ぐっときたHurray

萬斎さんをライヴで観よう！と狂言鑑賞にお誘いしたnaoちゃんと、
終演後にはお天気よくて見ごろになっていたら御苑でビール片手にお花見か、
はたまたDVD持込可能な居酒屋さんで鑑賞大会するか、なーんて考えていたけど
いかんせん、声が枯れてしまった。

がっつり能・狂言の世界をご案内しちゃうぜ！と思っていたのに
ちょっと油断すると咳き込む始末…
お楽しみは4月にとっておくことに。
せっかくだったのに＆お聞き苦しい声でごめんよー。

でも久しぶりに観た狂言には心浮き立って、そして能楽堂の雰囲気は
やっぱり背筋がのびる厳かさがあって。懐かしかった。
帰り道、横断歩道待ちでは思わず六つ拍子踏みたくなったのでした。
←学生時代、ウチのサークルみんなよくやってたけど不審者。

いわば舞の地謡もアカペラですから。
ゴスが紋付袴で、謡って（あえてこっちね）くれたら、さぞかし
舞台独特の音の返りの中で気持ちよく響くんだろうな～などと妄想繰り広げた。

演目最後の「賽の目」も5人ならば、と役もふってみた。
舅はヤス、婿1は黒ぽん、婿3（主役）を北山さん。娘はやはり酒井さん。
てっちゃんは太郎冠者かなー。


お茶しておとなしく帰った土曜深夜からのDVD鑑賞三昧。
やっと通しで、観終わりました。（睡魔に負け続けて全編は観れておらず）

「ふふ」とか「ひゃ～」とか「うわ、ここの表情いい」とか「ほう」とか、
「DISC2ってやっぱりトークから始まるんだ」とか、「ツタンカーメンか！」とか
「探検隊見たあとで、ライヴ観たらあまりに、あまりに別人的にかっこよくないか？！」
と、ひとりでニヤニヤしたりのけぞったり手たたいて笑っていたりで、
いきつもどりつ何度も観ているわけですが。

とてつもなく幸せです。

5人で歌っているのをみて、はたまた楽しそうに喋っている姿に思わず
涙ぐみそうになったりもするし。
この5年、私を支えてくれたのはまちがいなく、彼らであり、彼らの歌をとりまく
すべてだな…もちろん友人たちも含めて。

5年前、G10DVD発売のときには、自分は観たことのない、その場には
いなかったライヴだったのに超盛り上がって毎日飽きもせずに観ていたけど（笑）

今回はこの中に自分がいるんだなあと、不思議な感慨です。
スペシャル直接的なパワーをぶつけてたんだよねー。
2009年を各地でお祝いしながら充電させてもらって過ごしてきた日々を
これを観たら思い出せるな。

DVDで改めて観てみると、あのときのライヴでは気づかなかった、たくさんの
いいシーン、歌唱が満載。
あああー早く「ここ！ここ！」とかわいわい言いながら観たい。

ツボどころは多々あれど、なんだか嬉しかったHurrayシーン2つ。

ひとつ。
「LOVE MACHINE」明けで「一筋の軌跡」のオープニングをスピードゆるめず
盛り上げた酒井さんの肩を、すれちがいざまにぽんっと叩いたてっちゃん。
さすがリーダー…。ジーンとしてしまった。

この曲はやっぱり5人の関係性がよくみえて、何より笑顔と、一緒に歌える喜びに
満ち溢れていて大好きだ。それは観衆だけじゃなくて、ゴスからしても、だと嬉しい。
歌声に力をもらうよね、ホントに。
笑い声にしても歌声にしても出すとゆるまるし、心のドアも全開です。
このコール＆レスポンスも、最後の酒井さんの頷きも最高だ。

ふたつ。
ラストのひとことMC。
詰まった北山さんに、カメラが引いて映し出した後ろの4人。
それぞれに、笑顔で見交わしたりして、無言で支えてる。
そんななか、酒井さん。

たぶん、「がんばれよ」って口元が動いている。

「頑張っている人に頑張れって言うな」との過去の名言あれど、
この言葉は最善だよね。

「呪文じゃない、魔法じゃない。けれど、力があると信じている。」

実際、自分も相当涙もろいので、こういう場面で詰まってしまうこと多々あり。
そんなコントロールできない自分がなんとも嫌なときがあるんだけど、
この「がんばれよ」を思い出したら、励まされそうな気がする。うん。

それにしてもこのラストMC、それぞれが「らしく」感謝を表していて、そして
「Promise」に向かうまでの緩め方。
そんなところが好きなんだよなぁとしみじみ思います。

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日曜夕方になって、しわがれていた声も、なんとか普通に話せるまでに回復。
週が明けたら、もう4月は目の前っ

片付いていない問題のタイムリミットも間近。やること・やりたいことたくさん。
ナナメになっている場合ではない…