[写真4枚と動画1本]
源頼朝に由来する的様を写真と動画で紹介。
動画冒頭の案内文字を書き起こし ↓
「的様の由来」
道志村の伝説の一つにこの室久保沢の的が
挙げられる。昔頼朝公が富士の巻狩りの折
この地に標的を造り武道錬成のため矢を射
ったと伝えられる。現在もここより四粁離
れた戸渡には射場として櫓を組んだ場
所があり櫓開戸と呼ばれている。この一ノ
的は涼水が勢いよく流れ落ちており、石英
閃緑岩の一枚岩に鮮やかな三重の的を見る
ことができる。尚二ノ的、三ノ的は埋没し
見ることが出来ない。
平成九年四月 道志村
現在見られる「一の的」は上流の砂防ダムによって守られている。
「一の的」だけでなく下流の滝もいつまでも見られることを祈りたい。
余談
数年前に下流にある的様の滝を撮っていたときのこと。
その日は夏で陽射しは強かった。
かつ蒸し暑い。
晴天だった空がにわかに黒々としてきた。
そして急に土砂降り。
雨は一時間以上続いた。
そのとき私は滝壺の近くに。
滝壺の下流の丸太橋を渡り対岸に渡ろうとしたが諦める。
念の為道路に戻る側の梯子を少し登る。
しばらくしてゴォという音と少し生臭い匂い。
濁流が押し寄せてきてあっという間に橋は飲み込まれた。
そして足元まで水。
水位上昇は1mと言えば極端だがいつもより50cmを超える濁流。
闇雲に動くのは危険とそのまま30分ほど経っただろうか。
豪雨は止んだ。
そして数時間もするといつもの清流に戻る。
的様を流れる川は道志川の支流「室久保川」
本流も富士山からの湧き水が水源のため道志川は年間を通じて清流が続く川。
そんな清流でも対岸へ渡る橋は流されなくなっていた。
いつまでも同じ光景が見られると限らないことを知らされた時。
的様 源頼朝由来の的、的様上流の砂防ダムから下流の滝まで
滝の流れをバックに鐘の音・クラシック音楽と一緒にお楽しみください。
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