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実は母校でした、今日の仕事先。
踏み入るのは20年ぶりくらい?
正直校舎に入っただけでは懐かしさというのはあまり感じなかったなぁ。
同じ街に住んでいて、いつも見慣れているからなのかもしれません。
今回は9コースあって、医療・教育・司法・旅行接客・報道…などなど。
生徒達用に作られた講師紹介のレジメを控え室で見たら、先生も無理するなぁと思ったけど
ウチを「マスコミ」に分類していました。
いやだいぶ違うぞー、やりにくいだろーと、心の中でツッコミつつ。
何よりその準備されたレジメに「先生」と表記されていて。
生徒に話すから先生。なのかな?○○さん、で十分なんだけどなー
看護士、海上保安庁、白バイ、裁判官、保育士、N○K…
どの方のお仕事の話もむしろ私が聞きたいくらい。
kiraちゃんが挙式した船の取締役もいらっしゃっていて、御名刺頂いた際に
割引チケットを送っていただくことを取り付けました(笑)
学校の放送室も初めて入ったかも。
TV放送で自己紹介する日がくるとは思ってもみなかったね。
13:00集合で、実際に話し始めたのは13:50からの40分。
待機中が一番緊張…
1年生男子がふたり迎えにきてくれて、教室まで案内してくれました。
まだ小さくてかわいい。
教室ってこんなに小さかったんだっけ?
この位置にストーブがあるのは先生が暖まるためだったのか?暑いっ
え、授業って教室のドア開けっ放しでやってましたっけ?
教職もとったことのない私が初めて教壇に立って感じたこと、みっつ。
「こんにちはー」と入っていって、もう自分のタイミングで話し始めちゃっていいのかな、と
自己紹介し始めたら「あの、生徒が号令かけますので」と先生に止められ。
…
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そういうことか…と妙に納得。
「先生」の「授業」だということを、あまりに私が考えてなかったんだ。間が悪い。
郷に入っては郷に従え。
しかし、今回。授業としてはあまりに失敗だった。
広告とか情報について話しながらも、私が今仕事としているのは人事だし。
そのあたりが生徒さんにはわかりにくかったかも。
「仕事していて大変なことはなんですか」という質問に二方向に答えがあって。
研修で大勢の前で話すことにはそれなりに慣れてきているけど、中学生には未知数。
照れ屋というだけでは済まされない無反応さ。受身おそるべし。
え、聞かれたことにこんなにはっきり答えないもんだっけ?みたいな。
研修だったら返事するまでものすっごいつっこんでいるところですけど、どこまで
やっていいのか思わず手加減してしまった。
26人の1・2年生に話しながら感じたことは、
・これはいい企画だと思うけど、あまりに予定調和、大人の自己満足。
・「なんのために働くのか」「なぜこの会社で仕事しているのか」
自分の考えのたな卸しができたと思うことにしよう。
ということでした。
ある程度、話が終わったところで「よくわからなかったところとか、質問ある?」と
聞いても、その場で感じた質問ではないんだよねー。
「質問する係」が決められていて、何を質問するか「最初から決めてある」の。
しかも質問した子の目をみて話そうにも、その子は下向いちゃってたりでね。
控え室で主幹の先生が「2、3人って決めてありますので」って言ってたのが
ちょっと引っ掛かってたんだよ。
どんな仕事している人にでも聞ける、準備されたステレオタイプな質問を2つ受けて
「さっき話しましたよね」といじわるな答えをしてやりたくなるのをこらえ(大人気ない)
「今話したこと」への響きを彼らに持たせられなかったのが自分の力量なんだわ、と。
それでも、うんともすんとも言わない子でも、何かを考えてくれたかもしれない。
自分のやり方が上手い下手よりも、相手がどう感じたか、なんだよな。
伝わるようには一生懸命やった、けど。どうだろう。
教育の現場ってこうなんだなぁ~と実際接してみないと感じないことがわかったのも
自分の勉強になりました。
そしてこれまた用意された「感謝の言葉」と巨大な花束を贈呈していただき、
最後に「与えられることだけではなく、自分で興味を持って動くことを大事にねーっ」
とだけ言い残してきました。
それだけ言われてもわかんないか…
廊下に出たら、新聞委員会の子が追っかけてきてインタビューされました。
…どの質問も、今された質問と一緒なんですけど。メモとっとけよ~
大丈夫~??って、中学生の頃ってそんなものだったかな。
迎えに来てくれた生徒さんがまた控え室まで送ってくれて。
歩きながら、仕事の話ってどうだった?と聞いたら「まだわかんない…」と
素直に答えてくれました。
スクール形式に話すより、少人数で会話するほうが何を考えてるかわかって面白そう。
仕事を選ぶ時期がくるまでに、こういう場が設けられているのはとても
素晴らしいことだと思います。主旨にも賛同できる。
やり方はまだまだ検討余地があると信じて。
生徒がもっと自発的に「知る」力をつけていく応援ってできないものかな、と
たった40分話しただけでもぐったりしたアタマで思った一日でした。
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あまりにのびのびした雪柳に、すごくたくさんの種類のお花の入った花束。
これ持って東京行くのはどうよ、という大きさゆえ会社に電話入れて我が家でもらいました。
だって学校と我が家、近いんだものー
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取り急ぎ、体育会系な感じで活けて、またダッシュで会社へ。電車の中で爆睡。
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