世界自然遺産「屋久島探索」
鹿児島空港から小型飛行機に乗り継ぎ30分で屋久島空港に到着。
屋久島は年間降水量10000ml 一年のほとんどが雨で晴れの日は少ないと聞いていました。
世界遺産に登録されてからは、多くの観光客が訪れて、登山者でごった返しているとTVで報道されていました。
雨具の用意と人ごみを想像していきましたが、以外やお天気にも恵まれ、行く先々では、人もまばらで静かな屋久島を探索することができました。ゴールデンウイーク前なのがよかったようです。
「もののけ姫」の舞台となった苔むす幽玄の世界を歩きました。
白谷雲水峡 「飛流おとし」
樹齢3000年「弥生杉」
岩盤の隙間に根を張り土はごくわずか。過酷な環境が長寿の秘訣とガイドさんの説明。
「屋久鹿」のお出迎え
「お山の大将」
人に慣れているので、道路まで家族で出てきます。
「大川の滝」おおこのたき
屋久島で最大級の滝 落差88Mで大迫力。
「千尋滝」せんぴろたき
巨大花崗岩の一枚岩がV字型になった落差60Mの滝。
「トローキの滝」
太平洋の海に、そのまま流れ落ちる珍しい滝。
「紀元杉」
樹齢3000年 雷に打たれて、上部は折れて背は低くなっています。途方もなく長い年月の間に杉のコケ部分に樹木の種が着床して、芽が出て育っています。なんとその数21種類。
島の周囲を約2時間半で一回り。道路が整備されていて車で近くまで行くことが出来登山経験がなくても山の中を歩くことが可能でした。
更に屋久島の中央部には樹齢7200年と言われる「縄文杉」があります。幹は樹液を多く含み、こぶが出来ゴツゴツしています。ここに到達するには本格的な登山の準備をして登る必要があります。
岩が隆起して出来た山々は変わった形を造っていて、イメージしていた屋久島とは違っていました。
樹齢100年までは地杉 樹齢1000年で小杉
樹齢1000年以上でやっと屋久杉と呼ばれるそうです。
悠久の時間を感じた旅でした。