いつもなら逆らってばかりでそのうちにわけのわからない仕返しとも
思える意地悪な案内をされてしまう f-o-q なのですが
今回は完全にNAVIちゃんに up to you!
全くの脳死状態で右左、こんなあたしに誰がした~。
さて東広島の町並みにびっくりしながらも、停まることなく呉へ。
最近我が家の小僧君のトレンドは軍艦です。
新幹線 → 電車 → 蒸気機関車 → 飛行機 → 車
と年齢とともに興味対象は移ってきてますが今は船のようです。
数年前、幼稚園のスケッチブックが車だらけで、先生に向かって
「俺は毎日24時間、車のことばかり考えてるんだ」と吼えていたのも
今は昔、鉄もの好きも、ここまできてしまいました。
今ではミッドウェーやら天一号、はてはサマール沖海戦などと
わけのわからないことを口走って危険な状態です。
そういったものを賛美してはいけないのです。
まずは事実というものをわかってもらわなければ。
で、ミュージアムです。
10分の1大和です。
これがどんな大きさかというと
うむむ。凄いぜ、呉 造船の街。
大戦時の日本の総力を結集したというべきか、
船を造るための機能を効率的に配置したレイアウトになってるし、
予算度外視の恐るべき街づくり。
それでもその先には悲劇が・・・
これは、調査結果を基に再現した海底に眠る今の大和。
宇宙戦艦ヤマトじゃそのまんま着底してるだけのようでしたが
現実はそんな甘い状態ではなかったようです。
真っ二つに折れ、艦橋は船体の下敷きに。惨い限りなのです。
さらに空襲で焼け野原になっていた呉から写したという
8月6日8時15分すぎの恐るべきキノコ雲
35kmも離れた呉から、こんなにはっきりと目にできたとは。
決して繰り返してはならないと思うのです。
日本に程近い先軍政治を標榜する、かのお国において
いまだに固執し続けるものかと思うとどよーんと暗くなります。
つらい記憶が薄らいでいく中、戦後生まれの f-o-q たちでも
未来の子供たちに正しく伝えていかなければならないと思うのです。
続く。
f-o-q