白あるいは薄いピンクの地に縦の赤い絞りが入る椿「蝦夷錦」。筒芯の大輪がゆったりと咲く。蝦夷錦と言う名前は、アイヌの民族衣装に刺繍された模様たのことらしい。関東地方で江戸時代から作られている品種である。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
椿 蝦夷錦
学名: Camellia 'Ezonishiki'
開花期: 3月~4月
樹高: 2~5m
栽培敵地: 東北南部以南
白地に赤の鮮やかな縦絞りが入る八重咲き、大輪種です。
関東で江戸時代から作られている古典種です。
樹形は立ち性で性質は強く大きくなると赤やまれに白無地の花を咲かせる枝が出やすい性質があります。
白無地の花は「白蝦夷」 赤無地の花は「赤蝦夷」とも呼ばれ、「白蝦夷」に吹掛け絞りや小絞りが入ったものは 「都の錦 ミヤコノニシキ」、 「赤蝦夷」に白斑がはいったものは 「錦重 ニシキガサネ」 とも呼ばれます。
蝦夷錦(えぞにしき)とはアイヌの民族衣装に刺繍され多模様を言います。