ピックアップ 第一

言葉集め 第一弾

何も知らないくせに、、、

2024-11-20 17:32:00 | 拾う


何気なく読み流しただけだった箇所にのページを 何気なく開いて ザーッと読んでいた時に見つけた言葉

「・・・何も知らないくせに」
【流れ行く者】 守り人短編集





こんな生き方は娘には似合わない
俺の娘なら 嫁がせて幸せにさせるというようなことを言われた言葉を思い出してのつぶやきのセリフ。


この何も知らないくせに の中には、色んな思いが込められている。
怒りや悲しみや痛みや愛も。
これまでの生き様を知らないで、数時間一緒にいたからって、浅い眼で判断されたくない思いが ズーんと詰まっている言葉


何にも知らないから
簡単にはジャッジできないこともある。

でも、こういう事って 結構あるのでは、、、。
わかった様なことを言われたり、表面で判断されたりしたり。

そんなジャッジの世界にいたら、目を塞ぎたくもなることだってあるかもしれない。
とにかくこの一言には、色んなものが詰まっている。







動揺すると、人の心はこうして必死に、、、

2024-11-20 09:25:00 | 拾う
頭の中では、心がコマネズミのように走り回って、言い訳を見つけ出していた。
自分は、ああせざるをえなかったのだと思える理由が、いくつも、いくつも浮かんでくる。

動揺すると、人の心はこうして 必死に自分を助けようとするらしい。

【獣の奏者】王獣編





人ならではのココロの動き。
これって自分は絶対やらないとか、そんな心は待ち合わせていないとか否定できる人いるだろうか。

弁解したり、不利にならぬ様に根回ししたり、繕ったり
非がないと 思わせたり、、、。
これらって、他人から見たら即バレなのだ。



歎異抄

2024-11-16 06:43:00 | 拾う



「我が心の善くて殺さぬにはあらず、
また害せじと思うとも百人千人を殺すこともあるべし」
私の心が清らかだから、殺人という恐ろしいことをしないのではないのだよ。


「さるべき業縁の催せばいかなる振る舞いもすべし」
人間とは、そういう縁〈環境、きっかけ〉がくると、どんなことでもやってしまうものだ。

【ほとけさまの50の話】

これが本当の、人を理解するという意味なのかもしれない。

人の行いに是非を問うなら誰でもできる。
でも、人の背景までも考えた人はどれくらいいるだろう?

自分の目の塵をとらずして、人の目の塵を取れるはずがない。









過去を懐かしむことって、自分の生きてきた、、、

2024-11-13 23:22:00 | 拾う

過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられている証拠でしょ。
辛かったことも含めて、これまでの人生の積み重ねをまること肯定できているから、
あなたたちは『懐かしい』っていう気持ちで当時をおもいだせるのよ。

【虹の岬の喫茶店】



ただ苦しいとか、痛いという思い出なら、懐かしくもないね
むしろ心にモヤモヤするだけだ。

懐かしく、ゆとりをもってそれを 思えるならば、人生、それもよし!と言えるだろう。
苦しいことの中にも そこから何かを見出せたなら、無駄ではなかったのだから。



人間って、不思議と平等に、、、

2024-11-13 01:41:00 | 拾う
人間って、不思議と平等につくられていてね、何かの天才は、それと同じ分量だけ、何らかの欠陥を待ち合わせているって。

そういえば、ときに人は不平等だと怒るのは何故だろう?

[虹の岬の喫茶店】

マイナスに見えても、マイナスだけでもなく、どこかで際立ちプラスにもなるんだわ。

マイナスな出来事もあれば、その中にも、プラス にもなりそうだ。