近所でハナアロエが咲き始めた。
ハナアロエの開花時期は書籍上では4月から11月頃となっているが近所のものはだいたい7月から秋ごろまで見られる。
アロエと同じユリ科 (ツルボラン科)で多肉植物の様に葉に厚みがある。
まぁ厚みがあると言っても葉っぱは断面が丸く細長くて中が詰まっているといった感じ。
ところで、この花 一輪は1cm前後と小さめ。
さらに草丈40cmほどの細い茎の頂上付近に集まって放射状に咲くので少しの風でも揺れやすい。
例年なら三脚を据えて風が止んだ時にピントを合わせてリモートレリーズを使って撮るのが流儀。
でも、今年は風が強く、しかも吹かない日が無いのではないかと思えるほど。
こんなに花撮人(はなぬすびと)なかせな年も少ないのではないかと感じる。
手ブレしやすい体質(?)なのに今年の花の撮影は ほぼ手持ち。
ピントを合わせはレンズのピントは固定して、体を風で揺れる花の動きに合わせて前後左右させて撮ることが多い。
御陰で今年はなかなか満足出来る花撮りが出来ずに難儀している。
[機材:PENTAX K-1+ 1・2・4枚目:タムロンSP AF 90mm F/2.8(モデル72E) 3枚目:PENTAX SMC-A35-105mmF3.5MACRO+接写リングK No.3]
余談
アロエの花は毎年咲くと言うよりなかなか咲かず、咲いた年は不吉と言う言い伝えを聞く。
一方でハナアロエは宿根草で毎年の様に花が咲く。
草丈も低く、花も小さい可憐な植物だが花色の橙とシベの黄色は目を引く鮮やかさだ。
こちらは不吉と言うより愛らしさと元気さを感じさせてくれる。
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