ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

The Girl from Ipanema performed by Rigmor Gustafsson and Tina Ahlin

2014-12-07 19:00:26 | Girl from Ipanema
Rigmor GustafssonはSwedenで人気を誇る女性ボーカリストの1人で、2003年に発売された I Will Wait For You、続く2004年に発売されたClose To You – Celebrating Dionne Warwickでファンになった。後者は数あるバート・バカラック作品集の中でも極上の部類に入る出来栄えだ。

本日紹介するのは2006年12月にテレビ放映されたRigmorとTina Ahlin(ピアノ)によるGirl From Ipanemaで、彼女がギターを弾き語っている姿はこのビデオで初めて観た。Rigmorファン(日本に何人いるのだろう?)は必見の内容だと思う。



Rigmor Gustafssonオフィシャルサイト


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Mas Que Nada performed by Shigeko Suzuki

2014-12-07 01:04:37 | Mas Que Nada

この世には数え切れないほどのMas Que Nadaカバーが存在している。しかも世界のどこかでこの瞬間にも誰かがレコーディングしていたり、ライブで客席を沸かせていることだろう。そして、ほとんどのミュージシャンがMas Que Nadaという曲をピアノとパーカッションで躍動的にアレンジして楽しませてくれる。それがミュージシャン側の定石だからだし、リスナー側だってそれを期待している。

鈴木重子のデビュー10周年にして10作目となるサイレント・ストーリーズは、そのMas Que Nadaで始まる。この作品で表現されるMas Que Nadaは他のカバーとは一味違う。骨太のパーカッションに導かれて入って来る彼女のウィスパリングボイスは、アルバムのタイトルが表わす通り、静かに水墨画にような物語を紡いでいるかのようだ。

バックではベテランのFebian Reza Pane(フェビアン・レザ・パネ)のピアノがお馴染みのメロディーを小気味良く奏で、途中で入ってくるビリンバウも音楽空間を効果的に拡げている。淡々と全員で書き上げたモノクロの物語は、金子飛鳥のヴァイオリンソロが始まった瞬間、風景がさっとカラーに変わる。

夢の中で浮遊しているような、不思議なMas Que Nadaなのだ。

作品の詳細はこちらから。


サイレント・ストーリーズ

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