いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

南丹ブロック研修会

2019年02月07日 | 日記

こんばんわ!!(^O^)/
今日の美山は曇り空ながら、暖かい一日。
春の陽射しは望めませんでしたが・・・最高気温は11℃。
午後9時現在でも7℃程です。

今日は、亀岡市の道の駅「ガレリアかめおか」で、京都府農地・水・環境向上対策協議会の「南丹ブロック研修会」に参加。
集落から4名で参加しました。
驚いたのは、府が提示した現在の農業の実態。
ここまで進んでいたのかと驚きました。

まずは、住民の65歳以上が50%以上を占める限界集落。
平成27年現在360集落。京都府には1,684集落有ります。約21.4%を占めています。
これが平成32年(新しい元号で2年)には559集落(約三分の一に当たります)
更に平成27年から20年後。何と半分以上の1,000の集落が限界集落となるそうです。(あくまでも予想です)

一集落辺りの農業人口は平均で約18人。我が集落はそれより少ないと感じています。
府の農業人口は、平成7年に4万8千人でしたが、平成27年では2万4千人余りとほぼ半減。
65歳以上の人数は平成7年の約50%から、平成27年にはおおよそ70%以上。
農業就業者の平均年齢は、何と!!68.7歳。(ちょうど私の年齢でした)

耕作放棄地も平成7年の1,694haから平成27年には3,098haまで、倍近い荒廃地が増えました。

これらの事を我が集落に置き換えても、ほぼ同様の状態です。
農業者の減少は、もはや食い止める事の出来ない状況になっています。
集落の営農が、何処まで守り切れるのか、課題は多いと思っています。

今回の研修で、色々と施策を提示されましたが、何となく魅力に感じなかった研修会でした。