On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

オーシャンズ11お茶会

2019-06-30 23:55:09 | Takarazuka
「オーシャンズ11」の熱演が続くなか、真風さんのお茶会に行ってまいりました。
前回12月に初めてお取り次ぎいただいて参加し、2度目のお茶会。
今回もMさんと一緒にそわそわニヤニヤ。

初めて参加したときは何が何やら目を丸くしているうちに終わっちゃった感でしたが
今回はなんとなく勝手もわかってドキドキ倍増。

瞬間の握手のタイミングがきたら後悔なく目を見て
「ありがとう!いつも応援してます!刺激もらっています!健康第一で無事に完走できますように!」
を笑顔1秒そっと両手で伝えるイメージトレーニング(笑)
ご本人を前にするとオーラにひゃー!ときっと顔が緩んでしまうのだけども。

前回は円卓、今回はシアター形式でした。
軽く前回よりも300人は増えているということだろうか…すごい。17列×95席、圧巻の座席数。

私から高砂席までは35メートルくらいはあるかな…
オペラで、ステージサイドの大モニターをみるくらい、広い。遠い。

開始30分前くらいから、少し早めのお誕生日を全員でお祝いする練習。
ん?こんなに休符長かったっけ?なんて思いながら。
すずほさーん、おたんじょうびおめでとうございます、せーの、ばーん(クラッカー)
みたいなこと繰り返しているうちに

・ゆりかさんて呼びたい
・クラッカー鳴らすタイミング間違えるひとがいる
・上に向けないで前に向けて発射しちゃうトラブルありそう
・後ろの方がそういう人でありませんように

なんて、余計なことを考えつつ。


後方席だったため、登場はとにかく近くて。
BGMは銀橋での囚人服引き抜き早替わりのときと同じ、ジャジャン!でドアが開いた!

ぱっとスポットを浴びた姿を目にして、心で叫ぶ。
やわらかい笑顔が素敵すぎる…かっこいい、美しい!

座席の詰まった会場をぐるっと縦横断して、高砂席へ。
私は高砂席に向かって左手、下手のほうにいたのですが、上手の端までゆりかちんが行くと、まじで後頭部が米粒レベル。

端から端まで、50mはあると思うから
二回公演終わったのちも会場をぐるりと何度も往復練り歩いていただいて頭が下がります。
みんなに手を振りながら、颯爽とランウェイ。

高砂に到着して、段取り通り、会場の照明が落ち、流れたhappy birthdayのメロディに、あっ て目をくるりと茶目っ気たっぷりに破顔したのがキュート。

happy birthday歌いながら、ケーキがおもむろに運ばれて出てきたもので、あ、ケーキあるんだ!練習のとき言ってなかったじゃーんと思ってたら、
歌い終えた瞬間にクラッカーが鳴り、段取り間違えちゃう人たち続出。
ほんとはおめでとう言ってからだったけど、あれ、ここでもう全員鳴らすのどうなのみたいなざわつきありつつも。

とはいえ、1500人はいただろう会場で、半数鳴らしたら結構な音。
何度も祝砲🎉が鳴っておめでたい感じになりました。

ケーキは、大劇場公演パンフ表紙のダニーの写真付きオリジナル。
ラズベリーやブルーベリーを散らして華やか。
モニターに映してくれまして。

ありがとうございます〜とケーキのろうそくを吹き消すゆりかちんを拝みました。貴重!

拍手のなか、司会の方がケーキは下げていただいて、とアナウンスしたときには
ゆりかちん「ケーキはもう下がりました」と(笑)
吹き消したらすぐ下がったのね、たぶん。

飾らない気さくさ、マイペースでさばさば。好き。

マイクにもバラがあしらわれていて綺麗。
マイクを持つ左手人差し指にリング。

そしてすぐに、質問タイム。

・オーシャンズ再演と聞いてどうだった?には
まさかまた新人公演でやったお役をさせてもらえるとは、とびっくりだった。
前回は星組で、また違う組で芹香と組んでやらせてもらえるのはとても頼もしい。
今回は再再演だけど、何もないところで、銀橋に立たせて服を引き抜く、って
考えついちゃった小池先生はなんてすごいんだろう!といつも思っている。

…毎回観るたびに思うのだけど、宙組のスタイリッシュ&ダイナミックを
ふたりが銀橋に出るだけでも体現していると思う。
こんなカッコいいバディほかにあります?!みたいな。

・学生さんたちの観劇が多い
快感だ、からのヘッドロックキスにもおおぅというどよめきを感じる。
明日学校でやっちゃうよねー、なんて袖でみんなで話しているそうです。
ここにいらっしゃれみなさんのように観慣れてない人達(笑)には、
あ、ここで笑い声起きるんだ〜と新鮮な気持ちになることもあるとか。
客席に登場すると、ざわめきが手に取るように、そして目に見えて
きゃー!ってなってるのがわかるんでしょうね。

・客席から歩いていくと、ダニー!ほらほらダニーきた!て
隣の子の肩ばんばん叩く男子学生がいる、の真似がめちゃ面白かった。うまい。

・みなさんは、なんとなく後ろ向きたい、でもまだ向いちゃだめ、
みたいにおとなしく観劇してるけど。

・まだ向かないの?見なくていいの?ここでふりかえったら、私もう後頭部じゃない?!
て、おっしゃるのがおかしかった。わかっていらっしゃる。

・品行方正な話し方だけじゃなく、時折くだけて、ユーモア、緩急まじえて
話してくれるから、友達から最近面白かった話聞いてるみたいなんだよね(笑)

・スーツのこだわりは全部。全方位からみていただいてもかっこいいように。

・好きなスーツは、1幕ラスト、ジャックポットの黒スーツ。生地も良いものだそうです。
白シャツ黒スーツ、ニュアンスの違う黒のベスト、開襟でタイを緩めているのは、
シーンのいなせさ、ダンスの粋さとあいまって心の底からかっっっこいいよ!

・私が好きなのは、茶系グラデでまとめた快感だスーツ。焦げ茶のシャツがとてもお似合い。
グレーのも、回顧ダンス(?)でベスト姿になるのが素敵。美しい。

・トラとの対話
これまでは手を入れていたけど足を入れる演出は今回から。
意外に難しい。
抜けなくて、歯がやわらかいものに変わったそうです。
ある日、小道具さんから不具合があってお直ししたので確認してくださいと言われ、
袖にトラが寝そべっていたそう。
どこが?ときいたらアゴです、とのことに
顎関節症!顎関節症になっちゃったの?!というゆりかちんがかわいすぎた。

…ふと、私も30代はじめの頃に、高校生の頃放置した顎関節症がぶりかえしてぐったりしてたことを思い出した。ゆりかちんもいま困ってたりしないでしょうね。

・OGの方が観にきてくださって「ムダにかっこいい」「あんなにかっこいい必要ある?」
と思いがけない言葉をかけられて、二つ折れになって笑った。

・最近観たのは「ピピン」。でもアリーナには行ってません。朝夏さんのコンサートも観に行きました。でもアリーナには行っていません。

・入出のお手紙に「アリーナでの花組ポーズがかっこよかった」と書いてあり知ったけど、妄想がすぎる!まずはメガネかコンタクトをお勧めする!
という話から、SNSについて言及されたのでした。

・SNSの先に真実はない

・言い切った

・踊らされてはいかんよ、間違った情報を得意げに流してはいかんよ、という
ゆりかちんからの愛あるメッセージとして受け取りました。

・ひいては誰かを簡単に傷つけることにつながらないように、
というようなことまで考えさせられたよ、一瞬で。

・きっと色々書かれていることも知っているでしょうし、知らなくても
耳に入ってしまう目にしてしまう世の中。
でも以前エクラのインタビューで
「過去の自分に後悔はない。そのときそのときで出来るかぎり一所懸命やりきっていたから」
と語った強さを思い出した。
上も下も見過ぎない、今ちょっと先にあるあたりを見据えて進んでいる。

・彼女に対しては賢明、聡明、いろんなことばが浮かんでくるけど、
これはトップになってからではなく、ずっと以前から、予科本科の頃からそうだったんでしょうね。

・そういう人間性も見抜いていく人事すごい。

・そして2度不合格でもあきらめずに、3度目の受験で合格してくれて、ありがとう!
努力して、与えられた場で結果を出すべく全力で向かってきた軌跡をいま私たちは享受してます。

・私の良いことだったら、少しくらい間違っていても書いていいです♡
最後は茶目っ気たっぷりに和ませられるのと、ファンに委ねるけど、言うべきことは言うのは鮮やかに流石だね。
なんて出来たひとなんだろうか。

・お肌の手入れ、摩擦は敵だと思っている。

・舞台のメイクはかなり濃いのでオイルのクレンジングでがしがし落としているが、家に帰ったらきちんとケアする。

・「あとは、芹香がいいふらしているらしい保湿ね」

・そんなキキちゃんは、最近時間さえあればお顔にコットンパックしているらしい。

・楽屋、たのしそうだな…

・朝夏さんのときの全国ツアーは震災があって熊本公演は中止に。
慰問に行かせてもらったが、今はみなさんがんばって復興されてきているので、
おいしいものもたくさんあるので旅行がてら是非観にいらしてください、と。
タカラヅカに入って、初めての熊本公演なので、とても楽しみという笑顔がよかった。

…会場横長なので、このあたりで下手側に移動。サービス精神。

・最近面白かったこと
春瀬がダーリン、てこの公演中私のことを呼んでるんですが、ソールの演技指導で手を叩いて爆笑しちゃってソデに戻ったら
「ダーリン、手叩きすぎ!さるのおもちゃみたい!」

・真風さん通じて語られるかなこちゃんが最高にユーモアあって素敵。クレバー。

・1幕最初、EDENのセレモニー前、一旦はけてそこで胸ポケットに携帯入れる。

・ソデにはダイアナがわーっといて、そこがその日のせーこさんとのファーストセッション。

・楽屋でよろしくお願いしまーすとかはやらないで、ソデで初めて会うってこともあるのかしら?

・せーこさんがいつも携帯入れ忘れないか見守ってくれる。すっしーさんも。
でもある日何か喋りながら準備してて、胸ポケットにふっと入れようとしたのが
ブラシだった。
そのまま出ていっちゃったら、ラスティーと喋りながらずっと
髪をとかし続けてないといけないって爆笑だった。

・ダンスshun先生の振付は、指先のニュアンスまで素敵なので、
細部まで行き届くようにやっています。

・最近のおしゃれアイテム
シャツが好き。(男役なので、と言ってたかな)
靴も好き。
背の割に足はそんなにサイズ大きくないので、靴下はレディースでOKなんですって。

・今後の予定
舞踊会に久しぶりに出ます。
お扇子の技が多くて、1日のためにこんなにできるかな…と思いつつ、
3分の2くらいまで振りがついたそう。
もうお稽古に入ってるのかーー忙しいな。

・次の大劇場公演、何を隠そう、オリジナルのショーは初めて。
ウィスキーをモチーフにしたショーだよね。
東京はお正月公演ーーーーー!
踊りまくっていただきたい!

・プレゼントは、ロエベのバッグ。
オペラでシグネチャをガン見しました。

・なんというか、プレゼントの開け方が、B型であることを感じるの。
その開け方、この包みの使命はここまで、みたいな。
スピード重視でいきますというざくざくっとした手つきに、なんともいえず握手したくなる。



抽選会やチケット功労者の方々との2ショット写真タイムなどもあるから時間もあっという間。

ちなみに今回の握手は、後方席からの案内だったので、前回よりもすぐに順番がきました。
私は35人目くらいだったのではないかしら。
早く、早く!と促されて、みんな小走り。
走り込んでいってダイビング握手かってくらい、
そして立ち止まらず、振り返らず!とアナウンスされるのが面白いというかなんというか。

笑顔で迎えてくれて、本当に真風さん…一生ついていきます✨と思わせるオーラを放っていました。
笑顔を返せて嬉しかったー手の感触も覚えているー!

それにしても2000人近くとの握手、手を痛めないようにしていただきたい…

二回公演の終演後、1時間半。
タフにこなされているのに頭が下がります。
それでも、こういう場を通じて、応援の気持ちを直接表現できるのはありがたいことです。
(言葉はかけられないけどね)

限られた期間を華やかに駆け抜けてゆくジェンヌさん、
その裏に隠された不断の努力を思うからこそ
心を動かされるんだよなーと思います。

少しでも長く、舞台上の姿を観ていたいと願っています。



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