昨日、愛馬キングエルメスがフランスのドーヴィル競馬場でモーリスドゲスト賞に出走。果敢に逃げたもののバテて11着に。厳しい海外遠征となりました。この経験が今後いきてくれればと思います。無事に帰って活躍期待してます。
≪キングエルメス出走結果≫
・キングエルメス モーリスドゲスト賞 11着
8月7日(日)ドーヴィル2R モーリスドゲスト賞(G1) 芝1300m 57坂井瑠星騎手
スタートを決めて積極果敢にハナに立ち、レースを引っ張っていきましたが、残り300mを切って馬群にのみ込まれてしまい、結果11着での入線となっています。
「ゲートもスタートも速かったですから、スピードの違いでもう行くしかないと。やりたい競馬が出来て、最後も反応はしていました。状態はすごく良かったですし、前走よりもよく頑張ってくれたのではないかと思います。強い馬たちと競馬をしたこの経験は、今後に活かせると思います」(坂井騎手)
「フランスの競馬はテンが遅いのに対して、本馬はスピードがありますので自然とハナへ。今日の馬場は雨も降らず時計も出ていましたので、日本馬向きだったと思います。馬は一生懸命に走ってきたような上がりでしたからね。本当に頑張ってくれました。褒めてあげたいと思います。まだ3歳馬ですし、この経験を必ずや今後に活かさないといけません。いつもサポート、応援していただき、本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。会員の皆様へ、僕ら厩務員スタッフの気持ちとしてお伝えします」(荒木助手)
「馬の状態が良かったため勝負に行きましたが、正直に言って、このクラスではまだ力が足りなかったと認めざるをえない結果でした。前走よりは走ってくれていたものの、直線競馬で息の入れ方が難しかったようにも思います。ただ何より、今回の遠征を通して馬が成長しているのを感じていますので、これを日本に帰って活かさないといけない。そこからの勝負だと思っています。応援していただいていたのに結果を出せず、非常に悔しいですし、残念です」(矢作調教師)
◆ゲートの出が速く、ペースを作る競馬に徹する形となりましたが、勝ち馬たちの目標にされてしまったこと、また直線競馬の難しさも影響したのでしょうか。残り300mを過ぎたあたりから徐々に脚色が鈍り、着外に敗れてしまいました。なお、「ひとまず脚元等、上がりに問題はありません」と荒木助手。今回の欧州遠征で結果を残すことはできませんでしたが、この貴重な経験は必ずや糧となるはずで、今後ひと回り成長した姿を見せてくれるものと思われます。(HTC)