6月末ごろから咲いているサポナリア。
別名はソープワート・シャボンソウ
その別名の通り葉っぱはサポニンと言う物質を含み古来は石鹸として利用されてきたと言う。
石鹸代わりになると言う その葉っぱは対生。
本当に石鹸代わりになるか試したくなり道端のコンクリート構造物の隙間に生えていたものから若葉と古い葉を各々数枚ずつ拝借した。
(個人や公共機関が植えていないと思われるものを採取)
写真上が古い葉 (平均長11cm) で下の方が若葉 (平均長8cm)。
ネットで調べると葉っぱを水に浸して揉むと泡が出るとの事。
試してみると少しだけ泡立つが、その香りは他の植物の葉と対して変わりなく青臭さ満載。
特に古い葉の方が泡立つが、臭いも強め。
一方、若葉の方は臭いは控えめだが泡立ちも穏やか。
肝心の石鹸機能は、試しに香りと照りが強めの「カドヤの純正胡麻油」を手のひらに塗り延ばて ただの水洗いと比較すると、
『意外と落ちる』
丁寧に葉っぱを手のひらや指先指の間に擦りこんでから水で洗い流すとビオレハンドソープ並みとは言わないが臭いに敏感ではない人なら問題ないレベルになる。
これなら震災などの有事の際に石鹸が手に入らないなら手足の汚れを取るくらいならサポナリアは(私なら)使える。
追申
注意点が一つ。
サポナリアが含むサポニンには界面活性作用がありそれが油と水の切り離しに貢献する。
一方で体内に入ると血液中の赤血球を分解してしまうらしい。
故に手洗い程度には使えても誤って服用しないようにしたい。
また傷を負った部分は避けた方が良いかもしれない。
[機材:RICHO WG-4GPS]
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