ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

18年 伝説的なブラジリアン・ジャズのリード奏者エクトール・コスチータによる"Desafinado"

2021-09-05 22:00:00 | Desafinado
Desafinado performed by Mauricio Einhorn, Hector Costita and Joseval Paes at TribOz, Rio de Janeiro

エクトール・コスティータは、1934年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、13歳のときに音楽の勉強を始めた。18歳のとき、ラロ・シフリンの影響を受けてサクソフォンを演奏し始める。1954年、シフリンはエクトールに自分のバンドの作曲を依頼した。これが彼のキャリアの始まりとされている。

1950年代後半、エクトールはブラジルに渡り、当地でミュージシャンとしてのキャリアを続け、ブラジル音楽の発展と普及に貢献した。

1960年代は、エクトール・コスティータにとって最高の10年間だったはずだ。彼はジョアン・ドナートとサンバ・トリオを結成した後、1962年に最初のアルバムを録音している。更に1962年から1964年までセルジオ・メンデスとセクステート・ボッサ・リオで演奏していた。 また、ディック・ファルネイ(1962年)、マンフレド・フェスト(1963年)、ルイス・シャヴェス(1963年)とも共演している。1964年には、彼のキャリアの最高傑作ともいえるアルバム「Impacto」をレコーディングしている。

1980年代以降はZimbo Trioが創設したブラジルのポピュラー音楽学校CLAMで教鞭を取って後進の指導にあたっていた。彼こそがブラジル音楽、それもジャズサンバの生きる伝説である。



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シルヴィア・ヴレタマー "The Samba in Me"

2021-09-05 13:00:00 | Female Vocal
The Samba in Me performed by Eva Sylvia Vrethammar



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