同級生に見せたい知らしめたい記事が、幾らページをめくりにめくっても見つからないロッキンオンＪＡＰＡＮ２００２。俺的ロック黄金期（モダンヘヴィネス偏重）に発行されたものなのだけれども、鹿野淳はＢＵＺＺだから違うか？好きなライターだったんだけど…。カラオケの広告とか在って、それに同級生は反応し、俺は即座に、「音響に興味あるの？」と、訊く。体育館の席に着くと、ベビメタライヴが始まってしまい、 学園祭の様相。なのだけれども、まったくもって盛り上がらない。みんな座ったまんまで、矢張り、理解出来ないか？と俺は嘆く。「好きならもっと前に行けば？ 」と、後ろの女に言われるのだけれども、言われなくとも、ふと気づくと、すぐ目の前でＳＵＭＥＴＡＬが絶唱していた。その後、ファンサービスとして、ＭＯＡＭＥＴＡＬがやって来て、「サインほしいひと？」と、叫ぶのだけれども、「はいはいはいはい…！」と、手を挙げたのは、俺含め２３人ぐらいしかいなかった。間近で見るＭＯＡＭＥＴＡＬは割りと普通の少女で、 サインしてもらうものを渡そうとすると、「山口くんに渡して！」と、言われ、ＴＯＫＩＯの山口達也が会議室用の長テーブルみたいのに肘を突き、その前に置かれた、パイプ椅子に座っていて、蔦屋のベビメタ仕様のＴカードを差し出し、「あの、これにもサイン…！」と、言ったら即座に「ダメ！」と、むげに断られ意気消沈。帰り道、黒ミサ用みたいな格好した連中とすれ違い、俺もあの衣装 を着て来れば良かったな？と、思った。ま、ユングだったら、
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