アクセサリー&イラスト作家・悦のブログ

水と空気のきれいな神奈川県秦野から発信!銀・真鍮アクセサリー&イラスト作家『etsuspoon 』です。

インクが版画になるなんて

2021年05月24日 | 版画
最近1番の衝撃的出会いは
キモプレート版画

キモプレート版画をやることで
アルミ版のリトグラフの良さも見えてきたし
「こうやらなくちゃいけない」って言うのもないんだってわかったし
逆に
「版の良さを生かすことが作品のクオリティに繋がる」って言うのもわかってきた(遅!)

キモプレート版画で学んだことは
アクリルのものに油性インクはくっついちゃうんだよ!
ということ

私はホルベインアクリリックインクを使っているけれど
アクリル絵の具やアクリル系のものならなんでもインクがくっつくんだってこと

すごいよなあ。大好き理科!

そして、

改めて、版と向き合う「時間」が大切だなと感じている

頭の中でできたイメージを
向き合うこと
時間で培うものが
広がりを与えてくれます

「描く」と言う行為は
手を動かすと言うことにつながる

物質的に「描こう」とすることはすごく狭い

そこにいろんな見えないものが加わることで広がっていく

物質的な追求と
時間の作った見えない部分が
ぐるりと混ざったものが
乳化するようにいい感じになってくる

今ちょうど
ボールの中に油と酢を投入したばかりの感覚

まだまだ乳化は程遠い





ああ、なんで長い時間やらなかったんだろう・・・
もう過去のことは選択できないけど
これからのことは選択できるもんね

どんどん作ろう!

例えお金にならなくても!!!
(だいたいやりたいことって実験でさ。ここがしんどいって時もあるけどね)






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