2021 薔薇②

『KIZUNA』新苗で迎えて９年目

ヒョロヒョロとした頼り無げな１年目はうどん粉病・黒点病で

葉がなくなるほどでしたがすっかり我が家の環境に慣れたようです。

花もちが良いので長く楽しむことができました。

 

 

 

 

雨に濡れても美しい～

 

我が家では一番開花が遅い「サンテグジュペリ」

 

 

蕾がふっくらと膨らんだ頃に雨に濡れ続け

外側の花びらが雨でくっついて開けずにいる蕾が多く

手が届くところはそ～っと外側を取り除いて咲かせています。

 

 

クレマチス「流星」と遅咲きの「サンテグジュペリ」

タイミングよく一緒に咲いています。

 

 

１０年目の「ジュードジオブスキュア」

ベーサルシュートがなかなかでなくって１本立ちでなんとか頑張ってます。

冬に思い切ってげんこつ剪定をしようか迷っていましたが

もう１年様子を見ることにして中途半端な強剪定

 

 

香りを楽しみたいのに降り続いた雨でボーリング気味

 

ジュードと同じように調子の悪い「ジュビリーセレブレーション」

 

 

花だけをUPで見ると調子を崩しているとは思えないけれど

全体的には弱々しく勢いがなくなってきました。

 

株だけを見れが元気いっぱいの「ノヴァーリス」

 

 

春先の激しい気温差で小さな蕾や新芽が枯れこんでガッカリ

その後に伸びた枝先にやっと蕾が現れたと思ったら

今度は蕾の半分が食べられてそこにアリがびっしり

（蕾の先が黒くなっているのはアリが集まっている）

虫に食い荒らされ雨に濡れて茶色く変色

春の開花はいつ？

耐病性があって黒点病で葉を落とすこともなく丈夫な薔薇でも

虫と天候には勝てません。

 

過去の画像で…

 

 

 

今年の開花を首を長～くして待っているところです。

 

玄関先の雨のかからないところで過ごしていた「ボレロ」

お天気が続いたときにしっかり日光浴をさせたら

 

 

グリーンがかった花色にうっすらとピンク（クリーム？）の色が…

長く楽しんできた「ボレロ」ですが

そろそろ２番花に向けて花を摘みます。

2021 薔薇

昨日は前日の雨風で大量に散った花びらの掃除やら

思い切って早めに切り戻しをした四季咲きの薔薇とクレマチス

カットした花は室内で楽しみます。

 

 

沢山の蕾を付けた「シャンテロゼミサト」

昨年まではフェンスに誘引していましたが

今年はコンパクトに切り詰めて仕立て直しをしたので

勢いよく伸ばした枝先にコロンとした蕾がいっぱい

赤黒い蕾の中からふんわりと開き始めた優しいピンクの花

 

 

雨に強い「ブラスバンド」厚めの花弁は雨に濡れても傷みなく咲き続けています。

 

（撮影日　2021.5.13）

 

 

ひらひらとした花びらがとても花もちがよく

「ブプレリウム」とのコラボもいい雰囲気です。

 

花もちの良い「マルクアントンシャルポンティ」

雨に濡れて傷んだ花は取り除きましたがまだまだ楽しめます。

 

 

こちらは「カフェ」とのコラボ

 

 

沢山あった蕾もそろそろ終盤の「カフェ」

 

 

こちらは「スカビオサ・ブルーバルーン」と…

 

 

落ち着いた色合いでしっとりと咲く「あおい」

しなやかな枝咲きにたくさんの花を咲かせるので

雨を含んだ花の重みに耐え切れず折れたりぶら下がったり

 

 

春先に枯れた「ガブリエル」に続いて危なっかしい「しずく」

こんな状態で咲かせたらよくないのに

なんだか最後の花になるかもしれない…と思ったら摘むことができず

咲かせてしまいました。

 

 

薄い花びらですが意外と雨に濡れても傷みが目立たない「しずく」

 

 

危なっかしく思えた「しずく」ですが株元にちっちゃな芽を発見

その後雨のなかベーサルシュートがぐんぐん伸びてきました。

この花を最後に今年は株作りに専念して、ひたすら摘蕾します。

 

雨に濡れると痛みがひどい「ボレロ」は

開花中ずーっと玄関ポーチのなかで雨に濡れないようにしています。

 

 

花もちがよいので長く楽しんでいます。

薔薇 ピエール・ドゥ・ロンサール

しとしと降る梅雨のイメージと大違いの昨日今日の空模様

見頃を迎えている薔薇に容赦なく強風と雨が叩きつけています。

一面に花弁が散っているし鉢薔薇も転がって土が飛び出しているし…

ため息がでるばかり

この悪天候では庭掃除もできないのでゆっくりパソコンの前に腰を据えて

撮りためた画像を整理しながら散る前の薔薇をUPしていきます。

 

今朝ひと通り見回ってみると

強風の中でもまだ枝にしがみついている「ピエール・ドゥ・ロンサール」

 

 

昨年古い枝を整理したのでいつもより寂しいけれど

新しいシュートが元気に伸びだしているので来年に期待

 

 

いつ見ても見惚れる咲き始めの整った顔立ち

 

 

おちょぼ口のような蕾も…かわいいなぁ～

 

 

 

深紅の薔薇「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」

 

 

鉢植えで育てているのでコンパクトに仕立てるつもりが

中途半端にビヨ～ンと伸びて不格好になっています。

強風にあおられてもめげず頑張ってる姿に逞しさを感じます。

 

 

同じクリムゾンレッドでこちらは株が弱って花付きが悪かった

「ウイリアムシェークスピア2000」

 

 

 

「西洋ニワトコ」「コバノズイナ」

西洋ニワトコ・ブラックレースの葉色が淡いピンクの花色を引き立てます。

植えて２年ぐらいは花がなかなか咲かなかったので剪定の時期が悪かったのか？

と思ったりしましたが

神経質にならなくても３年目から次々花を咲かせるようになってきました。

ひと夏でわさわさと茂ってくるので枝透かしが欠かせません。

「コバノズイナ」涼し気な白い花は好きなのですが

最近困っているのは地下茎でこんなところまで…と呆れるぐらいの場所まで

四方八方に地下茎を伸ばしていること。

薔薇の根元からひょっこりと芽が出てきて抜くに抜けない…

どこから出てくるのかわからない。まるでモグラ叩きのように思えてきます。

植えた頃の苗がこんな風になるとは思いませんでした。

斑入りの薔薇

降ったりやんだりの梅雨空

雨水を含んで重そうにうつむいて咲いている色とりどりの薔薇

ジメジメと湿りがちな気持ちも

華やいだ色に救われる気がします。

 

「クレイジートウ」

 

どんよりした空気の中で見ると

この派手な咲き方も周りを明るくしていいかな～

今年は枝数が少なく一枝にひと花

栄養をたっぷり注入されてびっくりするほどの大きさなのです。

手のひらぐらいの大きさに広がってきました。

 

 

 

 

同じ赤と白の斑入りの「センチメンタル」

 

 

 

花の大きさ、咲き方で同じような色合いでも印象が随分違いますね。

 

 

 

花びらが一枚一枚落ちずに　ポトンと落ちていた「センチメンタル」

 

 

 

優しい色合いの「クロードモネ」

 

 

 

ピンクの色が多かったり、クリーム色の方が強く出たり

色の出かたを見るのが楽しみの一つ

 

 

 

 

 

繁殖力の強い「カンパニュラ・アルペンブルー」

清涼感のあるブルーの花色がこれから庭中に広がっていきます。

 

 

３鉢に株分けした「風知草」

昨年までのふんわりと鉢を埋め尽くすようにはいきませんが

カラーリーフのコーナーではこの細長い葉がアクセントになっています。

 

 

 

コボレ種で育った「オルレア」「ジギタリス」

一番手前の「ピンクアナベル」に小さな蕾が見えてきました。

白一色からピンクにバトンタッチされるのはもう少し先

小さな庭にも変化があって庭いじりが楽しいです。

薔薇 バロンジロードラン 真宙

一昨日の雨と風

シャッターに叩きつける風や雨の音がテレビの音をかき消し

はぁ。。。せっかく見頃を迎えている薔薇は今どうなっているんだろう

と心配にはなるけどどうにもならないと諦めさっさと寝ましたが…

翌朝恐る恐る玄関ドアーを開けると意外と鉢が倒れていない

と思ったら門扉まわりの鉢が将棋倒しになって

倒れている薔薇にクレマチスが絡まって簡単に起こせない。

雨が降っているのでクレマチスを引きちぎるようにして離し

やっとそれぞれの場所へ戻しました。

これから咲く蕾がたくさん付いた枝が折れてガッガリでしたが

大事なベーサルシュートが無事だったのはラッキーでした。

 

ここ２～３年調子が悪かった「バロンジロードラン」と「真宙」

冬に思い切って株元まで切り戻した「真宙」

植え替えをした「バロンジロードラン」

昨年よりはちょっと元気を取り戻しているように見えますが

どちらも花数は少なめ

 

 

 

 

たっぷりの花弁に雨を含んで重そうな「真宙」

 

 

 

 

退色した色もいいね。

 

 

元気な時は咲き始めから退色した花のグラデーションが房咲きでとても素敵でしたが

今年はポツポツとしか咲かなかったので見られず残念

我が家ではこの「バロンジロードラン」だけハダニの被害が出やすく

今年は雨の日が多いせいかハダニは大丈夫ですが

黒点病が出始めてきました。

一年の大半をこの薔薇シーズンを楽しみに手入れをしますが

年齢的に徐々にしんどくなってピーク時の半分ぐらいに薔薇を減らしてきました。

 

今年は開花は随分早かったのですが

夏日のような日が続いたと思ったら悪天候が続き

（と言うか…とうとうこんなに早く梅雨入りです）

あっという間に咲いてあっという間に散って

楽しめる日が本当に少なくって残念です。