公園に咲いていたバラ、イエロークイーンエリザベス
後ろに見える赤いバラは、プリンセスミチコ
以前、「エリザべス女王 希望のスピーチ」という番組を観たことがあります。
第二次世界大戦の真っただ中、14歳のエリザベスが疎開している300万人の子どもたちを勇気づけるため、ラジオの放送局から依頼されて行ったスピーチ。
「明日の世界をより良く、より幸せにするのは、私たち子どもたちなのです」とエリザベスは力強く語りかけます。それから隣にいたマーガレットといっしょに「おやすみなさい」といいました。14歳の女の子のシンプルで胸を打つスピーチでした。そしてとてもチャーミングでした。
このスピーチにたくさんの子どもたちが勇気をもらったようです。子どもは大切な宝もの。世界をより良く、より幸せにしてくれる希望。大切にしなくては、大切に見守らなくてはと改めて感じさせてくれたステキなスピーチでした。
『英国王のスピーチ』という映画がありました。吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世とその治療にあたった言語療法士との友情を描いたアカデミー賞で作品賞など4部門を受賞した作品です。このイギリス王ジョージ6世がエリザベスの父。父の努力と苦労を見ていたエリザベスは父の役にたちたいとスピーチをする決意をしたのだと思います。
若き日のエリザベス女王
1952年に25歳で即位してから在位70年であったエリザベス女王。時代の変化に合わせて王室改革を実施し「開かれた王室」として人気も高く、在位期間も歴代で最長。
1975年、来日中に都内をパレードされたエリザベス女王とフィリップ殿下。この時の女王のさわやかな笑顔は今でも忘れられません。
70年という長い在位期間、心労の絶えない日々もおありだったことと思います。
長い間、お疲れさまでした。心よりご冥福をお祈りいたします。
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