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ジギタリス、6月26日の誕生花・花言葉を学ぶ

2021-06-26 | 探求:誕生花・花言葉

6月26日の誕生花には、

ガザニア・サギソウ・ケマンソウ・フクシア・ アジサイ・クレマチス(白)・グロリオサ・コレオプシス・ザクロ・ビジョナデシコ・ビヨウヤナギ・ブルーデージー・ヘリコニア・ペンタス・ミヤコワスレ・ライラック・ライラック(白)がある。

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ジギタリス、毒にも薬にもなる妖精の帽子は6月13日の誕生花

学名はDigitalis purpurea

Digitalisはラテン語で指を意味する「digitus」を意味する。

purpureaは花色の代表色である紫に由来する。

別名は多数ありいずれも花姿から連想される「帽子」「指ぬき」「手袋」「鈴」がつくものが多い。

例としては、「狐の手袋」「死人の手袋」「聖母の手袋」「天使の帽子」「天使の指ぬき」「天使の鈴」がある。

原産は、地中海沿岸・ヨーロッパ・中央アジアでゴマノハグサ科(オオバコ科)に分類される。

花言葉は、

「熱愛」

「熱い思いは隠せません」

「不真面目」

「不誠実」

「誠意がない」

シンボルは、

「願望達成」

「華麗」

「神聖な力」

裏シンボルは、

「罰」

「不運」

「ずる賢さ」

考察

ジギタリスは地中海沿岸でギリシャ神話をはじめとし幾つかの神話・伝承に登場する。

そのため古くから誕生花として取り上げられていたものと考えられる。

<ギリシャ神話での花の誕生にまつわる話>

ゼウス(ジュピター)は妻のヘラ(ジュノー)がサイコロ遊びに日々興じていることをよく思っていなかった。

夢中になり過ぎるため仕事をおろそかにしていたためだ。

ある日ヘラがふったサイコロが窓から外に出て地上に落ちた。

ヘラはそこにいたゼウスにサイコロを拾ってもらうように頼む。

ゼウスは他の神々たちが陰口をたたくヘラのサイコロ遊びについて思い出しサイコロを花に変えた。

その花がジギタリス。

この話は花言葉の「不真面目」「不誠実」「誠意がない」へとつながる。

<シンボル>

「願望達成」

心臓病を始めとし様々な病気に効く薬とされた。

それによって病を治す≒願いが叶うが由来。

「華麗」

天を目指して伸びる茎と釣鐘上の花が多数咲くことが由来。

「神聖な力」

ケルトの聖職者が神聖な儀式に用いたことが由来。

<裏シンボル>

「罰」

古代ギリシャでは花の中の斑点が罰の象徴。

「不運」

民間伝承で家の中や庭に植えると不運を運び込む要請が住むと考えられていた。

「ずる賢さ」

妖精が狐の足音がうるさいと思っていた。

そこで獲物を取り損ねた狐にジギタリスの花を足にはめるとよいと騙した逸話が由来。

[まとめ]

天を目指して垂直に伸びる茎と房状に咲く花(総状花序)は同じ時期に咲くタチアオイの小さなライバルのよう。

(特に草丈が1m前後のもの)

ただ、ジギタリスは花の中に斑点や産毛がありそれを可愛らしいと見るか毒々しいと見るかによって持つ印象が異なるだろう。

 

撮影するとき個人的には花(花序)のある位置(高さ)が低めのものが写真映えすると思っている。

ジギタリスは花と一緒に地上付近に伸びる葉っぱを一緒に写しこみたい。

そのとき地上より高い位置に花があるときは間延びしすぎる。

こんなときはたくさんの花が密集していなければ写真映えしない。

 

花言葉やシンボル・裏シンボルを見るとプラスイメージとマイナスイメージのものがおおよそ半々。

この植物が毒にも薬にもなりえることが由縁と思われる。

「良薬口に苦し」

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

を連想させる花である。

これだけを見ても人生に訪れる喜怒哀楽を表せる花と思う。

開花時期は5月から8月

ギリシャ神話を始めとし神話や逸話が多数残っていることから5月・6月あたりの誕生花としてふさわしいと考える。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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カテゴリー 当BLOG カテゴリー 「誕生花」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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