「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

乱読譜~20110310

2011年04月10日 | Monologue & Essay
☆主な読了本~20110310☆






☆☆『「だましだまし生きる」のも悪くない』(香山リカ・著、鈴木利宗・取材・構成、光文社新書)☆☆
  香山リカさんの半生について、断片的には知っていたものの、まとまった形で読むのははじめて。香山さんの父と自分の父の死がほぼ重なったこともあって、親との関係性はとくに興味深く読んだ。






☆『宇宙は何でできているのか』(村山斉・著、幻冬舎新書)☆






☆『イカロス君の大航海』(澤田弘崇・監修・文、みみみみドイツ・ゆうきよしなり・イラスト、宇宙航空研究開発機構・編集、日経印刷株式会社・発行)☆






☆『沈黙の春』(レイチェル・カーソン・著、新潮文庫)<再読>、《レイチェル・カーソンの感性の森》(クリストファー・マンガー・監督、カイウラニ・リー・脚本・出演)☆






☆☆『太陽系大紀行』(野本陽代・著、岩波新書)☆☆
  「はやぶさ」に関連した出版といえるが、太陽系探査機の歴史と成果を紹介している。探査の結果明らかになった太陽系の素顔を、ホルストの組曲「惑星」になぞらえていて、懐かしく思った。






☆☆『科学史年表 増補版』(小山慶太・著、中公新書)☆☆
  科学史とはいっても、著者自身も認めているように物理学や天文学に偏っている。しかし、参照項目のリンクを追って読めば、ある主題のごく簡単な通史を知ることができそうだ。






☆☆『科学コミュニケーション』(岸田一隆、平凡社新書)☆☆
  良い意味で予想を裏切られた。「共感・共有」をキーワードに科学と人間との関係を問う。アメリカ、ヨーロッパ、日本における科学コミュニケーションのちがいも目から鱗だった。




乱読譜~20110228




  

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