On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

ハモリズム紀行・北陸忘年会編3

2011-12-05 23:55:00 | 2011-2012ハモリズム

◆12月5日(月)

前夜、まぶたが自然と落ちてきちゃうくらいの時間まで名残惜しみ
早朝帰宅組のsoyちゃんじろちゃんには布団の中から手をふり、
のんびり帰宅組の4人は、チェックアウトの後、駅前モーニング。

珈琲館のモーニング、大学時代に能の先生宅のお掃除とか手伝いで
朝早いときによく食べたなあ。


午後の飛行機の時間までどうするか作戦。


福井…


福井といえば…


なんだろう…


散々、福井に来たいと思っていたわりにそんなレベルだった私ですが、
やはりここは永平寺に行ってみるか、ということに。

駅前から本数も限られている直通バスに意気揚々と乗ったものの、
乗ってから帰りのバスの時間を見て、一同やや絶句。

行くのに小一時間かかるとなると、また戻ってきて空港バスに乗るためには
着いた途端に帰ってくるくらいの勢いが必要だった。

そもそも無謀ってことか…!と気付いたときには出発していたので
なんとかなるよ、というかなんとかしようという方向で(こういう、皆の動じなさが頼もしい)
ひとまず帰りはタクシーで、滞在時間30分に決定。



山深いひんやりした境内をすすむと、さすが修行のお寺、何か緊張感あり。

しかし、本堂に入るには、受付が必要!
そして勝手に進めなさそうな状況で、控え室にてスリッパにはきかえ待機ののち、
修行僧のおひとりから永平寺システム&ルールを学ぶ。
30分しかないんだけど…というつぶやきは一喝して、心にしまう。

一通り説明を受けたのちは、早足でかけめぐる(笑)


 傘松閣の天井、230枚の花鳥図。

 雪深い地でこの造り。

 修行の本拠地。


さーっと、進んでいるものの、山寺のため、回廊は階段。この上り。




進路に沿いつつ、目指していたのはこちら。

 庫院の大すりこぎ棒。


天井からつるされている、3m以上はある大きなすりこぎは
これを触ると料理上手になるといわれているとか。
意外に女子度高めの我ら、熱心にすりすりとしてきたのであった。


 一番高いところからの眺め。

 勾配はかなりきついです。


のぼりつめた一行、ふたたび出口に向かって一直線、
しかしよく病院とか学校にある、薄っぺたいつるつるスリッパで降りるのは
結構こわい&難易度高い。





福井駅に戻るタクシー内にて、運転手さんとの話題は
水ようかんと、ソースカツ丼。どちらも福井名物とのこと。

なんで冬に水ようかんなの?と聞いてみたら、豪雪地帯の福井では
寒いなか帰ってきて、家に入ってあったかいところで食べるのがいいんだ、と。
「こたつでアイス」みたいな幸せなんだ、と合点。
丁稚が正月休みに帰省して食べたもの、とか諸説いろいろあるみたいなんですけどね。


駅前にて、気のいいおばちゃんがおすすめしてくれた、
えがわの水羊かんをおみやげに。
なんとなく水ようかんって、カップに入っているか、もうちょっと厚みが
あるものを想像してしまうけど、この1cmくらいの薄さ・流しいれが特徴だね。


 

表にはいっさい切り込みがないように見えるのに、裏をかえすと
12分割されているの。
でも、表からすくうときには、この等分線、まったくわからないの・・・。
なぜだ。

甘みはさっぱりしていて、確かにぺろりといけちゃう感じです。


そして、ソースかつ丼。
小松空港にて、搭乗前の少しの時間で遅めのお昼として。

甘辛丼ものが好きな私にはかなりのヒットだったのですが、
いかんせん、かつよりもキャベツフィーチャーな。
でも美味しかったですよ。




羽田にて、桃太郎とおとも3人、名残惜しくも良い旅に感謝し解散。
お世話になりました、ありがとう!


羽田から横浜への直通リムジンバス、ターミナル駅行きではなく
家のごく近所で降ろしてくれるのがちょうど来て、ラッキー。
時間帯が限られている路線だけど、いつもあると便利なのになー。


京浜工業地帯の夕暮れに、ただいま。




 

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