ため息がでるほどに美しい殿堂入りのパラ「ダブル・ディライト」。芳香と美しさの「二つの喜び」という名前を裏切らない。
(2020-06 東京都 神代植物公園)
昨年の記事はこちら。
優美な花と豊潤な香りの両方を楽しめるバラ「ダブルディライト」(薔薇シリーズ03)
ダブル デライトの詳細
爽やかな柑橘系のフルーツ香です。クリーム色に紅の覆輪、半剣弁高芯咲きの大輪で、開花につれ紅色がのる。花名は「二重の喜び」の、芳香と美しさを指しています。花の美しさは、大袈裟ではなく思わずため息が出るほど。香りも素晴らしく芳香品種の中でも3本の指に入るほど強く香ります。樹形は横張り性で、強健ですが、葉に薬害を生じやすいので薬剤散布時には注意が必要です。1977年にAARS、1985年にWFRS「バラの栄誉の殿堂」入りなど、ほか多数を受賞している名花の一つ。ピースの子孫にあたります。
※基本的に強健ですが、園主の経験上、殺菌剤のダコニールとの相性が悪いような気がします。葉焼けを起こすことが多いので、他の殺菌剤がお勧めです。 (2019/7/19更新)
品種名 ダブル デライト
英語名 Double Delight
系統 ハイブリッドティ
作出年/国 1976年/アメリカ
作出者 Swim,H. & Ellis,A.
香り 強い
開花習性 四季咲き
花形 丸弁高芯咲き 12cm
樹高 1.5m