On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

やっぱりSOULPOWER--2

2007-08-15 00:42:20 | Gospellers



SOULの名曲カバーたくさん聴けて、嬉しかったSOULPOWER2年目。

TOKYOSUMMITの感想の続きですが、思わず陶酔してしまった「sha la la」、
S.O.Sかなりのヘビロテ中です。
東方神起に提供したという曲のセッションもよかったし。
熱く盛り上がる中に、すっと差し出されるSweet系にくらくらしてしまう。
後輩たちも全力でぶつかってたけど、それを凌駕する気迫、TAKEさん男前だったー。
音楽に国の際はないね。


いろいろすっ飛ばして、ゴスペラーズ。


大画面に次のアクトがばーんと表示されるとその度に武道館が揺れたけど
ゴスはさすがの大揺れだった気がする。

ぐあーっと立ち上がって、今か今かと舞台を見つめるとダンス☆マン登場。
初日は「ミモザ」を「ガラスの靴で~踊ればー血だらけ~」
…うん、その通りだよ(爆笑)

ダンス☆マンの煽りでゴスが登場!

ゴス直前が、歌えるは踊れるはの東方神起だったものだから、
「ウルフ」とわかるようなわからないようなイントロに合わせての5人一列での
若干ドリフ色ある律儀なソウルステップでの登場には、私は非常に好感を持ちました。
そうそう、そこで勝負しなくていい(笑)
あ、黒沢さんっ、両手と両足が一緒に動いていませんか。
と、細かくチェックしつつ。

淡黄色サテンのスーツに、白シャツ、ゴールド細身ネクタイ、白靴。
…スクールっぽい。気がする。ネクタイだからかな。

うわーでもいいねぇ、SOULPOWER用衣装!新調したね!
(っと思ったけど、今年の夏イベントはみんなこれで登場かな?)

五人の侍、ついにSOULカラーに身を包んだね!

てっちゃんは肌がいい感じに焼けていたからか、超お似合い。
眉間にライオンつきサングラス。顔の面積の半分が黒いから似合うのかな。
北山さんが学生風、ヤスが蝶ネクタイじゃないのに蝶ネクタイしてそうなお笑い風、
黒ぽんは見たままひよこ風、酒井さんは…なんだろう。金色機械?


 ウルフ

アカペラ始まりのウルフ、大好きー!夏だー!
あのイントロコーラス聴いているだけで大満足。あの始まりだからわくわくしちゃう。

初日は、この時すでに私も下にビニールを敷いて裸足。
ブロック最前だったこともあり、広々した空間で思う存分飛びました。

この直前の土曜に、ゴスとは全く無縁の同僚達と「噛まれたらどうよ」という馬鹿話を
お酒の場で話していて、甘噛みじゃなく本当に噛まれた、絶対無理、という同僚談を
聞いたばかりだったので、思わず思い出し笑い。


 My Girl

初日、どうやらヤスのマイクは「ウルフ」の時から不調だった模様。
ヤスがリードをとった瞬間に、歌う姿が大スクリーンにアップになったものの
…音が出てこない。
「ぎりぎりまで信じたけどダメだったか~」という思いを浮かべたヤスの、
あの目を閉じたままの苦笑いの表情が忘れられないです。

音が出ないことがわかるなり身を翻してステージ上手へマイク交換に
向かうヤスを、がーっと追いかける北山さん。

すでにスタッフからマイクを手渡されているヤスに、自分のマイクをぐいっと渡し
自分はまた脇目もふらずステージ下手へすたすた歩き去る。

思わずてっちゃんと同じように「き、北山?!」と呆然としたものの、
進行を止めないようにスピーディに冷静にトラブルを解決するその姿に
ノックアウトされたのは言うまでもありません。
北山さんの耳はヤスのマイクトラブルを察知していたのでしょう。

今まで使っていなかった、チェックしていないマイクをヤスに渡させない、
二次災害を防ぐプロ根性に拍手喝采でございます。

その間、ステージでは黒ぽんが「♪My Girl~」と歌い上げるヨコから、
てっちゃんが遮る。「No,No,No She's my girl!」

そうきたかっ!なるほどね~(爆笑)
今年のSOULPOWERイベントのイニシアチブとったシングルをそう使うか!

「ハワイで指輪買ってあげたの俺だぜ」
「ニューヨークでカバン買ってあげたのは俺だぜ」
と口々に追い討ちをかけるメンバーに翻弄される黒ぽん(笑)

「She's my girl/モテるのもラクじゃないmix」なそのコント(笑)
酒井さんにだけ違和感を感じたのは私だけではなかったはずだ。
あー、でも言っちゃったりするかな。

「No,No,No She's my girl!よかったよ、オレの声がやっと届いて!」
ヤスが言った瞬間、客席大拍手。あれ、ヤスがハイヒール買ってあげたんだっけ。

同じくして、下手から落ち着いてゆらりと出てきた北山さん。
自分の順番までを計算してきちんと戻ってくるこの仕事人っぷり。

「No,No,No She's my girl…
 
だって、あの子が住んでるのはオレん家なんだぜ」


4人が、してやられた!風なコケ方をする中、微笑み、低音のプリンス。

なんだ、みんな北山さんの妹さんの話してたの?!

と、妙なツッコミを入れつつ、ひゅー!と歓声を送ったのでした。
ずるいなー、こういう時の低音。

2日目はここまでが本当にスムーズだったから、どうあのトラブルに対処する
時間が流れていたのかも思い出せないくらい。

名曲中の名曲、ソウルクラシック。
ステップ、手振り、笑顔、曲に対するゴスの尊敬と愛情があふれた幸せな時間!
スタンドマイクだからこその、手振り決めポーズ、ちょっと照れつつ観ていました。

ヤス→酒井さんと歌い継ぐリードものびのびしていて心地よかったな~♪
スタンドマイクからマイクを外して、リード位置のマイクへ行く仕草が好きだなぁ。


スタンドマイクが2つ、追加されて…


 シルクの雨

去年のなにわSUMMITでのこの曲の反響が大きくて、CD化の署名まで起こったそう。
確かにあれは凄かった!!
超音波でこうもりが落ちている、と北山さんが言ってたような。
野外に空高く、そして大地に水平にどこまでもまっすぐのびていくような
あのフェイク、ファルセット業界対決。忘れられませんな~。

今回のゴスの出番前に、東京初お目見えとなったジェイさんとシルキーさんが
去年と同じ、「ケンタッキー州で吊るしで買ったオレンジ色のスーツを着て
登場だったのも、うわー!まただ!お久しぶりです!な感じで嬉しくて。
ハットも健在。ますますケンタッキー州のおじさん感漂う。

オレンジとゴスが淡い黄色なものだから、なんだか美味しそうな並び。
確かにシャーベットだ(笑)
特にジェイシルのおふたりは、31アイスクリームのオレンジシャーベットそのまま。


※ちなみに2日目の登場時はエナメルの真似して、タオルで靴をぱぱっと払った
 ジェイさん。真似しようにも手持ちがなかったシルキーさんに貸したあと、
 同じタオルで顔の汗拭いてたね。いいとこ突くなぁ。
 東京初参加、東京の観客の感想を求められて「しゃれてはりますなぁ」

※「HAPPYでいこうよ」には、酒井さんコーラス参加。
 ジェイさんに呼び込まれた酒井さんの登場に、「もしや『よりそうように』?!」と
 色めきたったのですが、うーん、そうですか、なにわで…。
 でも「HAPPYでいこうよ」もかわいい手振りつきで、キャッチーなサビ。

※来年のSOULPOWERは、酒井さんとJ&Sのおふたりで何かしらのコンビを…
 船頭にするのはどうでしょうか、マーチンさん。


またライブで聴けて嬉しかったこの曲。
手振りもばっちりです。

…最後の対決も、やっぱりライブならではで、ステージアクトとしては期待通りで
よかったけれど。いやー、武道館が狭すぎた。

音が広がらないし、割れた音が耳をつんざく感じで痛いくらい。
大迫力のこの歌を活かしきれないのがもったいなかったなー。

ジェイさん+黒ぽん VS シルキーさん+てっちゃんの4人がぐわーっと
ステージ中央最前線で張り上げ続ける中、マイクスタンド固定で
「いつまでも♪ 見ていたい♪」と律儀にコーラスし続ける年少組3人に拍手。
ほんと、違うこと歌っててもわからないくらいだったよ(笑)
ファルセット業界の人たちの声を縫うように、ベース音に集中!

「シルクの雨」という繊細なタイトルから、どう転んだら耳をつんざくという感想が
出てくるのかは、ほんと百聞は一見に如かず。

よりそう肩にこぼれる雨じゃなくって、ほんとこの日のライブ後の豪雨のような
びしょぬれだけど、爽快!な感じがするくらい。

やっぱり野外で、どかーんと聴きたい曲です。


長くなってきたので、ここでひとまず。



Comment    この記事についてブログを書く
« あー夏休み | TOP | 終わらない世界 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Gospellers