Festa di Unita d'Italia(イタリア統一150周年記念日)

イタリア統一から150年、今日は150歳の誕生日・・・ということで祝日です。
昨晩、統一後2番目の首都だったFirenzeでは大々的なイベントが行われ、7万人の人が集まりお祝い。
私もいつも通り、一人で徘徊していました。
まるで大晦日の夜みたいでしたよ・・・
その様子は今晩ゆっくりアップするとして、ここでは今朝の街の様子をご紹介します。

さて、昨日最後のメインイベントが12時半から(実際は12時45分くらいだったけど)花火があり、どんなに家が近い私でも家に帰ったのは1時過ぎ、
すごい人で、道がブロックされていたから。
それなのになぜか、5時半に鐘がガンガンなっていた。
それとも寝ぼけていたのかな？

で、10時ごろ、また太鼓とラッパの音が聞こえたのでPiazza Signoriaに行ってみた。

式典をやっているようだけど、見えん・・・
ということで、ブラブラすることにした。
昼のニュースを見たら、国旗の掲揚が行われていたらしい。(写真の右端の)

どこもかしこも三色
"緑は美しい国土、白はアルプスの雪、赤は愛国心とイタリア統一のために流された同国民の血"と言われ
宗教的な意味では"緑は希望、白は信仰、赤は博愛"とも言われる。
その実"緑はバジリコ、白はパスタ、赤はトマト"というのが今のイタリアかなぁ

　
まずアルノ川を渡った。
　
途中信号待ちをしていると向かい側に

かわいい～、ちゃんと車を確認しています。

青空だったのよ。

ここにもかわいい子が。

こんなところにも国旗

Palazzo Pittiの前を通ると

国旗を担いでいる人がいました。

こんな小さな国旗も

ピノキオ？

そして、今日はPiazzale Michelangeloまで行こうと決めていた。
なぜなら今でこそ、Firenze市内を見渡せる観光名所の１つとなったミケランジェロ広場
実はFirenzeが首都となった1865年から6年間の間に作られたもの。
この首都だった期間の間にFirenzeは区画整備をされ、ほぼ現在の形になった。
歴史家の中には、この時期の区画整備によりFirenzeの街は大打撃を受けた、という人もいる。
中世の街が、近代化されたからである。
昔、恩師のL先生の授業で言っていたなぁ・・・と漠然と思い出したもので。

しかし、途中で雨が・・・
傘を持っていなかったので敢え無く断念。

なんか写真がつぶれている気がしませんか？
圧縮したんだけど・・・

こんな国旗？も

仕方なく家のほうへ戻ってきたら調度やっていました。
<!-- Inno nazionale -->


イタリアの国歌を聞くたびに思うけど、国歌って本当に国の特徴が出るなぁ、と。
「君が代」は、日本人の冷静さ、まじめさをよくあらわしていると思う。
Fratello d'Italia,l'Italia s'è desta.
「イタリアの兄弟、イタリアは覚醒する」で始まるイタリアの国歌。
日本もきっと覚醒する。

この子みたいに自分の国を誇りに思うというイタリア人を見ながら、私も思っています。
日本人であることを、日本を誇りに思っています。

色々問題を抱える中、読んでいただいた方ありがとうございます。
少しでも元気をお届けできる話題をお届けできたらと思っています。
Forza Giappone!!