昨日イタリア映画を観た。
イタリアで最も栄誉のある文学賞ストレーガ賞(Premio Strega)を2017年に受賞した”Le otto montagne”を忠実に映画化したという作品。
山は雄大で美しい、それでいて厳しい。
そして人間は、友は、愛は…
いや~、とにかくもやもやの残る映画だった。
この一言に尽きた。
ところで、「帰れない山」とは対照的な映画、ここには書いてなかったけど、4月にも1本イタリア映画を観た。
逗子にあるcinema Amigo、2月に「泣いても笑っても(Croce e delizia)」を見た時、ここの話はしたが(こちら)、ここはわざわざ行く価値のある映画館だと思う。おすすめ。
「丘の上の本屋さん」なんて可愛げなタイトルになっているけど、これ絶対オリジナルのタイトルを使った方がよかったと思う。
Il diritto alla felicità、「幸せになる権利」だ。
静かなトーンの映画だが、現在の移民問題の根底を浮き彫りにした素晴らしい映画だった。
日本人のあまり知らない、いやもしかして避けているのか、と思わせるような非常に深い問題を静かに描いていて非常に良かった。
イタリア語も簡単なものが多く、非常に分かりやすい。(「帰れない山」は方言がきつい)
GW中は有楽町でイタリア映画祭をやっていたが、特に見たい作品がなかったので、行かなかった。
いや、興味が有ったのは「夜のロケーション」という330分の作品…330分だよ。
https://www.asahi.com/italia/2023/
連休も明日で終わり。
少年から大人になった二人の友情や生活感がよくわかる映画でした。
私はスイスに行ったことがあるので、映画の中で出てきたシーンも思い出しながら見ていました。
ゴールデンウィーク中には富山県に行って、立山に行きました。大阪に帰ってから5月5日には滋賀県の釈迦岳登山をしました。登山をするので、この映画は見に行こうと思っていました。
丘の上の本屋さんの映画も見ました。これもいい映画でしたね。