かつては溝を隠すほどに茂っていたのだろうが
今ではなんとか生き延びているにすぎない。
休耕田の畔で見つけたときには、どこかほっとした。
どこかユキノシタに似たアンバランスな花弁のつき方が特徴的だ。
雑草と言われながら、いつまで生き延びることができるのだろうか
(2019-05 神奈川川崎市 田畑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ff/03d1cfc662191ff0e336e35dc0bfab5f.jpg)
今ではなんとか生き延びているにすぎない。
休耕田の畔で見つけたときには、どこかほっとした。
どこかユキノシタに似たアンバランスな花弁のつき方が特徴的だ。
雑草と言われながら、いつまで生き延びることができるのだろうか
(2019-05 神奈川川崎市 田畑)
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ミゾカクシ
ミゾカクシ (溝隠、Lobelia chinensis)はキキョウ科ミゾカクシ属の雑草。和名は、溝を隠すほど茂ることから付けられた。また、田の畦に筵を敷いたように生える様子からアゼムシロ(畦筵)ともいう。
特徴
湿った場所に生える多年草。茎は細くて横に這い、節ごとに葉をつけ、根を下ろす。
葉は互生、間隔を置いて付き、長さ1-2cmで狭い披針形、葉柄はなく、縁には低い鋸歯がある。葉は黄緑でのっぺりしており、主脈以外は目立たない。
花は6-10月、葉柄から出る花茎は1.5-3cmで立ち上がり、先端に一つ花をつける。花は径1cmほど、唇形花で上二弁と下三弁に分かれ、下三弁はくるりと外へ巻く。花は白から薄い紫を帯びる。
分布と生育環境
日本では北海道から琉球まで分布し、日本国外では中国、インド、マレーシアに分布する。湿地に多く、特に水田周辺ではよく見かける、水田雑草の一つである。
欧米ではグラウンドカバーとして利用される。
漢方薬
中国医学では漢方薬の基本となる50種の薬種の一つである。夏に採取したものを洗浄、乾燥させたものを用いる。腫瘍や毒蛇の咬傷、利尿剤として用いられる。
ミゾカクシ (溝隠、Lobelia chinensis)はキキョウ科ミゾカクシ属の雑草。和名は、溝を隠すほど茂ることから付けられた。また、田の畦に筵を敷いたように生える様子からアゼムシロ(畦筵)ともいう。
特徴
湿った場所に生える多年草。茎は細くて横に這い、節ごとに葉をつけ、根を下ろす。
葉は互生、間隔を置いて付き、長さ1-2cmで狭い披針形、葉柄はなく、縁には低い鋸歯がある。葉は黄緑でのっぺりしており、主脈以外は目立たない。
花は6-10月、葉柄から出る花茎は1.5-3cmで立ち上がり、先端に一つ花をつける。花は径1cmほど、唇形花で上二弁と下三弁に分かれ、下三弁はくるりと外へ巻く。花は白から薄い紫を帯びる。
分布と生育環境
日本では北海道から琉球まで分布し、日本国外では中国、インド、マレーシアに分布する。湿地に多く、特に水田周辺ではよく見かける、水田雑草の一つである。
欧米ではグラウンドカバーとして利用される。
漢方薬
中国医学では漢方薬の基本となる50種の薬種の一つである。夏に採取したものを洗浄、乾燥させたものを用いる。腫瘍や毒蛇の咬傷、利尿剤として用いられる。