梅雨です。
いや、日本の話じゃなくて、ここフィレンツェです。まるで梅雨みたいです。
今朝も天気予報に反して、青空が見えたので、洗濯する?って思ったのは一瞬。
次の瞬間ものすごい雨・・・
そしてなんと言っても寒いんです。
冬に逆戻り、というより秋が来た見たい・・・
例年じゃ考えられないよ、この寒さ。
一度仕舞った長袖を出して来て着ていますが、いまいち調子が狂うなぁ。
今週末はリベンジでCastello di Sanmezzanoに行く予定なんだけどなぁ。
天気悪かったらやめようかなぁ・・・
なんか忙しくないんだけど、忙しい。(どっちなんだ?)
何が?というわけではないんだけど、微妙にやることが滑り込んできて・・・
落ち着いてブログを書く気になれなかったんだよねぇ。
でもネタが・・・たまりにたまっているので、ちょっと落ち着いて書く事に・・・って実はこのあたりまで午前中に書いて、またここで途切れて夜再開しています。
いやいや、唯一天気が良かった日曜日と月曜日、わたくしちょっくらMilanoまで行っておりました。
そんなことだから忙しいんだよ。
えへっ。
なぜか?
それはDaniel Barenboimの指揮でGötterdämmerung (神々の黄昏)を聞くため~!!
だったのですが、先日もお伝えしたように、バレンムボイムは怪我の為(右足怪我して力が入いらないんだって)、タクトをふれず(なんと5月30日の公演から復活)指揮者は変更になってしまったんですけどね・・・あ~残念。
さて日曜日、前の日の悪天候がうそのようなピーカン。
気温差は確実に10度以上だったね。
土曜日は寒くて、寒くて・・・というからかなり厚着で行ったんだけど、汗かいた。
今、ミラノで興味のある展覧会もないし、日曜日だからどうしようかなぁ・・・と思っていたら、あることが思い浮かんだ。
確かナヴィリオ運河にメルカートが出るはず・・・
そうでした、そうでした
最終日曜日にメルカート。
Porta Genovaの駅で降りてすぐのvia Vigevanoからスタート。
見てくださいよ、この青い空。
これが本来の5月の空でしょう?
この冷たい風なんなの?
メルカートめぐりスタート。
Firenzeでは見かけない楽器屋さん発見。
運河に出ました。
すご~い。ここほぼ真ん中なんだけど、両方にすごい勢いでお店がならんでる。
とりあえず橋を渡ったら・・・
いひひ、おいしそうなもの発見。
ドーナッツだよ~!!
Krapfen
油がいいのかな、すごくあっさり、ふっくらしていておいしいですわ~!
腹ごしらえしてブラブラ再開。
プラスチックのケースに絵の具を出して絵を描くおじさん。
絵になる~
ぷらっとワイン立ち飲みでもいいか。
この3人(羽が正しい)ちょっと気になる・・・
活版印刷の残骸。
今の子供は知らないだろうねぇ・・・
ミニカー
こういうのもFirenzeでは少ないね。
フィアットのチンクエチェント、ジオラマ付きが欲しかった・・・でも1個15€もするじゃん。
ひとまずPorta Ticineseの端までたどり着いた。
ちょっと~この広場に気になるGelateriaが有ったのよ。
あ~悔しい、時間がなくて食べられなかったけど、あれは絶対おいしいはず、と思ったらいま見ていた地球の歩き方に出てたよ。(まぁこいつはあまり信用できないけどね)
ここで反対岸へ行ってUターン
アトリエが集まったアパートの中庭
ステキなランプ
お昼になったので、この日は夜遅くなるとわかっていたので、お昼はしっかり食べないとなぁ、という思いと
せっかくだからどこかお洒落なところで食べたいなぁ・・・という思いでなかなか場所が決まらずブラブラ
最終的にはブランチをやっていたこちらのお店に
私が選んだのは
アボガドとチーズのソースが付いたハンバーガー
これが食べにくいし・・・
FirenzeのLungarno23に比べたら・・・いや、比べてはいけないのじゃ。
ジュースと
タルト
これはちなみにチーズケーキなんだけど・・・う~ん
どこがチーズなんだ???
となりのテーブルでは若いギャル(死語!?)が「このタルト甘すぎる」と言って残していたのを
お父さんがせっせと食べていた。
そしてアメリカンコーヒー
ってこれエスプレッソにお湯入れただけでしょう?
全然香りがしない。
これで14ユーロ
値段は普通だと思うけど、味も悪くはないんだけど、舌の肥えた現在ではどうもねぇ・・・
う~ん、2度と来ないなこの店には。
外に出ると
わぉ、なんだこの天気!
「家の倉庫をひっくり返したんだよ」と子供に説明するのが聞こえた。
なんだろうねぇ、このグラスは?
実は私このくらいの時間から移動を始めないといけなかったんだよね、多分。
それなのに
わ~かわいい。
とか
ブラブラ続けていたもんで、なんとスカラ座に行く時間がぎりぎりに。
途中無賃乗車(ダメよ~)をして何とか開演10分前に到着。
せっかくのスカラ座だからお洒落してこようと思ったに、前日の寒さで結局いつもと同じようなラフな格好。
この天気だったらあのワンピースで来たのに・・・
席はGalleriaだったので、入り口は中央のメインの入り口ではなく、左脇から。
settore3つまり3階か。
上から2番目ね。
それにしても席が狭い!!
隣にフランス人かな、とにかくおしりの大きなおばちゃんが来て、私だって決しておしり小さくないけど隣の人はかなりはみ出してます。
昔の人はみんなこんなにおしり小さかったのかしらん???
とにかく狭い!!
次回はお金を出してもせめてParchiに行かねば、と思うわけです。
さて開演は3時からだったんですが、とにかく長いのよこれ。
ワーグナーの「指輪4部作」の最後”神々の黄昏”はその4作品の中でも一番長い。
トータル4時間半で休憩が入るので6時間ですよ。ながっ!!
タダでさえおしりが痛いって・・・
でもよかったわ~
特にオーケストラ。
スカラ座の専属オーケストラです。
いやいや最後の部分が最高ですよ。
素人だからよく分からないけど、音響は上の方が断然いいんですよね。
ものすごかった。
残念なのは歌手の方がいまいちだったこと。
歌がいまいちだったのもそうだけど・・・
まずう~ん、ワルキューレの時も思ったけどブリュンヒルデって絶世の美女なんだよね?
それがどうしてマツコ・デラックスみたいなごっつい女性なの?
化粧もそれ歌舞伎?みたいに真っ白だったよ・・・
舞台もちょっと今風過ぎて、私は好みじゃないけど、やはりスカラ座だねぇ・・・
ほぼ満席だし。
どうしても最近のMaggioと比較したくなります。
あ~あ
こうして無事9時に終了。
あ~あの最後の音楽はいいねぇ。やはりこういうドラマチックなハッピーエンドで終わらないオペラは最高だねぇ。
あ~指輪シリーズ・・・残りの2作品も見たい!!
この日はMilanoの郊外、Novaraの近くに住む友人の家に泊めてもらった。
途中Novaraで遅い夕食。
ピザなんだけど、生地が全麦ということで体に良さそう・・・って10時過ぎにピザ食べて、体に良いもないよね。
でもやはり胃にやさしかった気がする。
とってもおいしかったです。
実は私ピザって年に2、3回しか食べないんだけど(切り売りは別)この日は前日もピザ。
前日のピザはしょっぱくて残してしまいましたが、これがおいしくて全部食べられました。
てなことで、日曜日は過ぎて行ったのでありました。
ただ、翌日友人が仕事だったこともあり、かねてから一度は行こうと思っていたVarallo(バッラロ)のSacro monte(サクロ・モンテ、日本語だと”聖なる山”)に行ったんですが、そちらの話はまた後日。
ということで、今日も終わっちゃったよ。
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