アレチハナガサという名前はどうしてつけられたのか分からないが、ヤナギハナガサからの類推だろうとも言われている。たしかに園芸種のヤナギハナガサと花の形はそっくりだし、ヤナギハナガサの花なら、花笠と呼ばれても不思議はない。それが荒地でみつけられたからというのである。荒地では群生しているらしい。
(2019-10 東京都 調布野草園)
南アメリカ原産の多年生草本。1967年頃から福岡県や神奈川県で見出され、現在では関東地方以西の市街地の道端、荒れ地や河川敷に大きな群落を作っています。(「帰化植物写真図鑑」より)
天草各地の空き地や道端などいろいろな場所で群落をつくっているのを見かけます。
草丈が高く荒れ地などにたくさん生えているのですが、花が小さくてあまり目立たないので人の目にはつきにくいかと思います。