今日発売の文藝春秋7月号、プーチンと闘っている元オルガリヒ、ミハイル・ホドルコフスキーのインタビューが注目だ。
全部は紹介できないが最もに興味深いのは、プーチン失脚の可能性や核使用についての見立てだ。
彼のこの見立てが当たってほしい。
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.........これに対して、軍や FS Bは一枚岩とはいえないところがある。今回の戦争について一部が異論を持っているのは確かだ。彼らはいまのところ表立ってプーチンに歯向かってはいないが、戦争に負ければ状況が一変し、軍や情報機関員が自由に発言するようになるかも....
.....国際社会が気にしているのは「核」だろう。ロシアの敗色が濃厚になり、プーチンが追い詰められたら核兵器を使う恐れが出てくる、と見る向きがある。 だが、私はその可能性は低いと見ている。核攻撃の決定を下すのはプーチン、国防相のセルゲイ・ショイグ、ロシア軍参謀総長のワレリー・ゲラシモフだが、実際にミサイルを発射させるのは軍の将軍たちだ。プーチンの命令から発射までは三つか四つの段階を踏むことになる。しかしプーチンが戦争に負けつつあると分かっている状況で、将軍たちは人類を滅亡させかねない核ミサイル発射という犯罪行為に出るだろうか.....
......ウクライナで負ければ、プーチンは権力失墜を免れない。私の考えでは、そのような状況になったときにはプーチンは権力を失い、おそらく死を迎えることになる。それがどのような形かは分からない。しかし、確実に彼を待っているのは死....
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