エンジョイ・ライフ 『人生楽ありゃ、苦もあるさ!』

「なすべきことをなせ、何があろうとも・・・・・」(トルストイ)

☆保険の豆知識 Vol.57 ☆ 自賠責保険にも対物賠償が欲しい!&北海道の山わさび

2008年03月20日 | Weblog
◇北海道もようやく春の訪れを感じられるように、少しずつ暖かくなってまいりました。
今日、写真に映っている巨大な「山わさび」を牧場の方より頂きました。(ラッキー)。太いところで約8㎝、長さは1mもある山わさびです。
牧場の方も、こんな大きな山わさびはめったに採れないと自慢げでした。(笑)
早速、すって食べようと思います。


◆さて、本題の自賠責保険にも対物賠償があれば絶対に良いと思うのは、私一人だけでしょうか?

自賠責保険は、車検を受ける際に必ず加入させられる強制保険ですが、皆さんご存じのように対人賠償しか補償されません。
よって、相手の車等の財物に損害を与えた場合は、補償が受けることができません。その場合は、個人的に加入している自動車保険(任意保険)の対象となります。しかし、現実は車を持っている皆が加入しているように感じますが、現状は約70%の方しか加入していません。また、自分の車を補償する、車両保険になりますと約35%の方しか加入していないのが現状であります。
そして、自動車保険(任意保険)に加入していない方の大半が、保険料を支払うだけの余裕がない方なので、万が一の時は賠償能力が無い方と言えます。
先日も、車両保険には加入していないお客様より、コンビニの駐車場に止めていたときに車をぶつけられ、相手の方が自動車保険に入っていなかった人でしたので、修理代を支払いに困り、そのお客様だけでなく、修理をしてくれた工場の方にも多大な迷惑がかかりました。
結局、お客様が修理工場に立て替え払いをして、相手に対して請求をしている現状です。もし、自賠責保険に対物賠償がセットされていれば、こんな苦労はしなくても済みます。なぜ、ぶつけられた方が…。
自賠責保険に対物賠償がセットされますと、確かに自賠責保険料を上げなければなりませんが、その分、自動車保険(任意保険)がグッと安くなるはずです。それは、自動車保険の保険料率で一番ウエイトが大きいのが対物賠償でありますから、自賠責保険で補償される対物賠償分が免責金額となるからです。

※国会議員の方へ!被害者救済の立場から創り上げた自賠責保険(強制保険)であるのですから、是非、自賠責保険にも対物賠償をセットできるようにして下さい!※




★皆様の無事故、無災害を心よりお祈り申し上げます。