[写真は全て2020年のペルセウス座流星群]
延べ三日間・カメラ三台・合計約1万2千枚の撮影で挑んだ今年のペルセウス座流星群。
月明かりがペルセウス座の後から追いかけるように登る光害の悪条件ではあったが何とか数カットは流星が目立つくらいに写っていた。
三日間のいずれの日も夜の始まりは雨か曇りで始まった。
空が晴れ始めたと思っても再び曇るを繰り返す。
夜が深まり晴れが続いたなぁと思っても10℃を切る気温と湿気の多さが星とカメラの間に霞をつくる。
それでも目視で見る星空と流星は美しいと思えたのがよかった。
[以下に流星写真の中の幾枚かを紹介]
ピントがわずかにずれていたり、霞で星がにじんだり、はては赤道着のスイッチを入れ忘れたり。
いろいろ反省点がある撮影だったが先に記した通り目視で見る星空は美しかった。
失敗は「成功の糧」
未完成・不完全は「進歩の種」
ただ、昨今叫ばれる「withコロナ」の時代。
いつ何時、我が身にも。
だからこそ失敗はするも後悔も未練もない人生を送りたいものである。
次の流星群は12月の「ふたご座流星群」、そして年明け早々の「しぶんぎ座流星群」
願わくば来年のペルセウス座流星群もその先の流星群も愛でられたらと思う。
追伸
2020年の「ふたご座流星群」は流星のピークが12月13日(日)深夜から14日(月)未明。
ただし月明かりによる光害のため悪条件。
仕事の関係で撮影は12月12日(土)になりそう。
ふたご座流星群はピークを外すと流星の数が激減することもあり流星を写真に収めるのが難しそうだ。
また、今までの撮影ポイントが水害により向かう道の復旧のめどが立っていないため目視すら危うい状況。
2021年の「しぶんぎ座流星群」は流星のピークが1月3日(日)深夜から4日(月)未明。
こちらも月明かりによる光害がある悪条件。
撮影は年始休みギリギリで3日深夜に狙えそう。
ただ、ふたご座流星群と同様に撮影ポイントへ向かう道が水害により復旧のめどが立っていない。
そして2021年「ペルセウス座流星群」は流星のピークが8月13日の明け方近い4時。
月明かりがないため光害の条件は撮影地次第だがピークを迎える4時は星空を撮るにはかなり明るい。
そんな条件下だが「ふたご座・しぶんぎ座流星群」の新たな撮影ポイントを探し挑みたい。
そして繰り返しになるが、「後悔と未練のない撮影に臨みたい」と思う今日この頃。
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