大晦日の夜のこと。
かつては一年の神「歳神」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった。
除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ(really?)、寺では除夜の鐘が撞かれる。
除夜の鐘は108回撞かれる。
一般的には、以下の組み合わせより、
六根(6)×好・悪・平(3)×浄・染(2)×過去・現在・未来(3)=108となることから、
煩悩は108あるとされている。
六根:人に感覚を生じさせ、迷いを与えるもの、眼、耳、鼻、舌、身、意の6つ。
好・悪・平:人間の感情のあり方。好=快感、悪=不快、平=どちらでもない。
浄・染:浄=きれい、染=きたない。
三世:過去・現在・未来や前世・今世・来世を表す。
また、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を足した数が108となり、1年間を表しているとの説もある。
その他、四苦八苦という言葉に由来しているという考え方。
四苦(4×9)+八苦(8×9)が108になることから、煩悩は108あるとされている説。
好・悪・平:人間の感情のあり方。好=快感、悪=不快、平=どちらでもない。
浄・染:浄=きれい、染=きたない。
三世:過去・現在・未来や前世・今世・来世を表す。
また、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を足した数が108となり、1年間を表しているとの説もある。
その他、四苦八苦という言葉に由来しているという考え方。
四苦(4×9)+八苦(8×9)が108になることから、煩悩は108あるとされている説。
足したり掛けたり、とかくこの世には、算数が好きな方が多いですね。
そもそも煩悩とは、自分自身を苦しめる心のこと。
欲が満たされたら苦しまなくて済むのかという問いに対して、仏教では、そんなことはないと考えられています。この考え方を有無同然(うむどうぜん)と言う。
欲が満たされたら苦しまなくて済むのかという問いに対して、仏教では、そんなことはないと考えられています。この考え方を有無同然(うむどうぜん)と言う。
欲しいものが手に入っても人間は幸せになれないという考え方。
お金や美しさ、権力を手に入れても幸せになれるわけではなく、自分の外の環境を変えても幸せにはなれない、ということ。
そのことから、仏教では幸せになれない原因は自分の外にあるのではなく、自分の内側にあると教えられており、自分の内側にあり自分自身を苦しめる心を、煩悩と呼ぶ。
お金や美しさ、権力を手に入れても幸せになれるわけではなく、自分の外の環境を変えても幸せにはなれない、ということ。
そのことから、仏教では幸せになれない原因は自分の外にあるのではなく、自分の内側にあると教えられており、自分の内側にあり自分自身を苦しめる心を、煩悩と呼ぶ。
108個ある煩悩の中で特に人を苦しめる3つの煩悩は、
貪欲(とんよく)、瞋恚(しんい)、愚痴(ぐち)
この3つの煩悩は仏教では「三毒の煩悩」という呼ばれるほど、強力なものとされている。
貪欲:底なしの欲のこと 仏教では欲は満たされることがないと考えられている。
貪欲と聞くとすぐに思い浮かべるのは、饕餮(とうてつ)ですが、「饕」は財産を貪る、
貪欲と聞くとすぐに思い浮かべるのは、饕餮(とうてつ)ですが、「饕」は財産を貪る、
「餮」は食物を貪るの意で、何でも食べる猛獣、という印象から転じて、魔を喰らう、
という考えが生まれ、饕餮(鬼神)は、後代には魔除けの意味を持つようになった。
見出しの饕餮文も強烈な魔除けでしょうか。鬼瓦よろしく怖いほど力は強そうですね。
ぜひ、コロナにも効いてほしい。
瞋恚:怒りのこと。欲が満たされないことで怒りが増幅する。
愚痴:羨ましい気持ちや妬みの気持ち。
話がとびますが、
愚痴:羨ましい気持ちや妬みの気持ち。
話がとびますが、
f-o-q 小僧時代にとらうま級にショックをあたえてくれたのが諸☆大二郎大先生の饕餮文
玄武の奥に怖いそのお顔が。
とにかくこの文様がこびりついて恐ろしくて、調べるとさらに恐ろしくなって・・・繰り返し
以下、神霊の国(神、人と共に在り)が苦手な方は読みとばしてくださいね。
商(殷は卑下した名称、正式には商。商人も商の人の意)の銅鉞は忌まわしい道具だ。
この巨大な刃にかかったのは罪人にあらず、生贄の人間、そして殉死者だった。
古代社会にはよくある話だが、商では政治は「神のご意志」によって運営されていた。亀の甲羅や牛の肩甲骨を焼き、そのとき出来たひび割れの形で占う。骨を炎に入れれば「ボク!」と音を立てて、「卜」の形をしたひび割れが入る。故に「ボク」と読んで占いを意味する、「卜」という漢字が作られた。
これで「吉」の結果が出ればそれでよろしい。しかし「凶」の結果が出来ればどうするか。
そのときは生贄を捧げる。北方から抑留され、奴隷とされていた異民族「羌(きょう:太公望も羌族)」を引き出し、銅の鉞で●を刎ねる。青銅器の切れ味、鉞の柄と刃の装着法を考えれば斬●は難しかったであろうが、●が落ちるのは一瞬だっただろう。
何十何百人もの羌族の●を刎ね、再度占う。「吉」が出なかったら?また羌族を引き出し、●を銅鉞で刎ねる。炎に投じられる牛の骨、亀の甲羅に適切なひび割れが入るまで延々と羌族が引き出される。「吉」がでるころには・・・。
幾千もの奴隷の●と引き換えに神権政治の長として君臨した殷王朝の王が死ぬ。そこでまた銅鉞が振るわれる。地下20メートルの深さにまで掘られた王の陵墓に納められるのは、王の棺に絢爛たる青銅器。そして殉死者としての奴隷。あわれ奴隷達は五体満足な随行は許されず、銅鉞で一人ひとり●を刎ねられてのお供となる。
1976年に発掘された陵墓からは、実に千体以上もの斬●された殉死者が発見された。写真の銅鉞は、一体どれだけの血を吸い、骨を断ち切ったというのだろうか。
これで「吉」の結果が出ればそれでよろしい。しかし「凶」の結果が出来ればどうするか。
そのときは生贄を捧げる。北方から抑留され、奴隷とされていた異民族「羌(きょう:太公望も羌族)」を引き出し、銅の鉞で●を刎ねる。青銅器の切れ味、鉞の柄と刃の装着法を考えれば斬●は難しかったであろうが、●が落ちるのは一瞬だっただろう。
何十何百人もの羌族の●を刎ね、再度占う。「吉」が出なかったら?また羌族を引き出し、●を銅鉞で刎ねる。炎に投じられる牛の骨、亀の甲羅に適切なひび割れが入るまで延々と羌族が引き出される。「吉」がでるころには・・・。
幾千もの奴隷の●と引き換えに神権政治の長として君臨した殷王朝の王が死ぬ。そこでまた銅鉞が振るわれる。地下20メートルの深さにまで掘られた王の陵墓に納められるのは、王の棺に絢爛たる青銅器。そして殉死者としての奴隷。あわれ奴隷達は五体満足な随行は許されず、銅鉞で一人ひとり●を刎ねられてのお供となる。
1976年に発掘された陵墓からは、実に千体以上もの斬●された殉死者が発見された。写真の銅鉞は、一体どれだけの血を吸い、骨を断ち切ったというのだろうか。
商代から周代にかけて饕餮文と呼ばれる模様が青銅器や玉器の修飾に用いられる。
ただし、これらの装飾が当初から饕餮と呼ばれる存在の描写であったという証拠は何もなく、後世に饕餮文と呼ばれているだけであり、「獣面紋」と呼ぶ中国考古学者もいる。
「召卣(西周早期、酒器、BC11~10)」
12月31日の出来事「 はじまり 」
2019年:中国・武漢市で原因不明の肺炎患者の発生が発表。
12月30日 - 原因不明の肺炎について記載された公文書を勤務先の病院で発見した李文亮がWeChatに画像として投稿した。
12月31日 - 世界保健機関 (WHO) へ最初の報告が行われた。
1月 7日 - 原因が新種のコロナウイルスであることを確認。
1月 9日 - 最初の死者が出る。(確認されたというべきか)
1月 25日 - 武漢市在住の30代女性旅行者の感染を確認。クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス号」から香港人男性が下船。
12月31日 - 世界保健機関 (WHO) へ最初の報告が行われた。
1月 7日 - 原因が新種のコロナウイルスであることを確認。
1月 9日 - 最初の死者が出る。(確認されたというべきか)
1月 25日 - 武漢市在住の30代女性旅行者の感染を確認。クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス号」から香港人男性が下船。
以後、
もう3年か、まだ3年か。勘弁してください。ホント
12月31日生まれ「 本ブログ:記念日シリーズの大トリといえばこのお方 」
1962年:俵万智(歌人)
1985年大学を卒業。神奈川県立高校の教員として働きながら発表した『野球ゲーム』で第31回角川短歌賞次席。その奔放で斬新な表現が歌壇の話題をさらった。
1987年発行の歌集『サラダ記念日』は歌集としては異例の大ベストセラー(280万部)となって社会現象を引き起こし、ライトヴァースの旗手として口語短歌の裾野を一気に広げた。
日常会話で使われるカタカナを巧みに使い、親しみやすい歌風は多くの人々の心を掴んだ。
俵万智さんツイートから
「何でもない日の代表だった七月六日だけど、選んでしまうと特別になる」ってこれも歌?
社会現象はとどまることを知らず、
寅さんにまで・・・。行くのか。
受賞歴
1986年 - 『八月の朝』で角川短歌賞受賞。
1987年 - 『サラダ記念日』が280万部のベストセラーに。
1988年 - 『サラダ記念日』で第32回現代歌人協会賞受賞。
1991年 - 第19期国語審議会委員となる。以降第20期、21期と1998年まで。
1996年 - 4月からNHK歌壇の司会。6月から読売新聞の『読売歌壇』の選者となる。
2003年 - 『愛する源氏物語』で紫式部文学賞受賞。
2006年 - 『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞受賞。
2009年 - 第2回『ベストマザー賞』を受賞。
2019年 - 『牧水の恋』で第29回宮日出版大賞特別大賞を受賞。
2021年 - 『未来のサイズ』で第36回詩歌文学館賞、第55回迢空賞を受賞。
2022年 - 2021年度朝日賞を受賞。
受賞歴
1986年 - 『八月の朝』で角川短歌賞受賞。
1987年 - 『サラダ記念日』が280万部のベストセラーに。
1988年 - 『サラダ記念日』で第32回現代歌人協会賞受賞。
1991年 - 第19期国語審議会委員となる。以降第20期、21期と1998年まで。
1996年 - 4月からNHK歌壇の司会。6月から読売新聞の『読売歌壇』の選者となる。
2003年 - 『愛する源氏物語』で紫式部文学賞受賞。
2006年 - 『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞受賞。
2009年 - 第2回『ベストマザー賞』を受賞。
2019年 - 『牧水の恋』で第29回宮日出版大賞特別大賞を受賞。
2021年 - 『未来のサイズ』で第36回詩歌文学館賞、第55回迢空賞を受賞。
2022年 - 2021年度朝日賞を受賞。
そんなおかげで記念日は、大増殖(毎日、毎日、ない日がなかったですね)
12月31日の誕生花:「 檜:不老・不死・不滅、固い友情 」
和名:檜
学名:Chamaecyparis
別名:桧(ヒノキ)、扁柏(ヘンパク)
檜は、火がつきやすい木で、キリモミ式と呼ばれる火おこしで、檜が使われていたほど。
そのため、「火の木」と呼ばれるようになり、これが檜(ひのき)に変わったのが由来。
昔から「法隆寺の塔」のような高級建築材に使われている。
現在でも、芳香の良い高級材として風呂材や屋根材、造作材、建具材、家具材に
使われるとともに、リラックス効果のある精油成分「ヒノキチオール」が採取される。
葉に殺菌効果があり彩りやクッション、水分補給のため松茸や干物などの食品の下に敷かれる。
何といっても、ヒノキと言えば、「檜舞台に立つ」という言葉があるほど、
何といっても、ヒノキと言えば、「檜舞台に立つ」という言葉があるほど、
歌舞・能楽・演劇、大劇場などの格式のある晴れ舞台の建材にされるのは、
強度があることに加え、芳香が演者にリラックス効果を与えるからともいわれる。
また法隆寺に使われている檜は、1,300年以上経った現在でも、
また法隆寺に使われている檜は、1,300年以上経った現在でも、
建築当時と大きく変わらない強度があるため、檜の木材としての特性を表現した言葉が、
檜の花言葉「不老」や「不死」や「不滅」とされている。
4つめの「固い友情」は、細長い檜の葉は、非常に多く枝分かれしている。
この多くの葉が、どこを辿っても繋がっている様は、
まるで人間関係の切っても切れない友情のようなもの。
そのため、檜の葉の花言葉は、「固い友情」という言葉になった。
断固たる友情。そんな関係を持つ唯一無二の存在、そんな友人に贈りたい言葉ですね。
断固たる友情。そんな関係を持つ唯一無二の存在、そんな友人に贈りたい言葉ですね。
シリーズラストの365回目でした。
日記どころか手帳も途中 の f-o-q、よく続いたもんだなぁ。
唯一なかった閏年のあの日が、我が家で一番重要な記念日だったりするわけですが・・・。
では、不定期に戻ります。
おつきあいいただいた皆様、ありがとうございました。 f-o-q
おつきあいいただいた皆様、ありがとうございました。 f-o-q
快便の為に用を足す際、
腹式呼吸を108回行ってます(笑)。
連投お疲れさまでした、また有難うございました。
非常に面白く為になったり懐かしかったりする
本ブログでコメントするのが私だけというのも
こちらが単なるKY出来ないだけなのか、
他の訪問者がおとなしくて思慮深い方ばかりなのかと思ってました。
前者なら好き勝手のコメントお許しを。
不定期のアップをお待ちしております。
旧年中はありがとうございました。
しんどかったですが、自分自身の心の奥底の消えそうな記憶を手繰り寄せてつなげることができたかなぁ、とやってよかったと思えましたが、なにひとりごと言ってんだ?思われても仕方なかったかもしれませんね。
こちらからもお邪魔することがあると思いますのでよろしくお願いします。
2023年です
今年も宜しくね♬
今日は早くベットに入って寝ます
外は吹雪やってますよ
明日は燃えないゴミの日
休みでガッカリしてます(◎_◎;)
ブログいつも楽しみにしております。
当方、雪を見ることが稀なところに住んでいるため、生活の場としての驚異をひしひしと感じてます。すごいですねって、すみません、あまりにわからんちんの感想で。
とはいえ、学生時代のバイトでは、積雪4m超のスキー場のロッジで、朝一番の雪かきと、乾燥室への階段づくりをしたりしてました。
本年もよろしくお願いします。