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エリカ、8月8日の誕生花について学ぶ

2021-08-08 | 探求:誕生花・花言葉

[写真は4枚]

 

8月8日の誕生花には、

スイレン、ツツジ、アンスリウム、ニチニチソウ、ニチニチソウ(桃色)、

スイートサルタン、アザレア、アザレア(赤)、カカリア、グラジオラス、

クレオメ、クロユリ、コウホネ、コムギ、ゴンフレナ、スイレン、ツツジ、

トロロアオイがある。

 

今回はその中でエリカについて学ぶ。

 

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エリカ、女性の名前を持つ花は8月5日の誕生花

 

エリカの名前はギリシャ語やラテン語で女性の名前が由来。

英名はヒースで荒野を意味する。

学名は、Calluna vulgaris

Callunaはギリシャ語で美しいを意味する「kallos」が由来。

vulgarisは「普通の」を意味する。

 

 

開花時期は10月から4月。

花の色は、白・緑・桃色・赤・黄色・橙色。

ツツジ科で花持ちは10日前後。

樹高30cmから60cmの非耐寒性常緑低木。

 

 

<花言葉>

「孤独な思い」

「博愛」

「孤独」

「謙遜」

「休息」

「心地よい言葉」

 

<シンボル>

「愛」

「情熱」

「激情」

「勇気」

 

<裏シンボル>

「孤独」

「辛抱強さ」

 

 

考察

 

<シンボル>

「愛」

ギリシャ神話で愛と美の女神アフロディーテに捧げられる花。

「情熱」

紅色の花が群生し甘い香りを放つ。

「激情」

ギリシャ神話で大地の母神キュベレに捧げられる赤い花が由来。

キュベレは山・谷・蜂の女神。

女王蜂のように君臨し交わった後にオスを殺す。

「勇気」

スコットランドの伝説に所以がある。

シェトランド島に住むピクト人たちは美味しいエール(ビールの一種)を作っていた。

ある時バイキングが攻めてきてエールの作り方を聞いてきた。

バイキングはある親子を残して島民を皆殺しにした。

残された親の方は子供を殺されてもエールの作り方を教えなかった。

 

<裏シンボル>

「孤独」

エリカ(ヒース)が繁る場所は荒涼とした草原。

その寂しげな風景が由来。

「辛抱強さ」

荒れ地に咲く花であることが由来。

 

まとめ

 

エリカ(ヒース)はギリシャ神話にも登場する。

そのため古来から誕生花として親しまれてきた花。

 

エリカが誕生花として名前を連ねる日付は、

8/5、8/8、9/17、9/28(白のみ)、11/25、12/5、

12/14・12/23・12/26(クリスマスパレード)、1/13(白のみ)、

2/6、2/10、2/15(ジャノメエリカ)、3/1、3/12の15回。

 

開花時期から外れた日付が多いが常緑の植物の共通のシンボルは「不死」

特にエリカは荒涼とした場所でも育つ力強さがあったためと思われる。

誕生花として一番有力な日付は今の所8月5日。

この日は多くの日本の書物でもエリカを誕生花として取り上げている。

 

誕生花について

 

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

 

花言葉について

 

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

 

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

 

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【本日 誕生日の方々へ おめでとうございます】

【また最後まで御覧頂きありがとうございます】

 

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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