祖母の『いとこ煮』…

　今月は何だかバタバタしてあっという間に過ぎたという感じがする…。。。

７月に胃癌で入院していた母側の祖母が、最初の週末に、逝去した。。。８２歳だった…。。。
　いつも、いるのが当たり前だったし、幼い頃は母が働いていた為、姉と私は祖父母に育てられた。。。下の２人の妹も祖母に育てられたので、私達姉妹は、母より祖母と一緒にいる時間が長かったので、正直、今はまだ実感出来ていない…。。。

　ただ、最近、祖母が毎年作っていた『いとこ煮』(祖母は『カボチャと小豆のごった煮』と言っていたので、私は高校生ぐらいまで正式な名前を知らなかった)を、もう食べる事が出来なくなったという事実で、ジワジワと実感せざるを得ない状況である…。。。
　母も毎年、冬至には作るのだけれど、祖母の作った方が、よりカボチャに小豆の味がしみて美味しかった。。。小学生の頃は、冬至だけでなく、私が食べたいと言った時に、カボチャがあればいつも作ってくれていた。。。姉や妹達はあまり食べなかったので、私が一人で鍋ごと抱えて全部たいらげる事もよくあった。。。
　もう祖母の作る『いとこ煮』を食べられなくなるのは、やはり淋しい気がする…。。