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野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

薬草にもなるカキドオシ

2019年05月04日 15時56分50秒 | 
野原のすみっこにカキドオシが咲いていた。
名前から予想されるような強い植物にもみえないが、花が終わってから
侵略を開始するらしい。
植物にぱそれぞれの生存と繁殖の戦略があって、面白い。
(2019-04 神奈川県川崎市 野原)




カキドオシ
カキドオシ(垣通し)とは、シソ科の植物の1種。学名はGlechoma hederacea subsp. grandis(シノニムはG. grandis、G. hederacea var. grandis) 。

特徴
日本全土の道端などに自生する多年草。茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。

開花期は春(4 - 5月)。花は葉腋から出て、薄い紫 - 紅紫で斑点がある。

隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている[1]。

利用
全草を乾燥したものは和種・連銭草(れんせんそう)、中国種・金銭草という名で生薬にされ、子供の癇の虫に効くとされる。このことからカントリソウの別名がある[2]。また、ヨーロッパ原産の斑入り種は見た目の美しさから、属名の「グレコマ」という名称で園芸やグランドカバー目的に栽培、販売がされている。

健康食品として
抽出物には血糖値降下作用、体内の脂肪や結石を溶解させる作用があるなどとして漢方薬、ダイエット茶とされることもある。しかし、国立健康・栄養研究所によれば、ヒトでの安全性を証明する十分なデータは不足している[3]としている。また、「過剰摂取をすると胃腸粘膜や腎臓の炎症を引き起こす可能性」、「ワルファリンを成分とする医薬品等との相互作用」、「発作性疾患のある人は使用禁忌」、腎疾患、肝疾患に罹患している人は使用禁忌などの注意が促されている[3]。

一方、マウスやラットによる動物実験で発毛効果[4]、血糖上昇抑制[5]、血圧上昇抑制[6]などの効果があることが報告されている。


カキドオシにはよく似た花があって間違いやすい。
次のページも参照されたい。

野の花:カキドオシ・ムラサキサギゴケ・トキワハゼ・ツタバウンラン
またハーブティーとしても売られているらしい。
健康志向の方に愛されるカキドオシ茶の味や成分って?参照。





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