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写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

セキレイ・せきれい・鶺鴒

2018-02-25 | 野鳥

セキレイと言えばよく見かけるのはハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイの3種。

その他に日本にはツメナガセキレイ・イワミセキレイ・キガシラセキレイがいるが多くの場合は旅鳥で稀に観測されるようなので関東で見るには前出の3種がほとんどだろう。

そしてセキレイの多くは水辺を好む。

ただ、ハクセキレイは水辺からけっこう離れた場所でも見かけるのに対してキセキレイは湿った場所など少しでも水がある場所を好むように見える。

セグロセキレイはその中間と言ったところ。

図鑑によってはこれらのセキレイには住み分けがあってキセキレイが上流域。

セグロセキレイが中流域。

ハクセキレイが比較的下流域に生息するとある。

一方で、図鑑によっては ほぼ同じ範囲で三種を見ることがあるともされている。

私が住む関東南部は海から数十kmほど内陸に向かったところで周囲に何本か川があるがいずれの場所でも三種が ほぼ同じ場所に見られる。

はて住み分けはどうなっているのか?

全ての川に共通するのが護岸工事がなされていること。

おそらくではあるが営巣するのに護岸工事されている環境周辺がセキレイにとって適しているからではないだろうか。

あまり詳しく記さないがハクセキレイやセグロセキレイは人家を利用することがある。

また三種とも特定の条件がそろった岩場を好むので護岸工事された河川やその周辺に人家があることが彼らにとってメリットがあるのだろう。

野鳥は恐竜の子孫。

6500万年前と言われる恐竜絶滅をしたたかに生きのびてきた生命力があり環境の変化に対応した生物。

愛すべき存在であるとともに生物の先輩でもあるという事だろう。

堅苦しい話になってしまったが、セキレイが住めなくなるような環境になったらいよいよもって人間もおしまいということか?

少しずつ野鳥が見られる場所が減ってきている昨今。

愛すべき存在をいつまでも愛でられる日が続くのを願わずにいられない。

御覧 頂きありがとうございます。



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