フリーペーパーから。
ヴィラ・イザベルは、歴史あるリオのエスコーラ・ヂ・サンバのひとつ。現在バテリアはメストリ2人体制でやっていて、今回インタビューを受けてくれたWallanはそのうちの一人。
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話は変わりますが、日本でサンバをやってることをどう思う?
W:すごく素敵だと思うよ。サンバってそういうもの。
サンバは友情。サンバには、偏見がない。
サンバは、貧富の差とか、同性愛とか、そういうもの関係なく、みんなが集まれる場所。
サンバは、そういう友好を促進するもの。
サンバを歌い、演奏する時というのは、すべての人種がけんかもなくひとつになれる唯一の時だ。
だからこの力が日本にも届いているというのはすごく良いことだと思う。
日本にサンビスタがいること。
それこそがサンバだ。
それこそがブラジルが持つ良いところで、ただそれがまだあまり高く評価されてないと僕は思う。
もっともっと評価されるべきだ。
例えば他の音楽や、スポーツや、あらゆるムーヴメントには、いつもけんかが絶えないでしょう。
でもサンバは違うんだ。
それから僕らはアルゼンチンでもカーニバルをやるけれど、アルゼンチンの人達は大歓迎してくれる。
日本にもサンバが届いていると考えるとさらに嬉しいことだ。
毎年毎年、僕らの文化が広まり、友情も深まっていくと感じるね。
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ブラジルも貧富の差は激しいと思う。特に今。
そうね。音楽っていうか文化。理解するには学ぶ事は多い。馬鹿にする人はいるけど。
難しい事を考えなくても楽しめるし。
人生変わったって人がいてもおかしくはないでしょう?
もちろん興味のない人もいる。どんな世界だっている。
楽しい時はもちろん、悲しい時、怒ってる時、淋しい時…いつでも生きる力にしてくれる。
そんなsambaが好きなんです。