ボタンは中国原産で古来中国では花王(かおう)と呼び「花」と言えばボタンを指したという。
百家・万花の王などと呼ばれバラが西洋の花の女王ならボタンは東洋の花の女王。
これらが由来して別名には「百花王(ひゃっかおう)」「花神(はなかみ)」「花中の王(かちゅうのおう)」「富貴草(ふうきそう・ふうきぐさ)」などがある。
また、ボタンは美しさの象徴として「立てばシャクヤク座ればボタン」などの故事でも用いられる。
中国から日本へ持ち込んだのは弘法大師と言われていて平安時代には日本でも栽培され万葉集にも登場する。
開花時期は、4月から5月と寒牡丹は10月から11月。
花の色は、赤・桃色・黄色・橙色・青・紫・白・複色。
花もちは3日から5日程度。
季語は花芽が春、花が夏、寒牡丹は冬となる。
花言葉は、
「はじらい」
「富貴」
「高貴」
「壮麗」
「王者の風格」
「風格」
「人見知り」
ボタンは大輪の花を咲かせ豪華なイメージ。
大きな葉っぱの上に花が咲いているため少々の風なら大きく揺れることがない。
その大きさのおかげで一般的なデジタル一眼のキットレンズでも十分大写しできる。
ただ、花びらのいたみは速い。
写真に納めるときに気を付けるたいのは開花して間もない花びらが綺麗かどうか。
開花してからの花もちはせいぜい5日程度なので毎日のように観察できるところに咲いていると良い条件で撮りやすい花だ。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに5月17日の他の誕生花にはチューリップ(黄)・フクシア・カーネーション(斑)・ライラック・エキザカム・オオムギ・カーネーション・ジャガイモ・シラン・チューリップ・チューリップ(黄)・ブルースター・ホルデュウム・ミカン・ロベリアがある。
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