音>」でした。
アカペラ学園のシーズン1は1999年頃?
当時は学ランでやっていたそうですが、それを観たことがある方も
会場内ではわずかながらも挙手があって、てっちゃんに
「その方たちは、ベテランですねー(ニヤリ)」
MCでは、5人のジャージの着こなしに個性あり、とのこと。
確かに5人5様。
北山さんがジャージ上着のすそゴムを内側に折って、ふわっとさせてるのを
てっちゃんが「それは女子の着こなし!オレはくわしい!」と断言。
会場からのアホですか!的爆笑に、北山さんもそうなの!?と思わず
マニアをかえりみてしまうほど。
ヤスは遠山の金さんか、ってくらいに肩むき出してましたけど、
「いつも大きめのを着ていました」と。わかる気がするなぁ。
酒井さんは、ジャージの上着はジッパーではなくかぶりだったと。
その上からヤッケ着てました、と言った瞬間、ああ~!と会場から声。
その声にふたたび「ベテランですね」。
私も中・高はジャージ、かぶりだった!
しかも高校のときは、学年色が赤だったのだ。
でもそれがジャージになるとエンジだったのだ。(泣)
ゆーじさんの赤にときめいたのは、ある意味あの時代の懐かしさに
ぽーんと戻してくれたからかもです。
ああ、アラフォー同級生感覚。
てっちゃんは当時もインが基本だったらしく、首元はもっと
えりの高さがあったのをタートルにしていた、と。
ここでとっくり発言だったのかな。
コーデュロイでもなく、コールテンとか、と広がっていた。
その言葉がわかるのもまたベテラン。
ムリヤリ学校のチャイムで高校生設定をかもしだした、と
言っていましたが、大丈夫。いけてたよ。
シティボーイズのライブ観ている気分に近かった…!
■「ゴスペラーズの作り方 シーズン2」!
伊藤マネージャーのたどたどしい開会宣言&ルール説明に
いろんな意味で不安を覚えたのは確かですが(笑)
この企画は全力投球で笑ったりじーんときたりできるから大好きだ!
しかも前回を越える面白さを期待する、このマニアのハードルに
あえて挑戦なんだろう…!
会場に入るときに「アンケートにご協力くださーい」と言われていたのを
小耳にはさんだような気もするけど、さーっと通り過ぎてしまっていたのが
15分突撃作詞作曲コーナー用のテーマ公募だったのね。
5人が箱から1枚ずつ抽選で引いて、5つのうちからいずれか1つの
テーマを決めるという趣向だったけど、初日だったせいもあってか
あまりどれもピンとこなかったんだよなぁ。
候補にあった、看護師さんのテーマだとどうにも路線が
エロくなるというてっちゃんの一言に全員が止めに入ってましたな。
白衣よりピンクがとか言い出していたしね。
5つってあと何があったかな。
結果、主婦応援歌か街をまもりたくなる公務員テーマ曲かで、
公務員が選ばれた。
ホワイトボードも出てきて、みんなから出てきたキーワードなどを
酒井さんが次々に記入する。
「消防や警察と違って助ける感じがあまりない」「公僕」
「すぐやる課ってあったね」とかとか。
さ!と北・安・酒が後方のバンドセットへ、
残された村・黒が「歌詞が苦手なふたりが残っちゃったよ!」と焦る。
ヤスのギター、北山さんのキーボードは見慣れてきたけど、
酒井さんのドラム姿はなかなか拝めませんぜ。
といってもWBでだいぶ隠れてしまっていたけどね。
もうこのあたりで、足腰よりも首が痛くて痛くて。
なんかステージを見るのがどうしてもアゴあがっちゃうからだろう。
酒井さんも年長組の一向に進まないやりとりに不安を覚えたのか、
ドラムから、作詞側に助っ人。
というか、ヤスと北山さんがさくさく曲を進めていて、あまり
酒井さんがかかわらずとも良さそうだったから?
酒井さんが出てきたことで、急に余裕を見せはじめ、
遊びだしたてっちゃん、会場にのびのびとヒジ枕で寝転んで
「リーダー不在、とか言うぞ」と酒井さんに凄まれておりました。
そろそろ自分たちだけでは心もとないのでバンド呼んでいいですか?
とのヤスのひとこえで、みなさん登場。
役のない真里さんは、「音楽ってたのしいね!」とのびのびしていたとか。
そりゃそうだよねえ。
黒ぽんの公務員アドリブ、採用されなかったテイク1のほうが
(うまく歌詞をのっけきれなかったんだよね、たしか)
カウンターとびこえるサマといい迫力あり、思わず拍手喝采。
・・・歌よりオプションに全力投球しちゃうあたりがいとおしい。
しかし過去の「ミスターポストマン」といい、公務員黒ぽんの周りには
おじいちゃんおばあちゃんしかしない感じよ(笑)
繰り返される、曲タイトル「Over the Desk~♪」の瞬時ハモリ調整が
御見事でした。さすが北山さん。それにすぐついていける酒井さん。
しかし、この「Over the Desk~♪」のところ以外、もう覚えてないな…
帰り際、ホワイトボードがあったけれど、激しく大混雑していたので
あきらめたのでした。
■デモでも聴いてみよう
ここで進行しながらも、数人ずつ舞台からはけてお色直しタイム。
そうだよね、ずっとジャージではないわな(笑)
「GOD BLESS YOU」、「FIVE KEYS」、「永遠に」の3曲。
全然違う歌詩ののっている「GOD BLESS YOU」、
「ヤスオカを好きっていうなら、一番好きな歌は「GOD BLESS YOU」
じゃなきゃ俺は認めない」発言を会報EXTRAでしていたのがよぎる。
結構カンペキな感じなのに、ここからさらに詩が変わるなんて。
なんといっても「FIVE KEYS」の適当ほにゃほにゃ英語らしきもの。
それを酒井さんが翻訳していったらしい。
「あいわなしゅしゅわなどぅいなう」→「とびこせばすぐみらい」
てっちゃんの語り部分、むにゃむにゃ感がこれまた秀逸だった。
気持ち。勢い。曲ができるときのマグマ感はうまくことばにならない。
「岡部、ジャンプっ!」
笑い崩れた。
→「おれたちごすぺらーずについてこい!」
長野五輪の感動が五鍵になったのだね!
そしてなんとも貴重な高校時代音源!
あの伝説の、というかメディアなどで噂にきいていた、
てっちゃんと黒ぽんが高校の文化祭で実際に歌ったときの!
これがとってあってよかったね~と思いつつ、こんな大事なのを
聞かせてくれてありがとう。
体育館にどよめきが広がったときのこと、拍手の波を感じながら
自分も体育館で聞いているような想像。
てっちゃんの声が若い。若い。まっすぐ。高校生なんだもんなー。
カセットに録音されたそれは、余韻を残すことなく、ガチャ!っと
「友達の歌、終わった」と停止されていたけど、そのあとの
興奮もわかる気がするなぁ。
3年5組で結成された35が、ゴスペラーズの原点。
てっちゃんと黒ぽんの絆の深さを感じないわけにはいかない。
そりゃもう人生半分以上一緒にいるんだもんね。
この頃には全員お召し変え完了。
■「NEVER STOP」
一番古い歌から、最新の曲へ、と。
てっちゃんは着替えたあともグラサンオフで再登場したのだけど、
歌う瞬間に、くるっと後ろを向いてオン。
見慣れたその顔に、ほっとするとともに、何かスイッチが入る瞬間でも
あるんだろうなーと思う。仕事人の顔に見えるんだよなぁ。
元気よく響いてくるなか、酒井さんの「…Like a Rolling Stone ね」
なんてご愛嬌も。「転がりつづけること」って歌っちゃったんだっけかな。
さらに後半戦へつづくー。
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デモでもとか、
秀逸なコーナーいっぱいあったんだね。35のデモは貴重だなぁ。
ところであご?首?そのあたりは大丈夫ですか?
集いは2006仙台に参加したあと、尋常でない腰痛にみまわれ、それっきり行ってません。行きたいんだけど。
だって疲れるよねぇスタンディングライブ…(あらふぉー感ただよう発言w)
デモでも、各地によって選曲が異なったそうです。
実際の曲作りの過程を垣間見れて興味深かったです。
確か大阪か仙台のあたりで流れたらしい「いろは」と「Slow Luv」が聴きたかったー!
立ちっぱなしで上向いている不自然な姿勢は確かに腰をやられ、僧帽筋もやられ…
いつまでこれ参戦できるんだろうとは思いますが、
同年代もステージ上で疲れをみせつつ頑張っていますからね~(笑)
ココさんが参加した2006年仙台って、マイケルサカイがいたときですね?!