StellarHeart 67Ch🌟💙

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今日の成果♪♪♪

2005-03-31 23:27:26 | ファッション&ショッピング♪
今月に入って、久々に街ブラしてきました♪♪♪

とはいえ、行く時JRに乗車してから携帯を家に忘れた事に気が付いた…。。。

お昼前からあちこち見て歩き、帰宅したのは午後8時過ぎてから…。。。

上手い具合に、閉店セールの店や、アウトレットの店、オープンしたばかりの店に立ち寄り、パンツやパンプスなど購入♪♪♪

Childhood’s End ~最終話・エピローグ?~

2005-03-30 19:42:31 | star spiritsシリーズ☆
竜次と洋次は、中学校に入学して間もなく学校の不良達に目をつけられたが、二人だけで全員倒してしまった事から、同学年だけでなく、上級生からも恐れられる存在になってしまっていた。
「あいつら小学時代に、白石北中の風間達と一緒に大瀬にヤキ入れて、大怪我させたんだって…」
「マジでっ…?」
「それに、この学校の不良達も、あの二人にボコられたらしいぞっ…」
「そうそう、あいつらとヘタに関わると、危ないってよっ…」
「でもよ、あいつら、何で逮捕されなかったんだ?」
「それがさ、あいつらの親、かなり金持ちらしくてよ、警察に行って多額の賄賂払ったからじゃないかって噂だぜ…」
他の生徒達は、二人を恐れ、関わり合いにならないよう、避けていた。特に竜次は、この頃になると2m近くまで背が伸びていたので、廊下を歩いているだけで、前から来る生徒達が恐がってよけていた…。

ある土曜日の午後、好美と忍は街中で逢っていた。
ハンバーガーショップで、忍は竜次と洋次の事を話していた。
「…どうやら、とんでもない事になってしまったみたいね…」
竜次と洋次の噂は、好美の耳にも入っていた。好美は、司と同じ白石北中学校に入学していて、司がやりたい放題しているのを見て、何とかしなければと考えていた…。
「…文人君も、二人の噂聞いて、あの時ちゃんと説得して止めていればよかったって、胸を傷めているみたい…」
「あの子だけが悪いワケじゃない…。あたし達も、二人を止められなかった…」
好美と忍も、二人を止められなかった事を、ずっと後悔していた。
「司のヤツ、学校の中だけでなく、街中でも他校の連中とつるんで色々と悪さしてるみたい…。このまま放っておいたら、大変な事になりそうな気が…」
「でも、いくら好美ちゃんが強くても、俺と好美ちゃんの二人だけじゃ限界が…」
「…そう、それなんだよねぇ…。あともう一人ぐらい、誰かケンカに強いのがいれば、何とかなるかもしれないけど…」
好美はそう言うと、ドリンクを飲みながら溜息をついた。
「あっ…!」
その時、忍は何か思い出し、大声を出して立ち上がった。
「ねぇっ、好美ちゃんっ! もしかしたらっ、何とかなるかもっ…♪」
「えっ…?」
忍は、一気にドリンクを飲み干し、少し落ち着いてから、好美の耳元で何か話した。
「…それ、本当なのっ…?」
好美は半信半疑だったが、忍はニコッと笑みを浮かべていた。

夕方、文人はいつものように公園で自主トレをしていた。文人は、竜次を以前のような優しい少年に戻す為、中学生になってからも毎日懸命になって自主トレを続けていたのである。手首と足首に巻き付けたリストバンドも、今では40キロにまで増え、その重さも文人には既に軽いものになっていた。
〈…そろそろ、また増量しないと…〉
公園の樹木に吊るしてある5個目のサンドバッグも、文人が毎日使い込んだおかげですっかりボロボロになっていた。
〈もっと強くなって、竜次君を元に戻さないとっ…〉
文人はサンドバッグに、何度も突き刺すような鋭い拳を叩きつけていた。その様子を、好美と忍が物陰から見ていた。
「こないだ、偶然見かけたんだけど…」
「…なるほどねぇ…」
好美は、懸命に自主トレをしている文人を見ながら、何か思いついていた。

翌朝、文人は朝食前に自主トレをしに、いつもの公園に来た。すると、好美と忍が先に来ていた。
「おはよう、文人君♪」
文人は一瞬驚いたが、自主トレの事を知られないよう、平然と振る舞った。
「おはよう、忍君。君が朝早くから珍しいね。君も散歩かい?」
文人は散歩のフリをして、時間をずらしてからまた来ようと思い、家へ帰ろうとした。
「待って…。君がいつもここで自主トレしてる事、俺達もうわかってるから…」
それを聞いて、文人は思わず振り向いた。
「…二人があんな事になってしまって、君が後悔するのもわかる…。でも、何でも一人で背負い込まないでほしいんだ…。ひと言相談してくれれば、俺や好美ちゃんだって…」
忍は、文人の肩を軽く叩いてそう言った。すると、今まで張りつめていたものが切れたかのように、文人の目から涙が溢れた。
「僕が…、もっと強かったらっ…! だから、もっと強くなって、竜次君をっ…!」
文人は悲痛な表情を浮かべ、サンドバッグに一撃した。その瞬間、サンドバッグが鈍い音を立てて破裂し、中に入っていた砂が辺りに飛び散った。
「…気持ちはわかるけど、君一人だけじゃムリだよ…」
忍がそうなだめると、文人は忍の胸に顔を埋めて、ワッと泣き叫んだ。文人の手を見ると、傷だらけになっていた。
〈ずっと一人で、ここまで頑張ってきたのね…〉
好美は、痛々しくもけなげな文人の姿を見て、決心した。
「あなたがそこまで覚悟を決めてるなら、あたし達も、協力する…」
「…えっ…?」
文人はそれを聞いて、好美を見た。
「俺も…。一人より、誰かと一緒の方が、良い考え浮かぶと思うんだ…」
忍は、文人の涙を拭うと、固く手を握った。そして、好美も。
「かなりキツイ特訓になるけど、大丈夫?」
好美の言葉を聞き、文人は、強い眼差しで二人を見ると、黙ってうなずいた。
その日から、好美達の『猛特訓』が始まった…。


             …To be continude,to the next story…

あと何時間か後に…

2005-03-29 23:52:43 | インフォメ&エンタメ&スポーツ☆
いよいよ、オリジナル小説『Childhood’s End』も最終回…。。。

風間達と一緒に、大瀬に『制裁』を加えた竜次と洋次は、その後、一体、どうなってしまったのか…??? そして、文人や忍、好美の三人は…???


…果たして、本当に、終わってしまうのか…???


それとも…???

パート同士で…

2005-03-28 22:32:52 | 日記&独り言☆
…人手が足りなくて、皆、イライラ…。。。

閉店後、片や外の商品をバックに。もう一方は、ペットボトルの商品を品出しに…。。。

通路を塞がれ、お互いにイライラしていたのがピークに達して、パートの人同士で口論になってしまった…。。。

…忙しいのは、お互い様なんだけどね…。。。

Childhood’s End ~第14話・制裁~

2005-03-28 20:12:11 | star spiritsシリーズ☆
翌日、学校に戻ってから、忍は文人を家まで送り届けた。そして、文人の家の家政婦に事情を説明すると、タクシーを呼んでもらい、文人の父親が勤める大学病院へ連れて行った。レントゲン検査を受けたところ、背中の骨に異常はなかったが、他に異常が現れる可能性があるので、数日ほど『検査入院』する事になった。

一方、竜次と洋次は、大瀬を中学校近くの空き地に呼び出した。
「何だっ? 話があるなら、さっさと…」
苛立っていた大瀬がそう言いかけた時、物陰に潜んでいた不良グループがゾロゾロと出てきて、大瀬の周りを取り囲んだ。
「…きっ、貴様らはっ…!」
「よう、しばらくぶりだな…。俺らが小学生の頃は、散々痛い目に遭わせてくれたよなぁ…」
番長は怒りを抑えた口調で、大瀬に近づくと、襟首をグッと掴んだ。
「こいつらから聞いたんだけど、アンタ、今でも竹刀使って、暴力振るってるんだって? 俺らも、あの頃の礼をしようと、機会を待ってたんだよなぁ…」
司は、持ってきた金属バットを軽く振り上げた。
「貴様らっ、何をするつもりだっ…? 教師に対してこんな事、許されると思っているのかっ…?」
大瀬は、声を震わせながらそう言った。
「アンタが竹刀持って許されてんだったら、俺らが同じ事やっても、問題ねぇよなぁ…?」
そう言うと番長は大瀬を地面に叩きつけた。そして、次の瞬間、百人近くの仲間達が、一斉に大瀬に襲いかかってきた…。
金属バットで殴打する者、空き地にあった鉄パイプを振り回す者、スパイクの付いたシューズで何度も蹴飛ばす者、金具の付いた皮手袋で殴る者…。大瀬に対する暴行は、数時間にも及んだ…。
ある程度番長達が暴行を加えた後、竜次と洋次の順番が回ってきた。
「…たっ、助けてくれーっ…!」
大瀬の顔は、判別が出来ない程腫れ上がっていた。洋次は大瀬の後ろ髪をグイッと掴み、憎しみを込めた表情を浮かべた。
「他のヤツと髪の色が違うだけで、そんなくだらねぇ理由でっ…!」
洋次は、予め持ってきていたカッターナイフで、大瀬の髪を切り落とし、腹部を思い切り蹴った。
「おいおいっ、そりゃ、やり過ぎなんじゃねぇのかぁ~」
司はニヤニヤと笑いながらそう言った。
大瀬は、洋次に丸坊主にされた後、竜次の足元にしがみついて助けを求めた。
「おいっ、原っ! 頼むっ、何とかしてくれっ…!」
それを見て竜次は、深く溜息をついてから、大瀬の腫れ上がった顔をじっと見た。
「…昨晩、関係ない文人まで投げ飛ばしたよな…? 文人にもし何があったら、どう責任取ってくれんだよっ…!」
竜次はそう吐き捨てると、大瀬の頬を蹴飛ばし、司の方を振り向いた。
「…それ、貸してくれませんか…?」
竜次が悪魔のような表情で笑みを浮かべるのを見て、司は思わず背筋がゾッとした。
〈何だ、コイツ…〉
司は黙ったまま、持っていた金属バットを竜次に手渡した。
竜次は、金属バットを振り上げた。その瞬間、竜次の脳裏に、文人の顔が浮かんだ。
〈文人っ…!〉
一瞬、竜次はためらったが、それを打ち消すように大声で叫びながら、大瀬の顔めがけ金属バットを振り下ろした。大瀬は、そのショックで気を失ってしまい、それを見届けてから、皆は空き地から引き上げた。
翌朝、散歩に歩いていた近所の住民に発見されるまで、大瀬はずっと空き地に放置されたままだったのである。救急車で病院に運ばれた際、大瀬は意識不明だった。
1週間後、大瀬は意識を取り戻したが、不良達や竜次達から受けた暴行によって、肋骨や頬骨、鼻骨などを骨折し、全治3ヶ月と診断された。
事件性がある事から、警察が小学校に事情徴収に来た。その際、大瀬が生徒に対し日頃から暴力を振るっていた事、以前いた学校でも多くの生徒が暴力を受け、その『後遺症』で不登校になってしまった生徒が数多くいる事、そして、文人が投げ飛ばされた事を父親が市の『教育委員会』に通報した事により、大瀬の暴力が問題視され、議論を重ねた結果、大瀬は『懲戒免職』となり、教師の資格を剥奪される事となった…。

10月頃、番長は引退近くになって、2年生に引き継がせようと考えていたが、その2年生が何者かに『不意打ち』に遭ってしまい、半年間、意識不明のままになってしまった。その為、仕方なくまだ1年生の司に後を引き継がせる事にした。
そして、3年生が引退した頃から、秩序が狂ってしまっていた。前の番長の頃は、いくら不良とはいえ最低限のルールを守り、一般の生徒には手出ししないようにしていたのが、司が番長になってからというもの、シンナーやカツアゲ、万引き、オヤジ狩り、集団リンチなど『やりたい放題』になっていた。
竜次と洋次は二人とも、大瀬の一件があってから、白石北中学校の不良達とつるむようになってしまっていた…。

Childhood’s End ~第13話・竜次、ブチ切れる~

2005-03-26 12:44:28 | star spiritsシリーズ☆
文人は、大瀬に暴力を受けて青アザだらけになった竜次の腹部を見て、愕然とした。
「これだけじゃない、ここもっ…!」
竜次は更に、腕のアザと脚のアザも見せた。
〈こんなっ…、ひどいっ…!〉
文人はそれらを見て、絶句してしまった。
「…これでわかっただろう? このままだと卒業する前に、アイツの暴力で俺達が殺されてしまうんだっ…! もう、止めないでくれっ…!」
竜次は、悲痛な表情を浮かべ、声を震わせてそう言い残すと、先に部屋へ戻っていってしまった。文人は、ショックのあまり肩を落とし、しばらくその場で涙を流していた。
竜次が部屋に入ろうとドアノブに手をかけた時、後ろから肩を掴まれた。振り向くと、そこには竹刀を持った大瀬の姿があった。
「…何ですかっ?」
竜次がムッとした表情をすると、大瀬はニヤリと笑った。
「原、お前、さっき外で、優等生の津川と抱き合ってたなぁ…。お前達、仲が良いのか?」
〈しまった、コイツ、見てたのかっ…!〉
竜次は、文人と一緒だったところを見られた事を知り、表情が変わった。だが、肩を掴んだ大瀬の手を払いのけ、大瀬をキッと睨んだ。
「友達と仲が良くて、当たり前じゃないですかっ!」
竜次はそう言って、部屋に入ろうとした。だが、大瀬の口から、信じられない言葉が発せられた。
「お前達、ひょっとして、ホモか…?」
それを聞いた瞬間、竜次は、完全にブチ切れた…。

その頃、好美と忍は、洋次を湖畔に連れ出していた。
「洋次、あんたが、大瀬を許せないのは解るっ。以前、あたしの学校にいた頃も、大瀬は理不尽な理由で、生徒に体罰と嫌がらせをしていたっ。でも、風間と手を組むのだけは、絶対やめた方がいいっ。風間は、小学時代から腹黒いヤツだし、今回の事で借りを作ってしまったら、きっと後悔するっ…」
「…だからって、俺達が我慢しろって言うのかっ…?」
洋次はそう言うと、着ていたTシャツを脱いで、好美と忍に見せた。上半身だけでも、かなりの青アザがあった…。
「よく見ろよっ…! 俺達が毎日どんな目に遭ってるかっ…!」
好美と忍は、洋次の青アザの多さに愕然とした。思っていた以上に、大瀬の暴力はエスカレートしていたのである。
〈…ここまで、ひどかったのかっ…!〉
「大瀬に恨みを持ってるやつらと一緒にっ、天罰を与えてやるんだっ、何が悪いんだっ…!」
その言葉を聞き、好美は、今洋次に何を言っても理解しないと判断した。
「…そう? だったら、勝手にすればいいっ…!」
「好美ちゃん、そんなっ…! ちょっと、洋次も待ってっ…!」
洋次が先にホテルへ戻ろうとするので、忍が慌てて引き止めようとした。だが、好美は忍の腕を掴み、首を横に振った。
「…あんたが、あの暴力教師にヤキ入れたいんだったら、好きにするがいいっ…! ただ、これだけは言っておくっ…! 一時の恨みや憎しみを晴らす為に人を傷付けると、後でそれが自分にはね返ってくるんだよっ…! それに、風間達と一緒につるんで、アイツらの正体がわかってから後悔しても、その時はもう、遅いんだよっ…!」
好美は、洋次に聞こえるように言い放つと、忍と一緒にその場を立ち去った。
〈アイツにヤキ入れられるんだったら、悪魔とだろうが、手を組んでやるっ…!〉
洋次は、好美がどういう意味で言い放ったのか、この時まだわかっていなかった…。

好美と忍がホテルに戻ると、大変な騒ぎになっていた。竜次と大瀬が、部屋の前で『取っ組み合い』をしていたのである。
文人が自分の部屋に戻る途中、偶然それを見てしまい、二人を止めに入ったのであるが、大瀬に投げ飛ばされてしまい、気を失ってしまった。ちょうどそれを、後からホテルに戻ってきた洋次が見て、竜次に加勢したのである。
好美と忍は、三人を取り囲んで見ていた生徒をかき分け、中に入った。そして、忍は、気を失ったままの文人を背負い、急いで保健医のところへ連れて行った。
「ちょっと、あんた達何やってんのよっ…!」
好美は、とっさに大瀬の腕を掴むと、『一本背負い』をかけて壁に叩きつけてしまった。
「あっ…」
大瀬は頭を強く打ったらしく、後頭部を抑えながら、フラフラしながら立ち上がった。
「貴様っ…、教師に向かって、何て事するんだっ…!」
大瀬は竹刀を握りしめると、好美めがけて振り下ろそうとした。だが、好美は竹刀をガッチリ掴み、大瀬から奪い取ると、遠くへ放り投げた。
「いくら教師だからって、容赦しないよっ!」
好美は、強い眼差しで大瀬を睨みつけた。ちょうどそこへ、忍と一緒に引率で来ていた他のクラスの教師達が駆けつけた。
「貴様、確か、俺が前にいた白石北小学校の生徒だったな…? いいか、このままで済むと思うなっ! 覚えとけっ…!」
大瀬は、好美に投げ飛ばされたのが余程悔しかったのか、その場を立ち去る時、キッと睨みつけた。それを見て好美は、べっと舌を出した。
〈このクソ生意気な~っ…!〉
大瀬は持っていた竹刀で壁を叩きつけると、怒りをあらわにして部屋へ戻っていった。

大瀬に投げ飛ばされ、気を失っていた文人は、数時間ぐらい経ってから目を覚ました。
「一体、何があったの…?」
忍がそう訊いてくると、文人は突然、ポロポロッと涙を流した。
「…部屋に戻ろうとしたら、竜次君とあの暴力教師がケンカしてて…。僕が止めに入ろうとしたら、投げ飛ばされて…」
文人は、投げ飛ばされた際、背中を強く打ったらしく、起き上がった時、背中を押さえていた。
「大丈夫っ…? 保健の先生、呼んで来ようかっ?」
忍は、慌てて保健医を呼びに行った。忍と入れ違いに、竜次が部屋に入ってきた。
「文人…」
竜次は、文人が背中を押さえて痛がっていたので、すぐにTシャツをめくった。
「強く打ったのかっ…?」
「うん…」
竜次は文人の背中の骨にヒビが入っていないか、丹念に触診した。
「背中が赤く腫れてるけど、変なアザとかないから骨は異常ないみたいだな。一晩背中を冷やせば大丈夫だと思うけど、保健の先生に診てもらって、心配だったら明日病院でも検査受けた方がいいかもな…」
竜次は、文人をゆっくり仰向けに寝かせると、ホテルのタオルを水で濡らし、文人の背中を冷やした。その時、忍が保健医を連れて戻ってきたので、竜次は自分の部屋へ戻った。
〈あの野郎っ…! 絶対許さんっ…!〉
竜次は、文人にまで危害を加えた大瀬に対し『憎しみ』を増大させていった…。