三角クッションの効果は、当日のコンディションによります。
翌日からは、平常運転、1時間おきに起きあがることもあれば、
3時間くらいは寝てくれることもあれば。
金曜は理学療法士さんが来てくれる日で、最近にしてはめずらしく
「自分からよくしゃべってくれますね」と言っていたそう。
なんでも最近は漢方薬に頼りがちだった便通も日中に3回もあったそうで
それだけで本人疲れちゃうんだろうな、と思うけど(介助側もぐったりするよ)
私が帰宅した頃には、夕食も食べられずにくったりとソファで寝てしまっていて。
左側の胃のあたりをおさえて痛いとも言っていたようなのだけど、
おさえる場所があちこち変わるので、こちらもどうしたらいいものやら…
そのうち、目もはっきり開けていないばあちゃんに名前を呼ばれて、
どうしたのーと声をかけてみたら、「…世話になったね〜ありがとう〜」
と呟きはじめた。
のばした手をきゅっきゅっと握り返して、ありがとう、と苦しそうな顔。
おいおいおい、と思いつつ(まただ)と思う自分もいて
2年前、転倒したあとの痛みが苦しかったときにも、痛みでもうだめだ!と
思うのかずっと最期の言葉のように言う時があって。
何言ってんの、大丈夫だよと励ましつつ、
いつでも祖母は人生が終わってもいいように
気持ちの準備をしているんだろうなと思うと、
せつないような、さびしいような、えらいなと思うのと、色々せめぎあい。
その後も60代で行ったアメリカの話をぼそり、ぼそりと話していて。
またハリウッド行きたい、って。
話があちこち飛んで、つながらないけど、きっと脳裏に浮かぶ
思い出の場所とか、そのときに見たものが走馬灯なのかな。
そして、今朝は6時頃までちょこちょこ起き出していたのが、
すっかりその後はベッドで懇々と半日以上寝ていて、めずらしすぎる状況。
たまに顔の辺りに手をかざして息をしているか見ちゃう…
力尽きちゃったのかな、と思いつつ、眠れるときにゆっくり寝てほしい。
それでまた体力がきっと戻るから。
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